ベテラン助産師さんに聞いた！助産院で出産できた人できなかった人の違い

こんにちは。

横浜鎌倉のお産トラブル予防トレーナー英子こと川崎英治です。

※２０１６年２月１４日より女装セラピスト『英子』として活動しています。

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大きな総合病院でのお産と違い、同じ助産師さんが妊婦さんに寄り添ってくれる助産院でのお産。

自宅のような建物が多くアットホームな雰囲気で畳の上で自由に好きな体位で産めるとあって今とても人気が高くなっています。

出産にご主人や上のお子様が立ちあえるのも当たり前、ご飯も美味しく栄養バランスもばっちりとあっては人気が高まるのも当然ですよね。

ですが、助産院は病院では無いですし助産師さんは医師では無いのでお産に際しての医療行為ができません。

ですので端から助産院で産める条件に外れてしまうと助産院では産む事ができません。

また妊娠経過中に母体や胎児のリスクがわかった際も同様です。

妊娠経過も順調でたとえお産に臨む事が出来た場合でも出産時に異常があれば助産師さんの判断で病院に搬送されます。

受け入れできない妊婦さんも！助産院で出産できる条件とは？（マーチ）

このように医療行為ができない助産院での出産には多少のリスクが伴います。

これまでは初産から助産院を選ばれる人はまれでしたでしょうし、二人目以降のお産で助産院を選ばれる方もそれなりに意識の高いママさんでした。

食や生活にこだわり、暮らし方にも考えを持っているような生き方にこだわりのある方々が多かったように思います。

それがこのところの助産院出産の人気により、そうでない方も増えて来たそうです。

そういった妊婦さんでも特に異常が無ければ助産院の出産に臨むまでは辿り着く事ができます。

そして、いざ出産。

でもなぜかお産の最中に病院搬送になるケースが多々あるのだそうです。

どうしてその妊婦さん達は助産院で産み終える事が出来ず病院へ運ばれるのか？

病院へ搬送されると言う事は助産師さんがこのままでは危険と判断されたからになります。

お産が順調に進まなかったと言う事です。

では助産院で産めた人と産めなかった人の違いはどこにあるのか？

それは妊婦さんの『意識』の違いだそうです。

病院へ搬送された妊婦さん達は助産院なら良いお産ができる、幸せなお産ができるという評判を聞きやって来る事が多いそうです。

『助産師さん達が産ませてくれる』

そういう考えでいるようなのです。

でもお産は自分でするものです。

お腹の赤ちゃんとママさんでするものです。

助産師さん達は全力でサポートしてはくれますが、お産を頑張るのはママさんなのです。

そこをどうも勘違いしているのだとか。

助産院でも産むのは自分だよ、産むにはそれなりの身体でないと大変だよというお話しはされるそうです。

ですがそのような妊婦さんは聞いているようで聞いていない、響いていないのだとか。

身体作りに関しても意識が低く、やっていてもこなしているだけ。

最後まで他力本願なのでいざお産となった時に医療の力を借りないと産み切る事ができないのだそうです。

逆に、この妊婦さん大丈夫かな～と助産師さんがそれまでの経験から心配になるような妊婦さんでもしっかり助産院で産む事ができたそうです。

心も身体も心配になるほどの妊婦さん。

でも意識は『こんな身体でも産んでみせますから』という自分で産むという意識だったそうです。

自力か他力か。

自分で産むんだという自覚と意識があれば、妊娠生活の送り方にも違いが出て来ると思います。

結果、安産にもなりやすくなるでしょう。

そして出産後に得られる達成感や喜びもひときわ大きなものになるかと思います。

お産は他人に産ませてもらうモノではなく、自分で産むモノ。

この意識の違いがお産を分ける事になるようです。

心と身体を整えて臨む事ももちろんですが、自分で産む意識を持つ事。

これこそが今一番妊婦さんに必要とされている事かも知れません。

これからのゆとり世代、悟り世代のお産はどうなるのか助産師さんも大変心配しておられました(^_^;)