映画ファンによる映画ファンのための映画ファンの集い。
2018年12月16日に開催されたのが、「映画夜話 in 大黒屋食堂」。
日時:2018年12月16日17:30~19:30
場所:大黒屋食堂(川越市仲町5-2 本川越駅[東口]から徒歩約9分)
TEL:049-227-3290
料金:2500円(食事+ワンドリンク)
大黒屋食堂で定期的に開催されている、映画夜話は、料理やお酒を楽しみながら、映画のお話をしましょう、というイベント。
毎回テーマとなる作品を中心にして映画ファンが集まってわいわいと語り合う会。
(※作品の上映は行いません)
これまで7回開催され、今回第八夜で扱う作品は・・・
・「カメラを止めるな!」(2017年 日本)
・「2001年宇宙の旅」(1968年 アメリカ)
2018年最大の話題作の「カメ止め」と2018年に10月6日から国立映画アーカイブでアンレストア70ミリ・ニュープリント版(クリストファー・ノーラン監修)のフィルム上映が行われ、同月19日からはIMAXシアターで2週間限定公開。12月19日には4K URTLA HD&HDデジタルリマスターのブルーレイがリリースされた名作「2001年宇宙の旅」が選ばれました。
映画夜話の会場になっている、蓮馨寺近くにある大黒屋食堂さん。
このお店で映画夜話が開催されているのは必然で、映画と言えばというお店でもあるのです。
その川越ストーリーとは・・・??
大黒屋食堂さんは、街の定食屋さんという雰囲気を漂わせながら、素材の吟味は怠りなく、安心して食べられる。
お昼のメニューは、日替わりで様々な顔ぶれが登場。
また、魚の定食が大黒屋食堂のうりでもあり大き過ぎず小さ過ぎず、脂の乗りが良い中くらいの大きさを吟味し、旨味がたっぷり感じられる魚にこだわる。これも日替わりで内容が変わっていくので、今日はどんな魚だろう?メニューを見るまでのお楽しみ。
(大黒屋食堂 ある日の定食)
いろんな展開を見せる大黒屋食堂は、どれもこれも緩やかに繋がっているような統一感があって、それが大黒屋食堂の良さ。
ご飯屋さんという枠に収まらないのは、きっと、お店を切り盛りする二人の素顔が関係しているはず。
大黒屋食堂の岩澤夫妻のことを一言で紹介するなら・・・
「クリエーター夫妻」と言えばいいでしょうか。。。
それぞれが作家であり、独自の世界観を確固として持っている。そんな二人が一緒にお店を始めたなら、それは、普通のお店になるはずもなく。。。新しいスタイルのご飯屋さんがここにある。
奥様は生まれも育ちも大黒屋米穀店で、陶芸の道を志し、陶芸教室を主宰し、自身の作品作りも熱心に行っていた。
そして、岩澤勝己さんを掘り下げると・・・
岩澤さんは川越的にはまず、大黒屋食堂のある川越昭和の街の会「川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会」の会長としてまちづくりに取り組んでいる。
毎年9月には「昭和の街の感謝祭」を開催しています。
(川越style「昭和の街の感謝祭2018」蓮馨寺および川越昭和の街界隈 2018年9月2日
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12402816923.html)
また、別の一面があることは知られているところで、その片鱗は、例えば、お店に置いてある本棚を一目見れば、並んだタイトルに只者ならぬオーラを感じるはず。
このタイトルを選ぶというのは、映画について相当な眼力の持主のはずだった。
岩澤勝己さんは、実は、驚くかと思いますが・・・日本シナリオ作家協会会員の現役のシナリオライターとしても知られている。
これまで手掛けた作品は、
脚本「新・極道(やくざ)渡世の素敵な面々2/きりとりブルース」1999年10月23日 / 映画
脚本「借王(シャッキング) ナニワ相場師伝説」1999年7月24日 / 映画
脚本「平成金融道 裁き人」1999年3月27日 / 映画
脚本「借王(シャッキング) THE MOVE/沖縄大作戦」1999年2月20日 / 映画
脚色「新・極道(やくざ)渡世の素敵な面々〜女になった覚えはねぇ!」1998年11月7日 / 映画
脚色「借王(シャッキング)3」1998年7月4日 / 映画
脚色「借王(シャッキング)4」1998年7月4日 / 映画
脚色「実録 新宿の顔2 新宿愚連隊物語」1997年3月15日 / 映画
脚色「実録 新宿の顔 新宿愚連隊物語 第1部」1997年3月15日 / 映画
脚色「Morocco 横浜愚連隊物語」1996年5月4日 / 映画
脚色「Morocco 横浜愚連隊物語2」1996年5月4日 / 映画
脚本「マネーギャング 極楽同盟」オリジナルビデオ
脚本「借王(シャッキング) 狙われた学園」オリジナルビデオ
今でも、週に一度シナリオ専門学校で教鞭を執っています。
岩澤さんはもともと、大学時代に自主映画を制作していたことから、将来は映画監督になりたいと夢見ていた。大学卒業後、書き溜めたシナリオを持ってビデオ制作会社に就職。
会社としては企業向けのビデオを多数作り、順風満帆な生活を送っていましたが、それでも、胸の内では「映画を作りたい」という思いがふつふつと沸き上がっていた。
退職後、シナリオライターとして独立。日本シナリオ作家協会会員となり、知り合いの縁から、映画・ドラマ・オリジナルビデオのシナリオに携わるようになっていきました。
しかし、不思議に思うのが、シナリオライターから一転しての、大黒屋食堂開店。
一体なぜ・・・??
奥様の実家が米屋という繋がり、現大黒屋食堂の場所が空いていたという事情、いろんな要素がありましたが、一番大きかったのが、お店の前、中央通りの道路問題で会議に参加していたこと。いつの間にか自分が主導するような立場になっていたことから、
「この場所でお店を開けば地域の問題にも取り組める」
大黒屋食堂をオープンさせたのでした。飲食店のみならず、お店で映画をテーマにしたイベント、「映画夜話in大黒屋食堂」を開催していてるのはそんな理由があったから。
そして、川越を取り巻く状況を見渡すと、川越で映画と言えば、外せないのが映画館「川越スカラ座」の存在。
大黒屋食堂から歩いて10分ほど、時の鐘・川越市役所からほど近くの路地裏にある映画館は、独自の視点で良質な作品を届ける映画館としてポジションを確立。上映する作品のキュレーションのセンスが冴え、スカラ座に行けば良い作品が観られるという安心があり、多くの映画ファンが集まる映画館です。
「川越スカラ座」
http://k-scalaza.com/index.html
川越スカラ座では、作品関係者による舞台挨拶が行われたり、作品にまつわる関連イベントが行われたりと、映画の体験を広く深く提供している映画館でもあります。
川越内近距離圏に、プロの映画人がいて、個性溢れる映画館がある。
映画において、川越は映画ファンが楽しめる素地があるのが特徴。また、「シボネボルケ」や「ちゃぶだい」といったお店でも映画上映会も行われている。
ちなみに、「大黒屋食堂」と「川越スカラ座」が映画というキーワードで連携することもあり、2018年11月に川越スカラ座で上映された「止められるか、俺たちを!」では、チケットの半券を大黒屋食堂で見せると、ココアシガレットかトリスをワンショット、サービスしていました。劇中で、門脇麦さん演じるめぐみがタバコと酒をこよなく愛していたことに合わせた内容。
実現はしませんでしたが、大黒屋食堂が半券サービスで協力していた、「止められるか、俺たちを」で脚本を担当していた井上淳一さんを囲んでのイベントも大黒屋食堂で企画されていました。
川越スカラ座の映画上映があり、大黒屋食堂で映画について語り合える場がある。
歩いて行ける距離圏で、こうした映画インフラがある街というのも珍しい。
「映画夜話 in 大黒屋食堂」の幹事を務めている小林さんは、生粋の映画ファンで川越スカラ座にもよく通っている。映画は観るだけでなく、観終わった後にみんなで語り合える場を作りたい、そんな想い常々抱いていた。
小林さんはもともと、大黒屋食堂で行われている陶芸教室に通い始めたことからお店と繋がった。
そう、大黒屋食堂さんの二階の部屋は教室の会場に様変わりする日があって、陶芸教室などが行われているんです。
階段から上がるとそこには、The昭和の畳の部屋、時間の流れ方がゆったりする和室で、陶芸教室が行われています。ある日の教室に小林さんが参加。
岩澤さんの奥様は実は陶芸家という顔を持つ人であり、あの大黒屋食堂の食事を支えるのは、全て手作りからなる食器たちだという事実も忘れてはならないこと。
さらにお店には自身作の陶器コーナーもあって、気に入った焼き物を家に連れて帰ることもできる。
確かに、そういえば・・・と後になって気付くのは、
大黒屋食堂で食べている最中ではなく、食べ終わった後のことかも。
空になった食器になって初めて、ああ、味のある食器だったのだな、とそこで分かる。
食べる前でも、食べている時でもなく、食べ終わった後に気づく良さというのが、なんとも良く、食器という存在の本質的な立ち位置を表しているよう。
決してそれ自体が目立つわけではありませんが、でも、
しっかりとお料理を受け止め、静かに支え、和食の美味しさに大きく寄与している食器たち。
きっと、何年、何十年経っても使い続けられるだろうし、そういう意図のもとに作られた食器だということに気付きたい。
小林さんは大黒屋食堂のあの本棚を見かけ、映画にまつわる本がたくさんある!と感銘を受け、話しを聞いてみたら・・・岩澤さんはシナリオライターだという。。。
そんな縁から意気投合し、シナリオライターがいる大黒屋食堂にて、映画ファンの集い、映画夜話開催が実現していったのでした。
「映画は、観た後に一人でしみじみ噛みしめるのもいいけど、自分が感じた事を他の人に話したり、他の人の感想を聞くと楽しさを共有できるし、作品の受け止め方の幅も広がります」。
映画夜話 in 大黒屋食堂、第一夜は2016年7月23日開催。
取り上げた作品は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。以降、年に数回のペースで開催が続けられています。
「映画夜話 in 大黒屋食堂」
◆2016年
7月23日 第一夜『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
11月20日 第二夜『シン・ゴジラ』
◆2017年
4月9日 第三夜『この世界の片隅に』
8月6日 第四夜『ラ・ラ・ランド』
12月16日 第五夜『風立ちぬ』(宮崎駿監督)
◆2018年
5月19日 第六夜『シェイプ・オブ・ウォーター』
6月23日 第七夜 特別編 俳優「PANTA」(『SUKITA』上映記念)
2018年6月の特別編は、2018年6月23日に川越スカラ座で「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」の初日舞台挨拶が行われ、出演者のPANTAさんと相原監督が登壇。
これを記念してその夜、大黒屋食堂にて19時から映画夜話 第七夜として、PANTAさんをゲストとして「『俳優』PANTA in 川越大黒屋食堂」を開催。
岩澤勝己さん司会で、PANTAさんに「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」をはじめ、PANTAさんの過去の出演作についても掘り下げました。
(※スペシャルゲストは毎回いるわけではありません)
そして、12月16日映画夜話第八夜の作品に選ばれたのが、「カメラを止めるな!」、「2001年宇宙の旅」。
カメラを止めるな!のオフィシャルサイト
http://kametome.net/
解説:
『映画専門学校「ENBUゼミナール」のワークショップ「シネマプロジェクト」の第7弾として製作された作品で、前半と後半で大きく赴きが異なる異色の構成や緻密な脚本、30分以上に及ぶ長回しなど、さまざまな挑戦に満ちた野心作。「37分ワンシーンワンカットのゾンビサバイバル映画」を撮った人々の姿を描く。監督はオムニバス映画「4/猫 ねこぶんのよん」などに参加してきた上田慎一郎。とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影をしていたが、そこへ本物のゾンビが襲来。ディレクターの日暮は大喜びで撮影を続けるが、撮影隊の面々は次々とゾンビ化していき……。2017年11月に「シネマプロジェクト」第7弾作品の「きみはなにも悪くないよ」とともに劇場で上映されて好評を博し、18年6月に単独で劇場公開。当初は都内2館の上映だったが口コミで評判が広まり、同年8月からアスミック・エースが共同配給につき全国で拡大公開。200万人を超える観客動員を記録する異例の大ヒットとなった。』
スタッフ:監督 上田慎一郎、脚本 上田慎一郎、プロデューサー 市橋浩治、撮影 曽根剛、録音 古茂田耕吉
キャスト:濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋、山崎俊太郎、大澤真一郎、竹原芳子、吉田美紀、合田純奈、浅森咲希奈、秋山ゆずき、山口友和、藤村拓矢、イワゴウサトシ、高橋恭子、生見司織
・「2001年宇宙の旅」
解説
『スタンリー・キューブリック監督と原作者アーサ・C・クラークによる、映画史を代表する不朽の傑作SF。月に人が住むようになった時代。月のクレーターの地中から謎の石碑が発掘され、宇宙評議会のフロイド博士が調査に向かう。それから18カ月後、最新型人工知能「HAL(ハル)9000型コンピュータ」を搭載した宇宙船ディスカバリー号は、デビッド・ボーマン船長、フランク・プールら5人のクルーを乗せて木星探査に向けて航行していた。しかし、その途上でHALが探査計画に対して疑問を抱いていることを打ち明ける。ボーマンとプールはHALの不調を疑い、いざというときはHALの回路を切断することを決めるが、それを知ったHALは反乱を起こす――。極端に少ないセリフや固定した長回しのカメラワーク、「ツァラトゥストラはかく語りき」「美しく青きドナウ」をはじめとするクラシック音楽の使用などが斬新で印象を残す。撮影時に開発された新技術と、科学的裏付けの追求により人工知能HALの暴走がリアルに描かれている。第42回アカデミー特殊視覚効果賞受賞。日本では1968年の初公開を皮切りに何度かリバイバル上映されており、製作50周年となる2018年には、10月6日から国立映画アーカイブでアンレストア70ミリ・ニュープリント版(クリストファー・ノーラン監修)のフィルム上映が行われ、同月19日からはIMAXシアターで2週間限定公開。12月19日には4K URTLA HD&HDデジタルリマスターのブルーレイがリリースされた。』
スタッフ:監督 スタンリー・キューブリック、製作 スタンリー・キューブリック、原作 アーサー・C・クラーク、脚本 スタンリー・キューブリック、アーサー・C・クラーク
キャスト:ケア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルベスター、ダニエル・リクター、レナード・ロシター、マーガレット・タイザック、ロバート・ビーティ、ショーン・サリバン、ダグラス・レイン
この夜の映画夜話に集まっていたのは、2作品のファンはもちろん、映画好き、映画について語り合いたい熱い映画ファンたち。
映画ファンの集いとして開催が浸透し、リピーターも多くいるのが特徴。
既に観ていて参加するのはもちろん、事前に大黒屋食堂さんから発信されるテーマ作品を確認して観てから参加するという人まで様々。共通するのは、とにかくみんな映画が好き、映画のことを語りたい。
まずは、みなで乾杯し、食事をしながらテーマ作品一作目「カメラを止めるな!」談義から始まりました。
2018年に大きな話題を巻き起こした作品だけに、参加者の想いも溢れすぎるほどに溢れ、カメ止め愛がほとばしる。
大黒屋食堂の岩澤さんがプロの映画人としての解説を加え、さらに作品の理解が進んでいく。
そして、途中・・・
この日のサプライズゲストが登場・・・!!
大黒屋食堂のドアを開いて入ってきたのはなんと、映画「カメラを止めるな!」に出演していた、川越市出身の吉田美紀さん。
姿を見せた吉田さんを目にすると大熱狂に包まれた店内。
映画夜話参加者が、映画夜話第八夜のテーマ作品がカメ止めということで事前に吉田さんに連絡を取ったところ、吉田さんは快く参加を受けたのでした。
吉田美紀:
『埼玉県出身。2015年、ENBUゼミナール映画監督コースに入学。同コースの生徒が監督した作品を上映する「ドロップ・シネマ・フェスティバルvol.26」では、糸数正寛監督作「スタンドバイユー」に女優として出演。続く「ドロップ・シネマ・フェスティバルvol.27」では、企画・監督・出演を務めたセルフドキュメンタリー「たどり着いたらいつも名残酒」を発表し、糸数監督の「虫」にも出演した。卒業後は役者として活動し、ENBUゼミナールのシネマプロジェクト第7弾「カメラを止めるな!」で長編映画に初出演を果たす。同作は口コミやSNSで評判が広がり、上映館数が2館から150館以上へと拡大され、インディーズ映画としては異例のヒットを記録。19年公開予定の我修院達也監督作にも出演する。』
吉田美紀 Miki Yoshida
Twitter:
吉田さんが加わり、さらに熱気を帯びる映画談議。
カメ止めの裏話が披露され、各参加者がカメ止めの知見を自由に披露、岩澤さんと吉田さんの映画にまつわるディープなやり取りにもみな惹き込まれました。
その後も、2001年宇宙の旅の話しも盛り上がり、映画にどっぷりを浸った夜になったのでした。
作品についてそれぞれの考えを交錯させながら、また作品の理解が深まる。作品への愛情が深まる。
終始、映画愛に包まれた一夜なのでした。
今後も大黒屋食堂では、定期的に映画夜話は開催されていく予定です。
問い合わせは大黒屋食堂さんまで。開催が決まると店内にチラシが置かれます。
映画ファンの映画ファンによる、映画ファンのための集い。
映画について語ろう。
「大黒屋食堂」
川越市仲町5-2
本川越駅[東口]から徒歩約9分
TEL:049-227-3290
Facebookページ:
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008157246302
「映画夜話 in 大黒屋食堂」
◆2016年
7月23日 第一夜『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
11月20日 第二夜『シン・ゴジラ』
◆2017年
4月9日 第三夜『この世界の片隅に』
8月6日 第四夜『ラ・ラ・ランド』
12月16日 第五夜『風立ちぬ』(宮崎駿監督)
◆2018年
5月19日 第六夜『シェイプ・オブ・ウォーター』
6月23日 第七夜 特別編 俳優「PANTA」(『SUKITA』上映記念)
12月16日 第八夜『カメラを止めるな!』、『2001年宇宙の旅』
吉田美紀 Miki Yoshida
Twitter: