川越style「仙波書房(せんばしょぼう)」『川越の建物 近代建築編』 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

古い建物が今も生きている街、川越。

古い蔵造りの建物が注目を集める川越ですが、近代建築でも見逃せない建物が沢山あります。

これまで光が当たりにくかった部分を、独自の見せ方で提案。

 

2021年5月31日に発売された書籍が、仙波書房「川越の建物 近代建築編」。
川越を舞台にした『月がきれい』のアニメーション制作会社feel.協力、素敵なイラストで建物を紹介。
建物を知り、街歩きが楽しくなる一冊となっています。


『川越の建物 近代建築編』
編著:『川越の建物』編集委員会
協力:アニメーション制作会社 feel.
画 :背景制作会社 プロダクション アイ
A5判,166頁,4色刷
¥2,200(本体¥2,000+税¥200)
ISBN 978-4-910500-00-3
C-CODE 0052
 

■小江戸・川越に存在する近代建築 21 箇所を写真、イラスト、文書でわかりやすく紹介!
■建物の概要と歴史、特徴の説明と、過去画像との比較で、建物について興味が増し、街歩きが楽しくなる!
■建物イラストは、人気アニメ制作会社協力、老舗背景制作会社による画で、実際に見に行きたくなるイラストを多数掲載!
■ドラマ、特撮、アニメ、小説に登場の建物は、作品名を掲載。本書で 「聖地巡礼」が楽しめる!
■本書について

『川越の建物 近代建築編』は川越市内に存在する近代建築を紹介する建物本です。
近代建築とは西洋的な造りの建物や、木造建築の前面を鉄板やモルタルで覆った看板建築の建物等を称し、本書内で建物21箇所を紹介します。
一般的に建物本は専門的で読者層が固定されてしまうため、今回は建物入門書として、専門書ではなく、一般書として本をつくりました。
多くの方に手に取ってもらえるよう本書には工夫を加えています。
本書は写真とイラストで建物を紹介します。
建物に興味をもってもらうため、各建物の扉絵にはイラストを用いています。
イラストは川越を舞台にしたアニメ作品『月がきれい』制作のfeel.さんに協力いただき、アニメ制作会社によるイラストを掲載しています。
光を上手く取り入れた、やさしいタッチでの建物の描写は写真とは異なる印象を読者に与え、建物への興味を促します。
建物の歴史や概要、建物の見どころを簡単に説明し、建物への興味が高まったら、実際に川越市内の建物散策を楽しんでほしく思います。
きっと、「川越の近代建築」を好きになる・・・
(書籍 オビ キャッチコピーから)』

■掲載建物 全21箇所
・埼玉りそな銀行 蔵の街出張所
・川越アートカフェ エレバート
・保刈歯科醫院
・川越ホーム 蔵のまちコンサルティングオフィス
・中成堂歯科医院
・山崎家別邸
・川越スカラ座
・モダン亭 太陽軒
・手打そば 百丈
・日本聖公会川越基督教会
・アクサ生命保険 川越営業所
・川越商工会議所
・伊勢亀 本店
・味の店 いせや
・シマノコーヒー 大正館
・大野屋洋品店
・おびつ玩具店 第二売場 ・ LIFE ・ 彩乃菓
・Blue Fairy
・福田屋書店
・甘味処 川越 あかりや
・リストランテ・ベニーノ  


■川越市 市制施行100周年記念ロゴマーク
『川越市は来年2022年(令和4年)、市制100周年を迎えます。
1922年(大正11年)に川越町と、仙波村が合併し、県内で初めての市制を施行することになりました。
このことによって、「川越市」が誕生し、その後、周辺の村々と合併し、現在に至ります。
川越市では市制100周年を記念したロゴマークがつくられ、来年の100周年を盛り上げるために準備が進められています。
「市制100周年」は川越市、書籍の宣伝にもなることから、本書籍内にも「川越市 市制施行100周年記念ロゴマーク」を掲載し、祝福・協力します。』

 


■『川越の建物』シリーズ
『シリーズ続編『川越の建物 蔵造り 編』では、
川越市内に存在する「蔵造り」の建物の歴史や
特徴を紹介します。
『川越の建物 蔵造り編』 (2021年12月 発行予定) 本体予価 2,000円』

 

 

ひとり出版社、仙波書房の代表を務めているのが、神谷利一さん。

(仙波書房代表神谷利一さん ラジオ川越(88.7MHz)のスタジオにて)
仙波書房とは
『仙波書房の「仙波」は、約30年間過ごした「埼玉県川越市仙波町」の地名に由来しています。
川越に残る伝説によりますと・・・
昔、仙芳仙人が袈裟を拡げたところ、辺りの海一面に拡がり・・・
そこに土仏を投げ込んだことにより、海が退き、現在の仙波の地になったとのこと・・・
書籍を通じて、仙芳仙人の袈裟の如く、知識や情報が拡がり・・・
その知識や情報を介して、結果的に人々の役に立つようになれば・・・
そのような出版活動を目指したく、命名しました。』
 

仙波書房の神谷さんは、自身の出版社を立ち上げる前に、出版社で働き、その前には郵便局に長く勤めていたという経歴の持ち主。
 

出版社名の由来となった、川越の仙波。

今から100年以上前、川越町(かわごえまち)は埼玉県入間郡にあった町、1889年(明治22年)4月1日 、町村制の施行により、川越町(旧川越城下17町)・松郷・東明寺村・小久保村・脇田村・小仙波村・寺井村および野田村の一部の区域をもって発足されました。
現在の川越市の中心部にあたります。
そこから30年以上経ち、1922年12月1日、川越町と仙波村が新設合併して、現在の自治体「川越市」が誕生しました。
そう、川越市は、仙波村と合併してできたものだったのです。
この時の隣接自治体である南古谷村、古谷村、芳野村、山田村、田面沢村、大田村のほとんどはその後、1955年に川越市に編入合併され行政区域は広がりました。
 

「仙波」はかつて広大な範囲に広がっていたという認識は、上の年代の人にとっては共通していますが、今の世代にとって仙波は「仙波町」になるので、広地域という表現がいまいちピンとこないものかもしれません。

 

仙波は、川越駅に近いことから住宅が増え近代化の発展を遂げていますが、全面的な再開発というより、昔から続く伝統を大事にしながら新しい文化が流入し融合しているのが街の特徴で、さながら昔と今がモザイク模様のような様相になっている。

近年の川越は、中心市街地や旧市街地(蔵造りの建物の町並みの一番街通り)にフォーカスするだけでなく、川越を広く捉えようとする動きが活発になっています。

「川越ガーデンツアー」で福原地区や大東地区などの自然を巡るツアーや川越の周辺地域にある農を伝える「川越Farmer's Market」、川越の自然を体験するエコツーリズム企画も増え、川越の魅力再発掘の機運が高まっている今。

その中で、「仙波」が挙げられることが少ないのも事実で、それはなぜなのか。

大々的な観光地はなくとも、川越の歴史に重要な役割を果たしてきたスポットが史跡として数多く残り、農業も祭りも盛んな地域である。祭りは川越まつりだけでなく、富士見浅間神社の「初山」のような地域の伝統行事が残っています。

 

(川越style「川越の仙波 仙波の水辺と歴史ある寺社を訪ねて」仙波の魅力を改めて知る
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12405298044.html
 

神谷さんは、川越市出身で仙波町に約30年住み、学生時代は川越の郵便局でアルバイトし、その後、東松山の郵便局に正規採用され、そして当時大手町の郵政局などや狭山の郵便局でも働いていました。

郵便局には計8年ほどいて、30歳頃に退職。

PC関係の書籍では「超図解」シリーズが知られていた出版社の「エクスメディア」に勤めることになりました。

その後、PCが世の中に一般的に広がっていく中で、PC書籍も活況を呈していた。数々のヒット本を世に送り出していたエクスメディア、超図解シリーズを手に取ったことがある人も多いでしょう。

医学書専門の医学評論社で12年ほど、総合医学社で働き、いよいよ自身の出版社を作ろうと動き出しました。

出版社名は、自身のルーツである仙波から。

企画・編集・営業・管理業務など、独りで行う"ひとり出版社"「仙波書房」を起業しました。

 

仙波書房の神谷さんは、7年ほど前からジオラマ制作作家としても知られ、「ととと 情景工房 仙波亭・仙波書房」という屋号で活動。Twitterも運営しています。
「古都の情景」シリーズとして、日本各地の古都の景色と植物、風物を模型で小さな情景作品にしたシリーズを発表。作品を通して、さわやかな風や音が届きます。
・「竹林」
・「藤」
・「萩」

・「風鈴」

幕張メッセで開催されたワンフェス2019夏に「情景工房 仙波亭」としても出展。

 

模型は川越をテーマにした作品も制作。
川越時の鐘
おびつ玩具店
川越スカラ座など。

作品は、2018年~2019年に箱根ドールハウス美術館で開催された「日本ミニチュア大図鑑」でも展示されました。

川越では蓮馨寺門前通りにある和菓子店「彩乃菓」でも展示していました。

 

出版を記念して、2021年6月1日(火)~8月31日(火)で川越マイン(東武ストア川越店)3F中央部分で開催されているのが、「『川越の建物 近代建築編』出版記念、複製原画展&模型展」。
10:00~21:00
『書籍『川越の建物 近代建築編』は、川越市内の近代建築を紹介する建物入門書になります。
魅力的なイラストは書籍内だけではなく、多くの人に見てもらうために今回イベントを開催することとなりました。
川越マイン3Fにおいて、書籍の発売を記念した原画展を開催します。
また、「仙波書房」代表が趣味で制作した「時の鐘」「川越スカラ座」といった川越の建物・情景模型も併せて展示します。
会場では仙波書房の展示の他、小江戸川越観光協会が主催の「越えていこう、川越」ポスター展示が行われています。お時間がありましたら、ぜひお立ち寄りください。』


ドラマ、特撮、アニメなどに登場した建物も多く、建物に興味がなくても、イラストの展示を楽しむことができます。
また、模型の展示はプラモデル、ハンドメイド好きな人にも楽しんでもらえるもの。
川越の近代建築のイラストを見て、建物への興味が増したら、街歩きはいかがでしょうか。
書籍『川越の建物 近代建築編』を片手に建物巡りをすると、建物の概要や歴史、見どころがわかり、さらに街歩きが楽しくなります。

 

川越の魅力をさらに好きになる書籍。

仙波書房「川越の建物 近代建築編」。

 

そして、2021年12月発行予定の『川越の建物 蔵造り編』。

 

仙波書房の展開に期待です。

 

ひとり出版社「仙波書房(せんばしょぼう)」
〒350-1304埼玉県狭山市狭山台2-17-28
FAX 04-2909-9395
semba.shobo@gmail.com 
書籍はお近くの書店、ネット書店にて お求めください

オンラインは以下にて販売
Amazon 楽天ブックス

「仙波書房」
HP:
https://www.semba-shobo.com/
Twitter:
https://twitter.com/6gEnimXhmKFIFmo
『企画・編集・営業・管理業務など、独りで行う"ひとり出版社"「仙波書房」を起業。
埼玉県川越市にある近代建築を写真・イラストでわかりやすく紹介する街歩き・建物本『川越の建物 近代建築編』を制作中。
2021年4月下旬発行 現在予約受付中!』

「ととと 情景工房 仙波亭・仙波書房」

Twitter:

https://twitter.com/totototo_blog

『出身地である川越や、古都の情景などを小さなジオラマとして制作する『情景工房 仙波亭』として活動中。
2021年1月にひとり出版社『仙波書房』を起業。
川越の近代建築を紹介する街歩き・建物本を現在制作中。
『川越の建物 近代建築編』(2021年4月下旬発行)』