リマに2泊して、3日目の朝、空路でインカ帝国の首都だったクスコへ。マチュピチュ観光には必ず通るこの街、海抜3400mに位置します。
クスコの町並み
高山病を避けるため、先に高度の低いマチュピチュ(と言っても2400m)に行って観光を楽しんでから徐々に高度を上げることにしたので、マチュピチュで使う物以外は数日後に滞在する予定のクスコのホテルに置いて行く。
クスコからマチュピチュ村への移動は、マチュピチュ村まで道路が繋がっていないので、列車がメイン。でもクスコ~マチュピチュ村の直通列車は本数が少ないので、マチュピチュ村行きの列車の多くが発着する、オリャンタイタンボという街までタクシーかバスで行きます。ホテルからバス停まで約20分、普通の速度で普通に会話しながら歩くと、息があがる。高度が高いってこういうことか…化粧品のチューブや飲みかけのペットボトルがパンパンに膨れてます。
バスは10人程度が乗れるミニバン、定員になったところで随時出発です。約2時間の道のりで、1人10ヌエボソーレ(ペルーの通貨はヌエボソーレと言い、1USドルは2.8ヌエボソーレってとこなので4ドル弱。ちなみに1.5リットルのミネラルウォーターは5ヌエボソーレくらい)
クスコの街を抜けると、どんどん谷底へと向かいます。
こんな感じの乾燥した土地を下ること約2時間で、列車が発着するオリャンタイタンボに到着。
クスコの周辺は「聖なる谷」と呼ばれていて、オリャンタイタンボを含め、いくつのもインカの遺跡が残っています。途中から乗ってきたフランス人カップルは、何箇所か立ち寄ってきた後で、塩田や遺跡の写真を見せてもらいました(私達は列車の時間があったので、帰りに立ち寄る予定でした。結局行かなかったけど)。
さてオリャンタイタンボに到着。早速こんな人々を発見
私の頭の片隅で鳴り響く「コンドルは飛んで行く」の曲。随分遠くまで来た感じ!
そして、街の後ろにそびえ立つインカ時代の遺跡。マチュピチュへの期待が膨らむ~!