川越style「リ、ライト」劇場用長編映画 川越が舞台のJAZZ満載の音楽映画 | 「小江戸川越STYLE」

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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真


黄昏時。
 

商店街の片隅で照明器具店を営む老人、
野口藤吾のもとに、若い女、水島洋子が息子を出せと怒鳴り込んでくる。
藤吾は息子の存在を言下に否定するが、洋子はかまわず続けて言う。
 

いい? あんたの息子の子供がお腹にいるの 
 

奔放な女と、音楽も女も大嫌いな偏屈爺が出会い、
ジャズの音色と共に人間らしい白熱灯のような光を放ちだす。

2022年9月公開、川越が舞台のJAZZ満載の劇場用長編映画が「リ、ライト」。

歌い、奏で、そして踊りたくなる「ニューオリンズジャズ」をフューチャーした音楽映画です。


【上映情報】

川越スカラ座先行上映
■9月17日(土)~9月30日(金)
◆9月17日(土)~9月23日(金)※火曜日、水曜日定休
(1)15:00~16:56 ※予告5分
◆9月24日(土)~9月30日(金)※火曜日、水曜日定休
(1)10:30~12:26 ※予告5分
(2)12:45~14:41 ※予告5分
「川越スカラ座」(座席数:124席)
川越市元町1-1-1
TEL:049-223-0733
HP:
https://www.k-scalaza.com/index.html

◆9月23日(祝)〜池袋シネマ・ロサ

「リ、ライト」では、アンティーク照明の修理店を営む老人・野口藤吾のもとに、クラブシンガーを名乗る水崎洋子が訪れることから物語が展開します。

行方をくらませた藤吾の息子・耕輔の子をお腹に宿していると言う洋子。

藤吾は洋子の素性を怪しみ店から追い出そうとするが、行くあてのない洋子の体を気遣い、店に泊める。

ひと晩だけのはずが、洋子と藤吾の奇妙な生活が始まり、やがて2人の心はジャズによって明るく前向きになっていくのだった。

梅宮万紗子が洋子、大森博史が藤吾に扮する。

 

「リ、ライト(Re-light)」とは「再び灯りをともす」の意。
灯りの下には人が集います。人と人が出会い、話し、笑い、時には喧嘩もして共に成長していく。そこには私たちの「生きている」喜びがあります。コロナ禍による自粛で、気軽に集まりにくくなっている今だからこそ、この映画で「集う」すばらしさを伝えたい。


「集う」大切さを伝えたい。

 

気軽に人と会えない今こそ「集う」大切さを伝えたい。その思いを物語と音楽の両輪で表現した映画です。

ライブシーンには、日本のサッチモと呼ばれるジャズ界の巨匠も参加。

「リ、ライト予告映像」

 

映画のロケ地は、川越。
ロケ地として重層的な魅力があるのはもちろん、本作の肝である「ニューオリンズジャズ」と川越まつりとの間に共通点を感じ、川越が選ばれました。

川越のロケ場所、俳優の演技、ミュージシャンのパフォーマンス、スタッフと川越の方々の献身に支えられ、想像以上に素晴らしいショットの数々を撮ることができました。


例えば、川越まつりでの「ひっかわせ」と、かつてニューオリンズで、ジャズバンドを乗せた馬車同士が出会い頭に行った「カッティングコンテスト」が重なります。
歌と踊り、リズム、そしてセッションが骨の髄まで染みている川越とニューオリンズジャズ、これは素晴らしい「新たな」出会いになること必定です。


 

映画「リ、ライト」公開の街の機運を高めようと、8月27日石原町にある古民家惠比壽屋で開催された「ホシノ リ、ライトJAZZ LIVE」ナイト。
映画の音楽監修と出演のミュージシャン、小林創さんと木村おおじさんのピアノ&ドラムユニットによるLIVEが開催されました。

 

「リ、ライト」は、「unit.TOTLOT」初の長編映画になります。

「unit.TOTLOT」
http://totlot.jp/
『unit.TOTLOTは、大阪出身の監督・一ノ瀬晶と、東京出身のプロデューサー・遠藤佳代子が、東西タッグを組むことで生まれた映像制作ユニットです。「人の心を動かすヒューマンストーリーで、世の中に灯をともしたい」。そんな思いで映画を撮り続けています。』
<受賞実績>
○短編映画『聞こえる?」
「Short Short Film Festival & ASIA」入選。多くの海外映画祭に招待上映される。
○『聞こえる?』及び長篇脚本『灯影にて』
「サンダンス·NHK国際映像作家賞」のファイナリスト
○短編映画『おわりはじまり』
「Short Shorts Film Festival」と川越市のコラボ映画賞「第3回キテミル川越ショートフィルム大賞」グランプリ獲得

劇場用長編映画「リ、ライト」
◆ストーリー
アンティーク照明の修理店を営む老人、藤吾のもとに水商売風の女、洋子が息子の耕輔をだせと怒鳴りこんでくる。洋子のお腹には行方をくらませた耕輔の子がいると言う。藤吾は洋子を追い返そうとするが、結局、店に一晩泊める羽目になる。

◆シャンデリアマンは実在する
主人公の野口藤吾は「シャンデリアマン」。シャンデリアは、ヨーロッパの建築物や生活にとって欠かせない存在です。そんなシャンデリアを修理をする職人は、シャンデリアマンと呼ばれています。どんな小さな町にもひとりはいるのだそうですが、シャンデリアと馴染みの薄い日本においては、藤吾のような「シャンデリアマン」は極めて稀な存在です。

◆「クラシックジャズ」が物語を盛り上げる
モダンジャズ以前の、ニューオリンズジャズをはじめとするクラシックなジャズにインスパイアをうけた一ノ瀬が、自身の長編脚本に大幅に手を入れ書き上げたのが本作『リ、ライト』です。
1900年代初頭、誰もが口ずさめる、おどれる音楽としてニューオリンズで生まれたジャズは、”サッチモ"ことルイ・アームストロングなど多くのビッグネームを世に送り出しました。
1920年代には、スイングジャスとして引き継がれ、「モダンジャズ」へと移行する1940年代まで、人々を楽しませてきました。
最近、こうした古典とされるジャズが若者たちの脚光を浴び、リバイバルの兆しが生まれています。そこには人と人が集うことの根源的な悦びがあるからだと考えます。
本作『リ、ライト』は、そうしたジャズのもつ根源的なマインドを作品の根っこに据え、人と人が集うことや交感することの大切さと悦びを、藤吾と洋子の相克のドラマを通して描きます。


◆メインキャスト
・野口藤吾役 大森 博史
『1975年オンシアター自由劇場に入団。1996年の解散まで中心メンバーとして活躍。自由劇場解散後は、舞台を中心に活動。ルドルフ・ジョーウォ、デヴィット・ルヴォーなど海外の演出家の作品から、国内のさまざまな個性を放つ主だった演出家の作品に出演。洞察力のある安定した演技には定評がある。』

・水崎洋子役 梅宮 万紗子
『『研修医なな子』で女優デビュー。代表作は『サラリーマン金太郎2』(TBSテレビ2000年)、『ランチの女王 (フジテレビ2002年)』、『仮面ライダー響鬼』(テレビ朝日2005年)、『亜人』(東宝2017年)。昨年公開された伊藤俊也監督の『日本独立』では、吉田茂の娘、麻生和子という重要な役所としてキャスティングされた。』

・外山 喜雄(トランペット)・恵子(バンジョー)
『「日本のサッチモ」と呼ばれ世界的に愛されているジャズトランペットの重鎮と、ピアノからボーカル、バンジョーまでマルチに活躍するジャズミュージシャンペア。ジャズ発祥の地、ニューオーリンズで通算5年、現地で演奏活動を続け、帰国後に夫婦中心のジャズバンドを結成。日本ルイ・アームストロング協会を設立し「銃に代えて楽器を」をスローガンに、ニューオーリンズ市の子供たちに楽器をプレゼントする運動に取り組み、2005年に外務大臣表彰を受ける。また半世紀を超えるデキシーランド・ジャズの演奏と普及活動により、2012年「国家戦略大臣感謝状」、2017年「ジャズ大賞」、2018年「文部科学大臣表彰」、アメリカで「スピリット・オブ・サッチモ賞生涯功労賞」を受け、2019年夫婦連名で「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」を受賞。現在も精力的に演奏を続けている。』

・小林 創(ピアノ) 音楽監督/ピアノ指導
『早稲田大学在学中より演奏活動を開始。全国各地のジャズフェスティバル、ホテルや客船のクルーズにおいても多数演奏。ストライド奏法などを使った古いスタイルのジャズピアノからモダンなピアノまで、どんな奏者ともサウンドする演奏に定評がある。ベルリン国際映画祭で受賞した映画「めがね」のサウンドトラックにてピアノソロを録音。大ヒットとなった、星野源『恋』のレコーディングのほか、AKIKO、アン・サリー、バンバンバザール、MITCH、柴崎コウなど、多数の録音に参加。前作『おわりはじまり』にも音楽として参加。ドラムの木村おうじとともに即興(『死刑台のエレベーター』方式)で劇伴を収録。』

・ダイナ・ミキ(シンガー) 歌唱指導
『日本人離れしたリズム感と4オクターブを超えるディープ・ヴォイスで歌うジャズシンガー。ブラックミュージックの影響も大きく、ソウルフルなスタイルが人気。ジャズコンテストonYouTub最優秀ヴォーカル賞受賞。ニューオリンズで遊行。Jazz、Blues、R&B、さらにルーツのGospel を学び、日本人としての独自の「歌」の表現法を確立。 地方FMラジオ数局では自己の音楽トーク番組を数年に渡り毎週放送している。近年は楽園ハワイとのご縁がつながり、南の島の風を感じるような癒しヴォイスで歌う弾き語りスタイル【Hula Jazz(フラ・ジャズ)】やオリジナル曲「U-bu-s-na (うぶすな)」などがヒット。』

・木村おうじ 純士(ドラム)
『日本が誇るジャズバンド、ニューオリンズラスカルズのドラマー木村陽一を父に持ちその影響でドラムを始める。1993年ニューオリンズスタイルのブラスバンド、ブラックボトムブラスバンド(BBBB)でデビュー。2008年、軽音楽バンド、ブルームーンカルテット(BMQ)に参加。2014年には串田和美作・演出の舞台「もっと泣いてよフラッパー」(主演:松たか子)にドラマーとして出演。以来、様々な舞台でドラマーとして出演。トラッドジャズからポップスまで幅広く演奏できるドラマーとして、活動の場を広げている。主な共演ミュージシャンは、東京スカパラダイスオーケストラ、甲本ヒロト、上田正樹、RIP SLYME、トータス松本、忌野清志郎、BEGIN、斎藤和義、m-flo、クラムボン、ハナレグミ、モンゴル800、バンバンバザール、アン・サリー、畠山美由紀、akiko、矢野絢子、相川理沙、八代亜紀、中島美嘉、小松政夫、カーミット・ラフィンズ、ワイルド・マグノリアスなど多数』

・田中邦和(サックス)
『大学在学中に独学でサックスを習得。5年間の会社員生活ののちミュージシャンへ。甘く豊かなサウンドと、ジャズからポップス、クラブミュージックまでの幅広いジャンルで培ったスタイルが持ち味。沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラのキーボーディスト)とのバンド「sembello」(映画「新・仁義無き戦い~謀殺」サウンドトラック)、バリトンサックス11人によるアンサンブル「東京中低域」での活動の他、ライブ、コンサート、レコーディングなど精力的に実施。これまでの共演者は、林田健司、ボズ・スキャッグス、Losalios、ラブサイケデリコ、クラムボン、森雪之丞、堂島孝平、山下洋輔、森山威男、クリヤマコト、ジョージ・ガゾーン、エリック・アレキサンダー、エイブラハム・バート等。』

・新井 健太郎(ベース)
『1982年神奈川県横浜市生まれ。14歳の頃よりエリクトリックベースを、2001年より早稲田大学のニューオルリンズジャズクラブに所属し、コントラバスバスを弾き始める。学生時代に二度渡米し、ニューオーリンズを訪問。現在は都内を中心に活動中。』

・浅葉 裕文(ギター)
『川越市生まれ。14才のときにギターを始め、20才で世界各地を旅して周り、各地のミュージシャンとセッションを重ねる。 帰国後はジャズギタリストとしてJazz Bar SOULTRANEを中心に活動を開始、日本を代表するジャズギタリスト岡安芳明氏に師事。 2015年には1stアルバムリリース。 2017年には日本最大級のジャズフェスティバル「横濱ジャズプロムナード」のジャズ・コンペティションにてグランプリを受賞。 1年後にはチック・コリア、パット・メセニー、ジョージ・ベンソンなども出演歴のある世界最大級のジャズフェスティバル「デトロイト・ジャズ・フェスティバル」に自身のバンドASABA TRIOとして参加。同年に2ndアルバムをリリース。 韓国で行われた「Jeju Swing Camp」、台湾では毎年100万以上が訪れる「台中ジャズフェスティバル」に出演、メインステージのトリを務める。』


この作品は「NHK・サンダンス国際映像作家賞2008」のファイナリストに選ばれた脚本『灯影にて』を映画化するものです。残念ながら当時はグランプリとならず、「いつかはこの映画を撮りたい」と思いながらも、長い雌伏期に入りました。変化があったのは一昨年。川越との出会いです。
2019年、川越元町一丁目を舞台にした短編映画『おわりはじまり』を製作。

川越市と別所哲也さん主宰「Short Shorts Film Festival」とのコラボ映画賞「第3回キテミル川越ショートフィルム大賞」グランプリを獲得し、川越の人たちからも暖かいお祝いの言葉が寄せられました。

 

「おわりはじまり」。

 

一つの映像作品が、街を変え得る力を持つ。

映像作品は作品として独立してあるものであるが、しかし映像作品を作る過程には、多くの人が関わり、街を巻き込み、制作現場も作品に劣らない人間ドラマがある。
一つの映像作品に集まる人たちの動きが、街を変え得る力を発揮しているのだ。

川越ではこれまで見られなかった動き。
それが、映像作品をきっかけにした、川越のまちづくり。


「おわりはじまり」。


一つの映画がリアルの街を巻き込み、まちづくりに繋がっていく事例がここに。

おわりはじまりが、出品された映像コンテストが「キテミル川越ショートフィルム大賞」でした。

「キテミル川越ショートフィルム大賞」
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/shisei/kochokoho/kohokawagoe/shortfilmaward.html

『川越市では、市内の魅力ある地域資源を発掘し、映像による発信を行うことを目的として、市内で撮影をおこなった映像作品のコンテスト「キテミル川越ショートフィルム大賞」を開催しています。「観ると川越に来たくなる!」ような作品のご応募をお待ちしています。
「キテミル川越ショートフィルム大賞」は、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(以下、SSFF&ASIA)」を主催するショートショート実行委員会の協力のもと開催しています。』

川越の映像コンテスト、「キテミル川越ショートフィルム大賞」は、2017年に始まり、これまで3回にわたって開催され、それぞれ3作品ずつ9作品がノミネートされ、大賞3作品、奨励賞6作品が決まっています。

第3回「キテミル川越ショートフィルム大賞」で、一ノ瀬監督の「おわりはじまり」が大賞に決定。

《第3回キテミル川越ショートフィルム大賞 大賞「おわりはじまり」》
■おわりはじまり(一ノ瀬 晶/14:05/日本/ドラマ/2019)
あらすじ
『かおるは、手放すことにした家のクローゼットから夫・泰明愛用のジャケットを30年ぶりにみつける。
そのポケットからは、かつて泰明がかおるに宛てたとおぼしきメモが。メモの内容はなんと町中をめぐる謎解きクエスト。
かおるは渋々ながら30年前の夫の「いたずら」につきあう事を決め、小さな小さな「冒険」の旅にでる。』

 

「おわりはじまり」の重要な舞台となっている、川越の元町一丁目。
一ノ瀬監督らは人の縁があって川越の元町一丁目と繋がり、ここを舞台にした作品にしようと決める。
撮影には元町一丁目のお店や人たちが撮影に協力し、元町一丁目発と言えるような作品になっているのが特徴。

作品では、元町一丁目の本町通りなどが背景として映し出され、川越の人にとっては馴染み深いもの。
勢〆酒店さんや手打そば百丈さん、晴間さん、弁天横丁、川越スカラ座さん、旭湯さんなども登場。
現在進行形の元町一丁目の動きと、物語の進行がリンクしている。


多くの人が関わり、完成した「おわりはじまり」。
渾身の作品を第3回キテミル川越ショートフィルム大賞に出品。
ノミネート作品の上映と、大賞作品を発表する「授賞式とノミネート作品上映」が、2019年6月8日午後1時30分から、表参道ヒルズ スペース オーにて「SSFF & ASIA2019」プログラムの一つとして行われ、見事に一ノ瀬監督の「おわりはじまり」が大賞を受賞したのでした。

 

「元町一丁目を舞台にした『おわりはじまり』を、元町一丁目で上映会を開きたい」。
 

スタッフや出演者は、作品に協力してくれた酒店「勢〆本店」さんの蔵を借りて上映会を開くことになった。


(勢〆酒店さんと一ノ瀬監督)

「おわりはじまり」の中でも、勢〆酒店さんでの角打のシーンもあります。
勢〆酒店さんには、通り沿いにある店舗からは窺い知れない、裏手に立派な蔵があることは川越では知られていない事実。
そこを、「おわりはじまり」の上映会の会場にしようとしました。
2019年8月27日に上映会が決定。
ただ、現状は上映会を行うための掃除や準備が必要で、一ノ瀬監督や関係者が上映会の前に会場となる蔵を掃除して場を作ろうと企画したのが、2019年8月21日に開催した「『蔵』のお掃除イベント」。
おわりはじまりの関係者のみならず、有志も集まってみんなで蔵を掃除して綺麗にし、上映会を開く状態にしました。



そして、2019年8月27日に開催したのが、「こんなライブみたことない!勢〆☆おくらいぶ『かいじゅうのうまれるところ』」でした。

◆独特なスタイル。『おわりはじまり』の音楽制作
録音スタジオにモニターを持ち込み、本編を流しつつ、即興で音楽をあてました。このアクロバットを担当したのが、キーボードの小林創とドラムの木村おうじ。二人の変幻自在のワークは冴えわたり、本作を大賞へと羽ばたかせてくれました。
「映像」と「音楽」が出会い、スパークし、作品となっていくさまは、まさに「かいじゅうのうまれるところ」。
◆イベント内容
本作監督、一ノ瀬晶も交えて録音当時の様子をふりかえったり、その場でちょっと再現してみたりします。そしてメインイベントは、映画『おわりはじまり』とふたりとのジャズセッション!
音楽の入っていない本編に、ふたりが再び音楽をあてていきます。どんな「かいじゅう」が生まれるか? それは見ての聞いてのお楽しみ。
主催:unit.TOTLOT

映像に合わせて生LIVEで音楽が演奏されるという画期的な試み。
一瀬監督が意識したのが、川越まつりの曳っかわせでした。
その場の状況で即興的にセッションする曳っかわせの要素をこの上映会でも採り入れたのでした。

当日は多くの人が勢〆本店さんの蔵に訪れ、映画×音楽×お酒×ダンスを楽しんでいたのでした。

(川越style「おわりはじまり」第3回キテミル川越ショートフィルム大賞大賞作品 元町一丁目

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12521941372.html

一つの作品から、人の輪が広がり、街を巻き込み、おおきなうねりになっています。

 

上記は、勢〆酒店の奥の蔵の酒などを貯蔵した蔵で行われたものですが、その隣、醤油蔵で2021年3月27日~4月4日に開催された、「『酒屋の醤油蔵 最期のお色直し』勢〆酒店の奥の蔵 最後の見学会」。

勢〆酒店と関わりのある人、ゆきき会議、「おわりはじまり」「リライト」などの関係者たちが、催しを盛り上げました。

(川越style「『酒屋の醤油蔵 最期のお色直し』勢〆酒店の奥の蔵 最後の見学会」2021年3月
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12667133630.html

〈3月〉
27日(土) 日本髪の M嬢(川越ではみなさんご存知の)
28日(日) すぎもと はるか(ラジオぽてとパーソナリティー)
       田代 幸弘(長崎県上五島町よりリモート)
29日(月) 福島 英人(REMODULE PAINTING)
〈4月〉
2日(金) 遠藤 佳代子(TOTLOT 映画プロデユーサー、役者)
3日(土)  一ノ瀬 晶 (TOTLOT 映画監督)
4日(日)  甘辛両党の方に向けたシークレットデー♪ ✳︎15時スタート
☆3月27日(土)16時~
オープニングレセプション

醤油蔵の催しだけに留まらず、勢〆酒店の店内での角打ちもセットで楽しめました。

 

一ノ瀬監督たちは川越を訪問する機会が増え、たくさんの人たちで賑わう街の風景や、歴史ある建物の佇まい、人々のおおらかで温かい気質など、ロケーションとしての魅力に惹かれていきました。
その中で ひとつ気づいたことがありました。

「ニューオリンズジャズ」と、川越まつりとの共通点です。

それは、通りで出会った山車同士が、お囃子と踊りを競い合う、川越まつりの「ひっかわせ」と、かつてニューオリンズで、ジャズバンドを乗せた馬車同士が出会い頭に行った「カッティングコンテスト」。
歌と踊り、リズム、そしてセッションが骨まで染みている川越こそが、『リ、ライト』のロケーションとしてふさわしいと感じ、立ち上げたのが『リ、ライト』製作プロジェクトです。

2020年11月、コロナ対策を行い、無事クランクアップしました。
エキストラとしてご協力いただいた川越の人たち。
「いつかは」ではなく「今こそ」12年間大切にしてきた脚本、そして物語を、届けたいと奮闘しています。

「集う」大切さを伝えたい。

 

川越が舞台のJAZZ満載の劇場用長編映画が「リ、ライト」。

ついに公開です。

 

「リ、ライト」

【上映情報】

川越スカラ座先行上映
■9月17日(土)~9月30日(金)
◆9月17日(土)~9月23日(金)※火曜日、水曜日定休
(1)15:00~16:56 ※予告5分
◆9月24日(土)~9月30日(金)※火曜日、水曜日定休
(1)10:30~12:26 ※予告5分

(2)12:45~14:41 ※予告5分
「川越スカラ座」(座席数:124席)
川越市元町1-1-1
TEL:049-223-0733
HP:
https://www.k-scalaza.com/index.html