相談内容

旦那とペット欲しいねって話してて、旦那は子供の頃から犬がいて、私は猫がいての生活だったから欲しくなってね。ただ、今妊娠6ヶ月で調べてたらいろいろ心配になってきて…


我が家には

抱っこ大好き、甘えん坊、人間大好き、同族嫌いな一人っ子タイプなオス猫

がいます。

現在5歳の立派な成猫です。

長女が4歳なので生まれる前からいます。


今回は子供とペットに関して発信したいと思います!




ペットを飼うのに心配なことは?

・動物アレルギー

・動物を介しての人への感染症

・お世話ができるか

・費用

・子供との相性は?


だいたいはこんな感じかな?と思いますが、気になりますよね?

特に妊娠中だと気になります。私も一人目は気にしていました。

ただ、妊娠中も割と普段通りに猫とのスキンシップを楽しんでいました!

我が家は猫を飼っているので猫寄りな内容になることをご了承ください。



一緒に生活するということは

ペットから人への感染症

猫+妊娠中=トキソプラズマ症


って切っても切れないよく見るし聞く問題点だと思います。私も主人もやはりここは気にしました。

ただ、猫を保護していた方が動物病院のスタッフの方だったこともあり、相談できたことで心配が減り割と普段通り過ごせました。


スタッフの方の話では、

猫から人への感染症のほとんどは“時間”が関係していて、排出された猫の糞が24時間経った辺りからが感染しやすくなるため排泄物を早めに撤去することで感染リスクを減らせれる、ということでした。

妊婦に土いじりをさせない方がいいのもこういう関係があるからなのでしょうね。猫の糞…野良猫どこにでもいることを考えたら…そこら中…手洗いも大事です!


そして産婦人科の先生にもお話を聞いたところ、ほとんどの人は抗体を幼少期の砂場遊びや外遊びを通して獲得している、ということでした。が、心配だったのでトキソプラズマの抗体があるかを念の為採血の際に調べてもらいました。妊娠中で猫を飼われていて心配な方はぜひ。

あと、トキソプラズマは猫だけでなく“生肉”からの感染の方が高いので、普段から美味しく安全な焼き加減で食べる習慣が大切ですね☆


以下にペットから人への感染症を紹介します。

トキソプラズマ症

【感染源】猫の糞、土、生肉


Q熱

【感染源】空気中に浮遊する糞(主に猫)


猫ひっかき病

【感染源】猫に引っかかれる、ノミに噛まれる


バスツネラ症

【感染源】犬猫に引っかかれる、噛まれる


皮膚糸状菌症

【感染源】犬猫ウサギや小動物の患部に触る。


サルモネラ症

【感染源】犬猫爬虫類などサルモネラ菌を持つ動物の糞に直接触れて、口に菌が入る。


犬猫回虫症

【感染源】糞が混じった砂やペットの毛に付着した卵が口から入る。


オウム病

【感染源】インコから感染しやすく、鳥の口、羽、糞などにあるクラミジアを吸い込む。


どれもだいたいは発熱、嘔吐、皮膚異常、リンパ節の腫れなどが主な症状です。何か気になったり、思い当たることがあれば受診をしてみてください。


動物アレルギーの有無

こればかりは生まれてからでなければわからないことの1つですよね。

私たちも“もし子供が猫アレルギーを発症したら…”と考えていました。


・部屋はできるかぎり猫の毛が無いように気をつける

・猫トイレは気づいたらすぐに掃除

・猫のノミ・ダニの薬を徹底

・猫を家からは出さない!

・家族に猫アレルギーが出た場合はまずは隔離生活をする。それでもどうしてもダメな場合は親戚や友人に声を掛けたり、里親探しを見つかるまでする、見つからなければ工夫して飼う!


猫を保護していた方にも相談をしながら上記のように決めました。

幸い家族に猫アレルギーがいなかったので楽しく猫との生活を送れていますが、もしも…を考えるのは大事なことです。ペットを飼う前には“もしも”をよく考えて家族で助け合うこと、捨てるなんてしてはいけません!



費用は?

初期費用は何にしてもかかるものです。

私たちはネットの里親募集で3ヶ月の仔猫の状態から家族になりました。

出会いは費用はこれといってかかっていません。

ペットショップからだとかかりますが、個人の自由です!


初期費用としては、

・猫のケージ  10000円弱のもの

・猫トイレ   2000円くらい?

・猫砂(固まるタイプ) 700円くらい?

・猫餌     700円弱のもの

・餌入れ&水入れ 1500円(絵付け体験で作りました)

・爪切りハサミ 700円くらい?

・爪とぎ    1000円くらい

・おもちゃ   あまり買ってはない


迎い入れの時は約15000円くらい入りました。

その後、


・猫キャリー

・去勢手術費

・ワクチン接種費

・ノミ・ダニ薬費


と病院関係の出費がちらほら…

さらに現在までにトイレは3回替えています。今は固まるタイプはやめて砂の下に尿が落ちてシートが吸うタイプを使っています。

というのも、猫には多い“尿路結晶”になり“血尿”をしたことで尿の変化に気付く必要を感じたためです。


といった感じにいろいろと問題が起きては変えて、起きては替えて…

現在は月5000円猫代としてかかっています。


【毎月買うもの】    

・猫シート  800円前後

・猫餌    1000円くらい×2

【2ヶ月に1回】

・猫砂    1000円前後

【半年に1回】

・ノミ・ダニ薬(6個入り)  3000円(ネットにて)


動物病院にもよりますが、始めに通っていた病院は病院内で購入したものでなければダメ!なところでした。それはとても管理され有り難いことですが、費用がかかり過ぎて家計的にはキツかったです。今の病院はそれぞれの家庭の事情があるだろうから、とよっぽどのペットの状態でなければ寛容なところなので薬はネットで買うことで抑えています。動物病院を変えたことで約5000円出費が減りました。


というようにペットと暮らすということは、ペットの用品や病院選び、相性は重要で、近場になければすぐ対処ができなくなります。



子供との相性は…?

これも生まれてからでなければわからないことの1つです。が、あまり聞かないですよね?子供と動物が仲良くないって。

飼い主には微妙でも子供には優しくなるとか、子供と一緒に過ごす姿が癒やされる〜っていう方が聞くくらいなので、私はあまりその辺は気にしていません。

それよりも生まれた時から動物と一緒というのは良い事だと感じています。


【メリット】

・犬や猫関係なく室内で飼われるペットとの距離感や触れ合い方が身に付く。

・お世話を通して“大事にする”ということを自然と学べる。

・お世話を自分の役割の1つとして自分からしようとする。

・家族共通の話題、そして癒やしとなる。


【デメリット】

・体調不良になると子供と一緒に病院通いになり親兼飼い主は大変になる。

・毛が気になる(換毛期は特に)

・人を呼ぶ際、部屋が片付いていても「猫飼っています」という申告をして相手に確認がいる。



今では娘2人は猫大好き!

そして義理の実家には犬がいるので犬も大好き!

先週末に猫は血尿をして膀胱炎の診断で今日まで注射の通院でした。


長女「今日ね、幼稚園で、私、ドキドキしてたの…」


私「なんでドキドキしていたの?」


長女「猫大丈夫かなって…お注射頑張ってって…明日お休みだから一緒に行って頑張れしていい?」


思いやりが育っているなと猫は大変ですが、子供の成長を感じ嬉しく思いました。



この相談をしてきた知人には

子供が生まれてから互いの実家に帰省して子供に犬や猫のアレルギーが無いかを確認してからでもいいと思う

と伝えました。


長女妊娠中には庭先に来た怪我した猫(住み着いてしまい)を保護し妊娠中動物病院に通院、主人も私が入院になった時には里親探しと猫2匹の世話を頑張ってくれていました。保護した猫は避妊手術までをしていたこともあってかいい里親さんと出会い今はとても幸せそうです。

次女妊娠中は庭先で産まれたばかりの仔猫2匹が放置されていて(親猫を待ってみたが来なかった)命の危機を感じ保護して長女と一緒に動物病院通い。大変でした。夜中のミルク、排泄促し…今考えたら良くやれていたと自分を褒めたくなります(笑)

この2匹も今は里親さんと幸せに暮らせています。


そんな妊娠中に切迫早産入院と猫の世話…という大変な生活の経験があるから、知人にはコロナのこともあるしゆっくりと過ごせるように伝えました。


知人からは

「子供が生まれてアレルギー確認してからの方が心配は減るね!今は里親募集のサイトを見るだけにしとく。欲しくなるけどね。でもこの子!って見つけてしまったら…わからないけど」

と返事が来ました。


ペットを迎い入れるタイミングはそれぞれですが、しっかり考えることは面倒と思わずしっかり家族で話し合って決断してほしいですね!