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浮世な世界

歴史好きの男子学生が史跡やお城をまったりと紹介するブログです!

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こんばんは


所蔵品紹介その176になります。





↑吉原の躰 菱川師宣筆 17世紀









↑新吉原大門口中之町浮絵根元 奥村政信筆 18世紀


吉原大門付近を描いた作品ですが、建物内を遠近法で表現しているのがおもしろいですね。

とはいえちょっと描写は不自然な感じです。







↑岩井半四郎の藤娘 奥村利信筆 18世紀







↑坂東彦三郎の地紙売り 鳥居清広筆 18世紀







↑尾上菊五郎の舞妓祇園お梶 鳥居清信筆 18世紀


結構好みな彩色表現です(・∀・)







↑雛形若菜の初模様 玉や内しら玉 磯田湖龍斎筆 18世紀







↑雛形若菜の初模様 大えびや内染山 磯田湖龍斎筆 18世紀







↑雛形若菜の初模様 大かなや内白たえ 磯田湖龍斎筆 18世紀







↑雛形若菜の初模様 扇屋内花かづら・たをり・さかり 磯田湖龍斎筆 18世紀


「雛形若菜の初模様」は磯田湖龍斎の代表作で、全部で100枚以上あります。

遊女たちを描いた作品ですが、彼女たちの着ている着物や簪などは、実際に販売されているものなので、一種のファッションカタログとして庶民たちに人気だったようです。



その177に続きます!


今回紹介した作品は6月5日まで展示されています

























こんにちは



「特集:平成27年度新収品展Ⅰ」その3になります。







↑展示会場が第1・第2に分かれているのですが、今回紹介する作品は第2会場に展示されているものになります。







↑菩薩立像 12世紀


かつて興福寺に納められていた「千体観音」の一体といわれています。

しなやかな体躯に衣文線が見事ですね。







↑粉引茶碗 銘・高砂 朝鮮 16~17世紀







↑呉器茶碗 朝鮮 16~17世紀







↑朱漆硯台 16世紀


月日が経つと漆部分が若干禿げてしまいますが、こちらのほうが味わい深くなりますね~







↑オイノコエ 地中海東部 前6世紀~前5世紀


いわゆる香油容器のことです。







↑丸底鉢 地中海東部 前2世紀~前1世紀







↑三足付皿 イラン 10~11世紀


絵付けされている鳥はなんなのか気になります( ´艸`)









↑明月記断簡 藤原定家筆 1211(延暦元)年


1211(延暦元)年7月25日の箇所が断簡として展示されていました。

何が描かれているのかは、ちょっとわからなかったのですが、どういう経緯でこの部分だけ切り取られたのかが気になりますね(調べたら断簡は結構伝世しているようですね)。








↑高松賦 小島宗真筆 1647(正保4)年



今年の新収品は結構東洋世界の作品も多いイメージでしたね。

個人的には戦後の作品があったのも意外でした。


5月29日まで展示されています(第2部が5月31日から始まります)。




こんばんは


「特集:平成27年度新収品展Ⅰ」の続きになります!







↑双龍図 狩野山雪筆 17世紀前半











↑山水図巻 18~19世紀


いわゆる「瀟湘八景」が描かれているのですが、前半と後半で描いた絵師が違うそうです。







↑鳥形瓶 須恵器 6~7世紀







↑片口鉢 丹波焼 17世紀










↑竹雉子蒔絵料紙硯箱 塩見政誠作 19世紀









↑刀 近江大掾忠広 17世紀


キャプションを見ると、この作品の寄贈者は海外の方でした!









↑三宝荒神立像(伝金剛夜叉明王 高村光雲作 19~20世紀


写真で見るよりも実物は小さいのですが、一切手抜きがなく非常に丁寧に彫られていますね。

三光荒神と箱書きされていますが、全く同じ形の金剛夜叉像が善光寺にあり、おそらくそれを見て彫られたものと思われます。


今回の新収品のなかで一番欲しい作品ですね(笑)



その3に続きます!




こんばんは


現在東京国立博物館では「特集:平成27年度新収品Ⅰ」が開催されています!






↑会場内の風景です。


国立博物館では文化活動・調査の一環として毎年文化財や美術品を購入しており(篤志家からの寄贈もあります)、それらを毎年一般公開しています。

今年度は166件(150件が寄贈品で16件が購入品だそうです)の文化財が収蔵され、そのうちの70件が5月17~5月29日まで、5月31日~7月10日に平成館で8件が展示されるようです。


というわけでさっそく紹介したいと思います!





↑蓮華文軒丸瓦 中国 6世紀







↑雲気文軒丸瓦 中国 前3世紀~前1世紀








↑男子立像 キプロス 前6世紀


なんとこちらはイギリスの小説家・サマセット・モームの旧蔵品だそうですΣ(・ω・ノ)ノ!

ちょっと細身の像ですが、口元がわずかに微笑んでいる(アルカイック・スマイル)のがいいですね♪







↑覆い布(プルカリ) 茶木綿地幾何文様刺繍 インド 19世紀末~20世紀前半







↑ワヤン・クリ/クレスノ インドネシア 20世紀後半


ワヤン・クリはインドネシアで伝統的に行われている影絵芝居で、無形文化遺産にも登録されています。

そういえば高校の美術の教科書にも載っていましたね!







↑青磁盤 汝窯 中国 11~12世紀


汝窯は北宋時代に造られた焼き物で、宮廷用に造られました。

そのため徹底した品質管理が行われ、現存する作品は世界で70点ほどだそうです。


そう考えるとこの作品は非常に貴重ですね!!


しかも元は川端康成が所蔵していたとか。

川端康成目利きすぎます( ̄□ ̄;)







↑和歌詠草 徳川斉昭筆 19世紀







↑書状 町田久成筆 1875(明治8)年







↑戴仁抱涴 九鬼隆一筆 1884(明治17)年


上で紹介した町田久成と九鬼隆一はともに東京国立博物館の館長を務めた人物です。







↑風濤騒ぐ 成瀬映山筆 1979(昭和54)年


国立博物館の所蔵品の中では結構新しい作品ですね。



数が多いのでその2に続きます(。・ω・)ノ゙









こんばんは


所蔵品紹介その176です。







↑千鳥蒔絵手箱 13世紀


千鳥の飛ぶさまを表していますが、実に配置がリズミカルですね。







↑菊花紋散蒔絵手箱 16世紀


こちらは菊の花が前面に表されています。









↑蟹琴蒔絵硯箱 17世紀


蟹と琴という組み合わせが面白いですね。

月はよく見ると銀の板で意匠されています。











↑重要美術品 忍蒔絵硯箱 伝本阿弥光悦作 17世紀


蓋の表面をびっしりと金の平蒔絵で表した忍草で埋め尽くしており、相当な手間暇がかかったと思いますね。

これっておそらく今の金額だと軽く数千万円はかかるんでしょうね(((゜д゜;)))













国宝 片輪車蒔絵螺鈿手箱 12世紀


平安時代を代表する工芸品として有名な作品ですね。

よく見ると蒔絵で表された車輪の一部には、青金という技法が使われており、よく見るとわずかに発色が違うのがわかります。

流水を蒔絵で表現しているのも実にすばらしいですね。


手箱と題されていますが、実際は経典などをいえる経箱と考えられており、法隆寺に一時伝わっていたようです。

伝来自体は謎が多い作品ですが、よくここまで綺麗に残っていたと感心するばかりです(・∀・)



その176に続きます。


今回紹介した作品は7月18日まで展示されています