地球のどこかで生活日記 -11ページ目

地球のどこかで生活日記

<2016年11月からノルウェー・オスロに引越したので、タイトルも変えてみました。>
2011年12月 ブエノスアイレスへお引越し
2016年11月 オスロへお引越し

翌日は4時半起きでマチュピチュだというのに軽い高山病で睡眠不足の私。何でそんなに朝早いかと言いますと、7時にマチュピチュ遺跡の後ろにそびえ立つワイナピチュ山に登るチケットを確保していたから。

ワイナピチュ山
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この山、1日の入場者400人まで、しかも2回に分けられていて、自分の回を逃したら登れません。このチケットを取るのに結構苦労したので、どうしても登りたい!そのためには朝5時半に始まるマチュピチュ遺跡行きのバスに早く乗らねば!ってわけ。登山は諦めてでも、最悪遺跡だけでも行けるまで回復しますように!と願ってましたが、数時間後起きたらあらスッキリニコニコ なので予定通り遺跡へ!

5:15に着いたバス停は、すでに数百人の列…みんな一体何時起きなんだ?
バスはピストン輸送なので意外と列は早く進んだけど。
村から遺跡までは約30分、バスはここで事故にあったら確実に死ぬと思う山肌の細い道をジグザグに飛ばしていきます。まだマチュピチュに到達してないので、頼むからここで事故りませんように!と思いつつ30分、やっと到着。はやる心を抑えて、いざ入場!

早朝のマチュピチュ
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感動のあまり言葉にならない、と言うのはこういうことを言うのだ、と分かった朝。




さて、オリャンタイタンボに到着した我々。ここからマチュピチュ村へは、今回利用したペルーレイルとインカレイルの二つの鉄道のどちらかを使います
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列車には3クラスあって、一番良い列車は1人片道500ドルだとか… 目叫び私達が乗ったのは真ん中のクラス、ビジネスクラスってとこか?時間帯により若干値段が変わるものの、だいたい片道1人70ドル。帰りは一番下のクラスで片道約50ドル。高い。

ちなみに、インカ時代の道40キロを4泊かけて歩くインカ道トレッキングでマチュピチュを目指す人々もいます(このトレッキングはガイドの同行が必須で、この山道を歩けるのはガイドを含め1日500人まで。ちなみにマチュピチュ遺跡は1日2500人の入場制限あり)

世界の車窓から~ペルー編
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クスコからマチュピチュ村には車が通れる道路が繋がっていないので、一番下のクラスの列車は、何車両か地元民しか乗れないようになっていて、線路沿いで地元民を拾っていきます

列車の屋根が一部窓になっていて、見渡す限り切り立った山々が広がります
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約1時間40分で雨のマチュピチュ村に到着。心配したものの、30分ほどで晴れましたが、その夜軽い高山病にかかり、夜中嘔吐で睡眠不足の私…翌日は4時半起きでマチュピチュ遺跡なのに、どうなる⁈
リマに2泊して、3日目の朝、空路でインカ帝国の首都だったクスコへ。マチュピチュ観光には必ず通るこの街、海抜3400mに位置します。
クスコの町並み
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高山病を避けるため、先に高度の低いマチュピチュ(と言っても2400m)に行って観光を楽しんでから徐々に高度を上げることにしたので、マチュピチュで使う物以外は数日後に滞在する予定のクスコのホテルに置いて行く。

クスコからマチュピチュ村への移動は、マチュピチュ村まで道路が繋がっていないので、列車がメイン。でもクスコ~マチュピチュ村の直通列車は本数が少ないので、マチュピチュ村行きの列車の多くが発着する、オリャンタイタンボという街までタクシーかバスで行きます。ホテルからバス停まで約20分、普通の速度で普通に会話しながら歩くと、息があがる。高度が高いってこういうことか…化粧品のチューブや飲みかけのペットボトルがパンパンに膨れてます。

バスは10人程度が乗れるミニバン、定員になったところで随時出発です。約2時間の道のりで、1人10ヌエボソーレ(ペルーの通貨はヌエボソーレと言い、1USドルは2.8ヌエボソーレってとこなので4ドル弱。ちなみに1.5リットルのミネラルウォーターは5ヌエボソーレくらい)

クスコの街を抜けると、どんどん谷底へと向かいます。
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こんな感じの乾燥した土地を下ること約2時間で、列車が発着するオリャンタイタンボに到着。

クスコの周辺は「聖なる谷」と呼ばれていて、オリャンタイタンボを含め、いくつのもインカの遺跡が残っています。途中から乗ってきたフランス人カップルは、何箇所か立ち寄ってきた後で、塩田や遺跡の写真を見せてもらいました(私達は列車の時間があったので、帰りに立ち寄る予定でした。結局行かなかったけど)。

さてオリャンタイタンボに到着。早速こんな人々を発見
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私の頭の片隅で鳴り響く「コンドルは飛んで行く」の曲。随分遠くまで来た感じ!
そして、街の後ろにそびえ立つインカ時代の遺跡。マチュピチュへの期待が膨らむ~!
ブエノスアイレスから飛行機で4時間、首都のリマは800万人が住む、想像以上の大都市。

空港に降り立ってすぐに気づくのが、アルゼンチン人との見た目の違い。スペインやイタリア系が多いアルゼンチンと違い、ペルーの人々は、肌が浅黒く、目や髪は漆黒で身長も低めの、私達日本人が南米と言って想像するインディオの人々が圧倒的(アルゼンチンにも、スペイン人が来るまではインディオは居たんだけどね…)。

まずはざっと、街はこんな感じ。

太平洋沿いの、治安の良いミラフローレス地区。ちなみにいつも曇り空だそう。結構いい波がくるようで、サーファーがいっぱいいました
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旧市街の中心、大統領官邸や大聖堂があるアルマス広場
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コロニアル調の建物も
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町の中にある、インカ時代の遺跡
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市民の移動手段は、マイクロバスやミニバンのバスがメインらしい
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ペルーから帰ってきてすでに10日、早いわね… 帰ってきて3日後の先週末、世界で通用するスペイン語能力検定DELEという試験を受けたので、勉強に忙しく、ブログのことはすっかり忘れてました。結果は3ヶ月後に。受かっていると良いな。

さてさて、ペルーと言えばマチュピチュ遺跡が有名ですが、それ以外はあまり知られてないであろうこの国。私も特にガイドブックを読むでもなく行ったので、興味深い旅でした。
これから行ってみたいと思う人も、遠すぎて絶対ムリと思う人も多いであろうペルー、紹介します。
今週末から、ペルーへ「ハネムーン」なるものに行って来ます。10泊11日なり!
旅程は、首都リマ→天空の城マチュピチュ流れ星→インカ帝国の首都クスコ→アマゾン源流域の自然保護区。
私のお目当てはマチュピチュ、パートナーはアマゾン。
そして、リマは近年グルメの街としてメキメキと注目を浴びているそうなので、普段ここでは食べられない魚類や辛いものを沢山食べてやる~!あとペルーといえば、色んな色の芋とか、ジャイアントコーンとか…
帰ってきたら報告します。



先月から8週間の写真コースに通っています(週一の頻度で、もう終わる)。
15人くらいいる生徒達の中、私は間違いなく1~2番目に歳を食っている。
みんな20代とか18歳とか…で、彼らの話している事が全く理解できませんガーン

日本語でもそうですが、母国語を普通の会話で普通の速度で話す時って、一字一句ハッキリ発音しないし、俗語やら何やらが入ったりします。その上、若者は総じて話す速度が速いし、色々言い回しなんかも特有のものがあったりするのは、世界共通。そういう会話って、外国人やお年を召した人には理解し難い…って言うのと同じで、私も彼らのスペイン語が全くわからない~ショック!
ま、一番大切な先生の話は、良く分かるので良しとするか。

↑と言うような事を日本人の友達やパートナーと話していて、みんな一様に頷く。わからないからもう一度、とお願いすると、大抵は以下の3パターンに分かれる、と言う話になる。
1. 普段の速度で普段の単語でそのまま言った事を繰り返す人(だからわかんないんだってばー)ガーン
2. 声を大きくする人(言葉がわからないだけで、耳は悪くありません汗
3. ゆっくり簡単な単語に変えて話してくれる人ラブラブ!

こんな事をスペイン語の先生に話していたら、「ここの人はあまり外国語を使う機会がないから、外国語を理解する事の大変さに考えが及ばないのだ」と一言。周辺の国はブラジル以外スペイン語圏だし、外国人観光客が多いわけでもないし、若者は英語が出来る人も多いけど普段使うかって言ったらそうでもない。ようは外国人や外国語に慣れていないのだと。
日本と同じ!目
ただいま木曜日からのペルー旅行に向けて準備中… 決断力と行動力に欠ける私は、いつもの事ながら、最終段階でバタバタしています。
ホテル探しに、アマゾン川源流地域の熱帯エリアに行くので、予防接種にマラリア対策などなど… すっかり頭から抜けていた事もあり、ホテルなどわかっていたけど延ばし延ばしにしていた事もあり。
優柔不断で最後の最後にならないと行動を起こさないのは、私の悪いクセ…そんなんで人生34年目、多分もう一生このままの気が汗 などと現状に甘んじてはいけませんねパンチ!

先々週の金曜から昨日まで、パートナーのお父さんが彼女と連れ立って遊びに来たので、通訳とガイドに追われた一週間でしたショック!
パートナーは通常通り仕事に行ってしまったのでえっ、田舎の農場滞在に行く彼らを目的地行きのバス乗り場まで送り届けたり、日帰りウルグアイ観光に付き合ったり、スペイン語を解さない2人の観光のお膳立てと通訳案内は、このわたくし。毎日楽しかったけどバタバタ~!DASH! 1日市内観光バスに2人だけで乗ってもらい、近郊の農場への一泊小旅行以外、ほとんど一緒に行動。いかに普段自分のペースでしか動いていないのか思い知ったのでありました。
お父さんは72歳で、足腰もあまりよくないので若干心配だったけど、危ない目にも合わず、楽しんで帰ってくれたので良かった良かったニコニコ
アメリカにお住まいなので、ここぞとばかりに、ロックのかかっていないiPhoneを買って来てもらいホクホクの私と、そしてスウェーデンの硬いパンを沢山持って来てもらい、凄い勢いで食べまくるパートナー…
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去って行くカップルはお父さん達


昨日からイースター、復活祭の休暇が始まり、街は静かです。
日本では全く縁のない祝日ですが、世界のキリスト教徒には大切な日。カトリック信者の多いアルゼンチンも例外にもれず。世界一の牛肉消費者である彼らも、この時は魚うお座を食べるそう。あとは、卵型のチョコやウサギの絵が色んな所に。
あと、前に冷やかしに行ったTierra Santa(聖なる地) という名の聖書に基づいたテーマパーク(1時間毎にキリストの昇天と言ってキリスト像がお目見えする仕掛けがある、ちょっと笑える場所)は、超行列でした~。