川越style「ビストロ蔵楽(クラク)」川越駅近く クレアモールから脇道へ 隠れ家ビストロ | 「小江戸川越STYLE」

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「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

ビストロであり、酒場。

酒場であり、ビストロ。

川越の酒場文化を支える。

 

長くフランス料理に従事してきたシェフによる、洋風のテイストで気軽に楽しめる酒場。

 

2023年2月にオープンしたのが、「ビストロ蔵楽(クラク)」さん。

お店があるのは、川越市脇田町。

川越駅から徒歩3分ほど。

クレアモールにあるドトールコーヒー、焼肉ライクがあるT字路から細道に入ってすぐ右手にあります。


「ビストロ蔵楽(クラク)」
川越市脇田町7−16

12:00~05:00

不定休

080-4365-6180

Instagram:
https://www.instagram.com/bisutoro.kuraku/

 

ビストロ蔵楽さんは、気軽な雰囲気で手の込んだ料理を味わえるビストロ。

川越駅東口近く、クレアモールからすぐという場所ですが、隠れ家的な雰囲気もあり、知る人ぞ知るお店になっています。

 

川越は、特に中心市街地は夜の「飲み屋」が多い街としても知られ、多種多様なお店があります。

お酒とつまみと共に、仲間と語らうのも川越らしい文化で、夜な夜な飲み屋では賑やかに盛り上がっています。

その中でも、川越最遅、朝の5時までという最も遅くまで営業しているであろう個人店が、蔵楽さん。

それゆえ、「行けばやっている」という安心感から、「この時間にやっているお店は蔵楽」、「遅い時間には蔵楽」という選択コースが浸透しています。

遅い時間まで営業していることで、周辺の飲食店のスタッフが営業終了後に飲みに行く場所としても定着しています。

長い時間営業していることで、ある時間にお客さんが集中するというより、来店が分散していつでも入れるのが特徴。

 

蔵楽さんは、ビストロであり、酒場。

洋風居酒屋という言い方もできますが、フランス料理を専門に経験を積んできたシェフが作る料理は、どれも手間がかけられているもので、やはりビストロ。

ビストロであり、酒場。

酒場であり、ビストロ。

ビストロでカタカナ表記の店名ではなく、漢字の店名というのがこのお店をよく表しています。

 

店内は、一階は奥まで続くカウンター席に、テーブル席が一つ。

そして階段を上がると二階席があり、テーブル席があります。

一階カウンター6席、テーブル席1席2名

二階テーブル6席26名となっています。

二階は貸切対応もしています。

 

一階のカウンター席は、密着感がお客さん同士を打ち解けさせ、いつの間にかお客さん同士で話しに花が咲くこともしばしば。

厨房のシェフ・牛田さんなどとも距離が近く、シェフと話しがしやすいのも蔵楽らしさ。

牛田さんと話しをするのが楽しみでカウンター席に座る常連も多くいます。

グループで来たら二階のテーブル席、と状況で色々な使い方ができます。

 

蔵楽さんのメニューは、ランチはフレンチ出身の腕を活かした洋食メニュー、ディナーではお酒に合うつまみを多数用意しています。

〔ランチ〕

・小江戸蔵楽セット

・サーモンレアカツ丼

・オムレツビーフシチュー

・ハニートースト

・海老サンド

・牛タンアボカドサンド

・サーモンレアカツサンド

サイドメニュー

・鶏ムネのサラダ

・カルパッチョ(牛レアor真鯛)

・燻製のポテトサラダ

・サツマイモのモンブラン

 

小江戸蔵楽セットは、食パンの中をくり抜いてビーフシチューがたっぷり入り、ローストビーフに海老フライ、サツマイモチップスのセットです。

 

 

 

蔵楽の店長・牛田さんは川越市仲町出身。

古くから住む人が多い地域で、隣近所が皆知り合いの濃いコミュニティの中で育ってきました。

月越小学校-富士見中学校-川越総合高校。

実家は鳶や植木といった職人の家系。

お父さんは「植利」という屋号で植木屋を営んでいます。

牛田家の川越の歴史は古く、江戸時代中後期頃から今の地に住んでいます。

牛田さんは、小さい頃から

「手に職を付けろ」

と教えらえてきました。

手先の器用さは遺伝し、牛田さんは料理の道でも腕の良さをいかんなく発揮。一貫してフランス料理に携わってきました。

手に職を付けて働くことを進路を考えていた時に、

「仲間と集まれる場所が作りたい」

と料理の道を選びました。

調理師専門学校を卒業後、最初に勤めたのが、帝国ホテルのフランス料理店「レ セゾン」。

レ セゾンで2年ほど働いたのち、婚礼会社の宴会場で5年間経験を積み料理長に次ぐ立場になっていました。

その後、「リッツカールトン日光」のオープニング間もない時期に入りました。

ホテルなど大規模で経験を積んだのち、独立を目指して都内のフランス料理店でも働き、故郷川越で蔵楽をオープン。

これまで積み重ねてきた経験と、自身の感性を活かして新たな料理を生み出しています。

 

お店を開くなら、川越。

いや、川越以外の選択肢などなく、故郷川越でオーナー徳井さんと共にお店を開きました。

 

牛田家として川越まつりには各方面に従事しており、牛田さん自身も川越まつりにも関わり、末広町の山車ではお囃子に参加し天狐などを舞っています。

川越まつり・お囃子関連の人たちも蔵楽に足を運んで祭り談義に花を咲かせることがあるという。

 

蔵楽さんのディナーは、つまみといっても居酒屋といっても、洋食出身のシェフによる洋食をベースにした丁寧な手作りの料理が強み。

お酒に合うことを念頭に、つまみに肉料理・魚料理、食事と様々な料理を提供しています。

肩肘張らず、下町食堂的に気軽な感じで楽しめるものばかりです。

 

また、定番メニューの他に、月替わりで替わる限定メニューも10品ほど用意しています。

月替わりは、その時の旬の素材を活かした料理を意識しています。

常連になると定番メニューは既に制覇し、月替わりメニューを真っ先に頼む人もいます。

よくあるメニューも蔵楽にかかれば洋風テイストのオリジナリティ溢れる料理になり、それもまたお酒が進みます。

メニューは今後も新たに続々と登場していきます。

普段はお酒のお供というメニューが多いですが、フランス料理シェフとして本格料理を提供したいという想いもあり、クリスマスなど特別な節目には人数限定の予約制でフレンチコースを提供しようとしています。

蔵楽の料理を知ってもらい、さらに要望があるなら、ゆくゆくはの構想として、居酒屋とは違う、フランス料理専門のレストランを開きたいという想いも持っています。

 

ビストロであり、酒場。

酒場であり、ビストロ。

 

気軽な雰囲気を大事にしながら、丁寧な料理を提供しています。

 

「ビストロ蔵楽(クラク)」
川越市脇田町7−16
12:00~05:00

不定休

080-4365-6180

Instagram:
https://www.instagram.com/bisutoro.kuraku/