クラシックバレエコスモスの会は、随時、生徒を募集をしております。
無料体験レッスンを行っています。
レッスンクラス、発表会等、詳しいことは、ホームページをご覧ください。
ホームページは昨年12月、リニューアルいたしました。
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お問い合わせは、お気軽にこちらまで。
今月3月26日から28日まで、全国バレエコンクール八王子が開かれます。
コスモスの会では、26日にはMちゃんがジュニアとして、参加。
28日には、Tちゃんがシニアとして参加致します。
名乗りを挙げてから、約4ヵ月後の本番です。
ふたり共に、それぞれのベースで、よく、がんばっています。
ふたりが、いつもの調子で、本番を終えられたら…祈るような気持ちで、
私も、レッスンを見ています。
Mちゃんは、小さい頃から、身体能力が、際立っていました。
今はプレコンクールが盛んです。
バレエシューズの参加も可です。
小さい時に、彼女をプレコンクールに出場させてあげたら、良かったな…今、そう思います。
また、コスモスの会のリーダー的存在のTちゃんは、中学生位から、
良い踊りを踊っていました。
彼女にしか出来ない、真面目な、基本に忠実な、思いきり大きく動く踊りで、
観ている人が気持ちよくなります。努力を重ねた踊りです。
彼女も中学生の時にコンクールへと、私が背中を押してあげたら、
コンクールに出たのでは…と今、思い返しています。
残念ながら、あの頃は、私はコンクールには背を向けていました。
私の先生の所の生徒さん達が、上手く行く時は良いのですが、それに全てを賭けて、
上手く行かない時…周りの者も、保護者の方も、そして、何より、
本人が深く深く傷つきます。
それを見ていた私は、コンクールは避けたいと思っていました。
過去に、私のその姿勢が、ご家庭の方針と合わないと、教室をお辞めになった方も、
ふたり程、いらっしゃいました。
何回も書いて、恐縮ですが、今は辞めてしまいましたある生徒の話です。
小5の時、バレエが好きになり、お母様にこう、話しました。
「お母さん!僕もあのカレンダーの写真のように、ローザンヌの舞台に立つことを夢見て、
レッスンするね!」
その言葉を、お母様から伺い、私の心に強く響き、私は、180度の転換をしたのです。
実際、参加してみて、コンクールから得るものは、本人も、私も大変大きいことに
気が付きました。
しかし、正直に申しますと、私は、コンクール参加は、辛いです。
私の、忙しい過密スケジュールが、更に過密になります。
通常レッスンの後のコンクールレッスンは、夜も遅くなり、
…夜型ではない私には、こたえます。
そして、当日のあの緊張感とプレッシャーは苦しい!
実は、私も、逃げ出したくなります。
当分、コンクールはいやだ…!
しかし今、私の手元には、今年8月の"プレコンクールイン相模原"のご案内が
届いています。
そうです。私は、このプレコンクールにも、希望者があれば、参加させようとしています。
今回のコンクールが終われば、すぐに、コスモスの会の第10会発表会。
それが終われば、5月半ばから、9月のTAC発表会の振り付け、つまり振り移しに入ります。
例年、木曜後半クラスの作品だけは、大変なので、先に振り付けを考えておいたのですが、今年は、全く、手を付けられなかった。
そして、並行して、コスモスでは、7月にケァハウス発表会。
8月にプレコンクール。
少しは、気分転換をしたい!
しかし、自分がのんびりしたりするよりも、
望む方には、各人のバレエの歴史の中に、『コンクール出場』という記念碑を
入れてあげたい!…私は考えます。
そして、私自身も常に、前に進み続けたいと願っています。
3月11日は震災から三年目の当日でしたが、横浜の先生の所に、
体のメンテナンスに行きました。
私のスケジュールや考えを話したら、先生は
「笹本さん、ご自分の楽しみもいれないと、辛くなりますよ !」
と、心配してくださいました。
「楽しみは、詩を読むことです。詩とか、文章を読むのが好きです」
そう答えていました。
「私、生き方を変えたんです。自分中心でなく、自分を捧げて生きていきたいのです。」
と少々照れながら、話したら、先生は、
「今までも、充分にご自分を捧げて、生きていらっしゃいましたよ!」
そう、おっしゃってくださり、思わず、涙が出ました。
MちゃんはTAC木曜後半クラスにも来て、コンクールに備えています。
Tちゃんは試験前日も当日も、レッスンを全く休まず、彼女のコンクールに賭ける
強い想いを感じます。
私は、自分の責任を思い、緊張しています。
可愛いコスモスのお花が描いてあるカードを掲載します。
御言葉が一緒に書かれています。
人がその友のためにいのちを捨てるという、
これよりも大きな愛はだれも持っていません。
ヨハネ 15:13
ちょっとした、思い出があります。
中1の夏休みの宿題に、読書感想文がありました。
母が"日本クオレ物語"という本を買ってくれました。
"クオレ物語"…それは今でもあるのかしら?…心温まる小品を集めた外国の本の翻訳。
小学生の頃読みました。
"日本クオレ物語"とは、"クオレ物語"の日本版です。
私は、その中の、命を賭けて、子供を救った警官の話を選んで感想文を書きました。
母がその話にふさわしい、聖書の言葉を教えてくれました。
だから、多分、国語ではなく聖書(という授業がありました)の宿題だったのでしょう。
その時は、何とも感じませんでしたが、今、改めて読みますと、随分、厳しい、御言葉です。
しかし、今の私の心を表している…
中学生になり、初めて、母から与えられた聖句。
これ以上の愛はない!