川越style「ベーカリーオモシェ」新河岸の面白いパン屋 元ブランジェリーケン | 「小江戸川越STYLE」

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「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

このパンにこの具材の組み合わせ。

わくわく感がそこかしこにある、アイディア溢れるパンたち。

 

「面白いパンを作りたい」。

 

面白い=オモシェ。

パンのある暮らしが、もっと面白くなっていくお店。

2021年8月にオープンしたパン屋が、「ベーカリーオモシェ」さん。
お店があるのは、川越市砂新田。

東武東上線新河岸駅から徒歩8分ほどのところにあります。

新河岸駅西口駅前ロータリーを真っ直ぐ進み、川越街道を越えていちょう通りへ。

いなげや川越新河岸店を過ぎ、緩やかなカーブにあるセオサイクル新河岸店の角を入った先。

ステーキのあさくま川越店からすぐです。



「ベーカリーオモシェ」
川越市砂新田2-5-18
営業日 

◆火曜日 10:00~18:00頃〔通常営業〕

◆水曜 9:00~正午頃〔食パンサンドの日〕

◆木曜日 10:00~18:00頃〔通常営業〕

◆金曜日 9:00~正午頃〔食パンサンドの日〕

◆土曜日 10:00~18:00頃〔通常営業〕

※水・金は商品限定でなくなり次第終了

定休日 日・月曜日
東武東上線新河岸駅徒歩8分
駐車場ありません
Instagram:
https://www.instagram.com/inodai0238/


ベーカリーオモシェのオーナー井上さんは山形県出身。

山形の方言で「おもしぇーな」→「おもしろいな」

そんなパン屋を目指して、命名された店名。


川越は「パンの街」と言われるゆえんは、中心市街地だけでなく川越各地域に手作りにこだわる個人パン屋さんがあり、街の豊かなパン食文化を指してそう呼ばれています。
川越の街を思い浮かべると分かります。
川越のパン屋さんは、むしろ市街地から離れた周辺地域の方に点在し、その地域の暮らしになくてはならないものとして日常に溶け込んでいる。
霞ヶ関のベッカライ0044さん、新河岸のブーランジェリュネットさん、ベーカリークレープさん、パン工房クローバーさん、新宿町のWACCIさん、松江町の善太郎さん、川越市駅のBREADMANさん、菓子屋横丁の川越ベーカリー楽楽さん、川越総合運動公園近くのパンのかほりさんなどなど。
市街地から離れ、住宅街の中にひっそりとあるようなお店もあって、これが川越のパン屋さんのリアルなのだと気付く。
他にも、石原町のパン工房Bare Breadさん、かすみ野のKiKiさん、これらみな郊外にあるお店なんです。
そして今、新河岸ならと、ベーカリーオモシェができたことで、新河岸地域の人は自分たちの地域に美味しい個人のパン屋さんがあることを誇りに思っている。

 

少しずつ、新しい人が何かを始め、また街の風景は変わっていく。
常に街は変化していき、深化していく。
「新河岸」にできた新しいパン屋が、この地域を活気付けていく。

 

新河岸は今はパンをはじめ、小麦の街としても知られています。

新河岸駅西口近くには「ベーカリークレープ」さん、フルーツサンドの「San°(サンド)」さん、「うどん仲藤」さん、いちょう通りには、こちらも川越屈指の人気店「ブーランジェリュネット」さん、それに「パティスリーサト」さんなどがあり、小麦を楽しめるお店がそこかしこに。

川越の人気店が新河岸に点在し、新河岸のお店巡りが浸透し、定着しています。

 

川越のパン文化の発信として、川越駅西口直結U_PLACEでは、パンとコーヒーのイベント「川越🌱日々の暮らしとパンとコーヒー」も行われています。

(川越style「川越日々の暮らしとパンとコーヒー」U_PLACE 川越初の組み合わせ
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12705796255.html

川越は、様々なジャンルのイベントが行われていますが、パンとコーヒーという組み合わせは川越初。

事前の注目度も高く、当日は多くの人で賑わいました。
 

ベーカリーオモシェさんは、お店には地域の人を中心にリピーターが多く、新河岸の日常に溶け込んでいる。


わざわざ遠方からもオモシェのパンを求めてやって来ています。
今はInstagramの影響も大きく、パン好きな人がここを目当てに来ているのもオモシェならでは。

お店の情報発信はInstagram中心なので、お店のことはそちらから。
また、オモシェオーナーの経歴がパンが好きな人の興味を引いているのもあり、オモシェの井上さんは下赤塚にある「パン工房BOULANGERIE KEN(ブランジェリーケン)で働いていたシェフ。
あのお店にいた独立したというニュースにパン界隈が話題に。

オモシェさんでは、自分で食べるためだけでなく、人の贈るためにパンをまとめ買いするパターンも良く見られるという。

 

お店には30種類ほどのパンがずらりと並び、食パンから菓子パン、総菜パン、ハード系、ブリオッシュなどのパンがあります。
普段からある定番の他に、曜日ごとに提供しているパンもあり、行くごとに違う楽しみを提供しています。
生地はもちろんのこと、クリームやベシャメル、カレーなど手作りしてパンに使用しています。

また、季節の旬を取り入れ、限定パンも定期的に登場しています。


 

定番として人気なのが食パンやクロワッサン、それにチャパタサンドなど。
パンを一つ一つ細かく見ていくと、オモシェのパンの面白さに気付くはず。

このパンにこの素材を使う、

この素材をこの素材を組み合わせる、

このパンにこの具材を乗せる、挟む、

数々の新しいアイディアがあり、創作感が随所に感じられるパンたち。
そう、面白い取り組みをしているパン屋が、オモシェの真骨頂です。

例えば「食パン」。

お馴染みの白色の食パンもありますが、オモシェならではの食パンが、「シリアル全粒粉」の食パン。

粉に対するこだわりが出色。


シリアル全粒粉の食パンには厳選した小麦粉数種類と全粒粉、それにプラスしてシリアルを使った食パン、というなかなかお目にかかれない食パンを焼いています。それにハチミツや四つ葉バターを使用して作っています。

小麦粉は粗目の全粒粉を使用し、小麦そのものの香りと味、食感を残そうとしています。
トーストするだけで、何も付けなくても香ばしい味が感じられるパンです。

こちらもなかなか見られない「マスカルポーネの食パン」は、バターの代わりにマスカルポーネを使用したパン。チーズなのでバターよりもカロリーが控え目です。

しっとりきめ細やかな食感です。

他に、食パンは定番だけでなく、イギリス食パンや豆乳食パンなど曜日限定で焼く食パンもあり、食パンのバラエティーの豊かさはオモシェは飛び抜けています。お客さんを飽きさせません。
食パンは前職のブランジェリーケン時代も担当していたパンで、幅広いラインナップはケンのDNSを受け継いでいます。


他にも全粒粉使用のパンの多さもオモシェさんならではの展開。

クロワッサンやあんパン、カレーパン、タルティーヌ、塩パンなど。全粒粉らしい小麦の香ばしさとプチプチの食感が立っています。
そしてクロワッサンの中でも、色々な具材、チョコクロワッサンなどの展開があり、面白さを追求。

クリームパンは、全粒粉ではないクリームパンも用意しカスタードクリーム、黒ごまクリーム、アールグレイクリーム、クリームチーズ粒あんなど種類多く焼いています。、

 

オモシェでは、サンドの品揃えの豊富さも売りで、ボリューム感があり、しっかりと食事として食べられると好評です。

サンドイッチはチャパタサンド。

もちもち生地のチャパタサンドは、自家製ハムや自家製ミート、プルドポーク、ヤンニョムチキン、ハニーマスタードチキン、自家製ペッパーポーク、ガパオなど創作パンが並びます。

同じチャパタでも中の具材を様々に変え、楽しんでもらおうと工夫しています。

ブリオッシュでも同様で、この時は、ソーセージとガパオ ミートチーズ、粒あんクリチ スイートポテト 渋皮煮と大学芋 抹茶ザマンドとバラエティーに富んでいます。 

ぶどうパンやメロンパンも隠れた人気パン。
他のパンでは、土曜日にベーグルを提供しています。ベーグルも、中の具材が違うベーグルを数種類提供するという他のお店では見られない提供です。

そして、定番人気のパンを揃えながら、オモシェさんでは定期的に新作パンが登場しており、新しいパンが出るとそれを楽しみにしている人も多くいます。
他のお店よりも新作の提供が多いパン屋さんで、シェフの井上さんも新しいパンを作ることに意欲的で積極的。

一つのレシピでも、そこからアレンジを加えていくのがオモシェのオモシェらしさ。

「ずっと同じ固定のレシピというより、新たな発想で少し違ったパンを考えるのが楽しい」
こうすればもっと楽しい、

こうすればもっと面白い、

パンで人を楽しませようとするのが、オモシェさんです。

 

また、ベーカリーオモシェのシェフ井上さんは山形県出身で、実家は農業を営んでおり、山形から送られる農産物もオモシェのパンに使用しています。

 


ベーカリーオモシェさんで、特にパン好きがチェックしているのが、シェフの経歴。

前職で働いていたベーカリーがパン好きの間で知る人ぞ知る有名店で、そこで社員として3年パン作りをしていたキャリアがパン好きを惹き付けている。

ベーカリーオモシェのこれまでとは。


ベーカリーオモシェのオーナー井上さんは、下赤塚にある「パン工房BOULANGERIE KEN(ブランジェリーケン)」出身のシェフ。
ブランジェリーケンさんは、東武東上線下赤塚駅近くにあるパン屋で、遠方からもパン好きが訪れるお店。

2005年にオープンして以来、粉の風味を生かした、長期熟成パンが人気の有名店。

様々なパンを焼いていますが、特に今はベーグルが人気です。
「ブランジェリーケン」
東京都板橋区赤塚2-2-17 東永地産ビル1F    
営業時間 8:00~売切れ次第閉店
定休日 火曜日
TEL 03-5383-2216
Instagram:
https://www.instagram.com/boulangerieken/
アクセス
東武東上線「下赤塚」駅北口 徒歩2分

『当店は、『粉の味を楽しめるパン』『それぞれのおいしさをたくさんの人に知ってもらいたい』を目標に、日本はもちろんカナダやヨーロッパ産など、13種類以上の粉を使い分け、40種類以上のパンを毎日店頭に並べています。
特にカスクルート(バゲットのサンドイッチ)は、焼きそばパンのように気軽に食べていただきたいので、価格を290円から提供しております。長時間醗酵させて作る、ハード系のパンを是非一度お召し上がりください。』

 

ブランジェリーケンさんは、ケン出身でここから巣立ち、各地の人気店になっているパン屋も多い、というお店。

例えば、板橋区高島平にある独創的なパン屋さん「下田流」さんのシェフもケン出身。
 

井上さんはブーランジェリーケンで3年働いていました。

お店では主にハード系や菓子パンなどのパンを担当して作っていました。

全行程を任せられたことで、パン作り・お店運営の全体を学ぶことができ、独立への道が早く開けました。

そして、2021年

新河岸に自身のパン屋「ベーカリーオモシェ」をオープン。

お店では今でも、「ケンさんでパン買ってます、ました」と言われることがあるといいます。

東武東上線で川越も下赤塚も繋がっているとはいえ、ケン出店のシェフが独立と聞いてお店にやって来る人が多いという、ケンさんの凄さたるや。

ケンで培った技術などを土台に、自身の感性・アイディアを活かしながら、オリジナリティあるパンを作っていこうとしています。

 

 

「面白いパンを作りたい」。

 

面白い=オモシェ。

パンのある暮らしが、もっと面白くなっていくお店。

 

新河岸が面白い。

 

「ベーカリーオモシェ」
川越市砂新田2-5-18
営業日 

◆火曜日 10:00~18:00頃〔通常営業〕

◆水曜 9:00~正午頃〔食パンサンドの日〕

◆木曜日 10:00~18:00頃〔通常営業〕

◆金曜日 9:00~正午頃〔食パンサンドの日〕

◆土曜日 10:00~18:00頃〔通常営業〕

※水・金は商品限定でなくなり次第終了

定休日 日・月曜日
東武東上線新河岸駅徒歩8分
駐車場ありません
Instagram:
https://www.instagram.com/inodai0238/