ストレスに負けない生き方 | ぽっちゃりスイマー康ちゃんのスズコーティング日記

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ストレスに負けない生き方

~松崎一葉 筑波大学大学院人間総合科学研究科教授~



かつて医療社会学者のアーロン・アントノフスキーが強制収容所から生還した人たちの健康調査を継続的に行ったところ、一部の人たちはとても長生きしたことが分かりました。そしてその人たちは共通して三つの特性を持っていたと報告しています。

1,有意味感
辛いこと、面白みを感じられないことに対しても、意味を見出せる感覚。明日ガス室に送られるかもしれない中でも、自暴自棄にならずに、今日の労働に精をだせること。

2,全体把握感
「ひとまず夜がくればこの過酷な労働も終わりだ」とか「いつかは戦争が終わって解放されることもあるだろう」と思えること。先を見通す力、とも置き換えられるかも知れません。

3,経験的処理可能感
最初はこんなことは絶対にできないと思っても、「そういえばあの時もできないと思ったけど、意外とできたよな。今回もできるんじゃないかな」と思えること。

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私は1,の有意味感が大事だな、と感じます。望まない仕事をやることになっても「将来何かの役に立つかもしれないし」と思って本気で取り組めば、何か前向きな意味が見いだせる気がします。