※主人が濃厚接触者になるかならないかで昨日までバタバタしていました。が、濃厚接触者には該当しないということで少しホッとしました。
皆さんも毎日大変ですが、予防対策頑張りましょう(泣)



夜になると、

長女「お話して!」
次女「むかちむかちあるとこに〜して」

と昔話のお願いをされるようになりました。
本は用意せず、私の記憶…を頼りに適当に話します(笑)

ももたろうの話が好きで毎日毎日お願いされるので、

「昔々あるところにおばあさんとおじいさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りへ、おばあさんは川へ洗濯に行きました。おばあさんが洗濯をしていると川上からどんぶらこ〜どんぶらこ〜と大きな大きな桃が流れてきました。「美味しいももやこっちへおいでー」と言うとゆっくりゆっくりおばあさんのところへ桃が流れてきました。おばあさんは桃を家に持って帰りおじいさんと食べようと包丁で切ろうとしたらポンッと桃が2つに割れ中から男の子の赤ちゃんが出てきたのです!」


丁寧に丁寧に話していました。が…

「昔ね、おばあさんが川で洗濯していたら大きな桃が流れてきて、おばあさん持って帰ったの。それをおじいさんと切って食べようとしたら割れて中から男の子が出てきたの!」

いや〜略してしまいました(ー_ー;)



「青年になったももたろうは村人たちが鬼ヶ島の鬼たちに悪さをされ困っている話しを聞き、「おじいさん、おばあさん、私は村人を困らせる鬼を鬼ヶ島へ退治しに行きます」と言って、おばあさんはお腹が空かないように元気が出るようにときび団子を、おじいさんは刀と服を用意してももたろうを応援しました。
しばらく歩くと「ももたろうさん、どこへいくんだワン?」と犬が聞きました。「鬼ヶ島へ鬼退治にいくんだよ」「へ〜すごいな!僕も一緒にいい?」「いいとも!きび団子をあげよう」と犬が仲間になりました。
森に入り歩いていると「ももたろうさん、犬と一緒にどこへ行くんだい?ウキッキー」と猿が聞きました。「鬼ヶ島へ鬼退治にいくんだよ」「へ〜面白そうだな!おいらも着いていってもいいかい?」「いいとも!きび団子をあげよう」猿も仲間になりました。
森を抜け海に向かって歩いていると「ももたろうさん、犬と猿と一緒にどこへ行くの?ケーン」とキジが聞きました。「鬼ヶ島へ鬼退治にいくんだよ」「まあ!私は空を飛べます。お役に立てると思うのでご一緒してもいいかしら?」「いいとも!きび団子をあげよう」キジも仲間になりました。」


が、

「青年になったももたろうは鬼退治に鬼ヶ島へ行くことに決めました。おばあさんはきび団子をおじいさんは刀を用意して、ももたろうは家を後にしました。
しばらくすると一匹の犬に出会い、さらに猿とキジにも出会い、一緒に鬼退治に行くと仲間になったのできび団子をあげ、一緒に鬼ヶ島へ向かいました。」



といった感じにどんどん短く短くしたんです。毎日ももたろうばかり…付き合うのも限界が…

悪いことしたな…良くなかったよね…なんて思っていましたが昨夜、

長女「今日は私がするね!」

と長女がももたろうのお話をしてくれました。
4歳ところどころおかしなところもありますが、私が始めのころに丁寧に話していた内容で、犬や猿、キジのそれぞれのキャラ設定も頑張って違いも出していてびっくりしました。
私は鬼退治の時に、

「「ももたろうさん危ないワン」と犬は鬼に噛みつき、「ももたろうさん危ないウッキー」と猿は鬼を引っかき、「ももたろうさん危ないわケーン」とキジはくちばしで鬼をつつき助けました。そしてももたろうは刀で「やあ!」と鬼に向かっていきももたろうたちは勝利しました」

と話していたので、

長女「ももたろうさん危ないワーンと鬼にガブッとして、ももたろうさん危ないウッキーってカキカキカキーとして、ももたろうさん危ないよーって口でコンコンコンしました。」

私にはできないかわいいももたろうになっていました!
聞くだけじゃなくしっかり自分の言葉で相手に伝えるって事ができるようになっている、と成長に嬉しくなりました。


そして先週から花咲かじいさんのお話もしています。
昨夜すると、今までは聞いているだけだったのに最後に


長女「意地悪爺さんは優しいおじいさんにごめんなさいしないとね。犬可愛そうね。意地悪爺さんも優しいおじいさんになれたらいいね!」

と感想を言ってくれました。
先週から花咲かじいさんを聞いて、気づきがあってそれを私に教えてくれたのはとても嬉しかったです。
それもなかなか的を得ている!


主人に話し二人で
国語の文章問題は大丈夫そうだ
と自分たちより成績が良さそうだと親バカトークをしました(笑)


そして、私が面倒になり短くしていたのもある意味良かったのか、長女も長女なりに大事だと思うワードを残し短く話をするようになりました。
私から長女、長女から次女へ、昔話を通して伝え方を教えてあげられたらと思いました。
…私の国語力…大丈夫かな(^_^;)