川越style「川越スクラップブッキングパーティー」2015年3月29日川越西文化会館(メルト) | 「小江戸川越STYLE」

「小江戸川越STYLE」

「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真



10時のスタートから、今か今かと待ちわびた人たちが室内に入ってきて、
壁に展示されたキットを見比べたり、早速体験コーナーのテーブルにつく子どもたちも多くいて、

スタートからの活気に、スクラップブッキングが今人気となっている熱が伝わってきます。


 

 

 

 


スクラップブッキングとは、写真を使ったクラフト。

クラフト作品としていろんな装飾を施し、写真を形ある思い出として、愛情、気持ちを残すものです。
子ども、家族、親、ペット、友人、誕生日、結婚式、七五三、日常の一コマなど

様々な思い出が詰まった写真を可愛く素敵に残す。
スクラップブッキング自体がまさに一つの作品になっていて、

思い出の写真と合わさって、さらに魅力が増していきます。

実は川越はスクラップブッキングが盛んで、講師として活動している人が他の地域よりも多い。
講師はそれぞれ市内などで教室を開いていたり、キットを販売していたり、

ハンドメイド作家として雑貨イベントにも参加したりしていますが、
それぞれに作風が違って個性がある。

講師が多いというのはそれだけ多様性があるということで、
スクラップブッキングのレッスンを受けたいという方にとっても、

いろんな作風の作家さんが市内にいることで、

クールに写真を装飾したい、可愛らしくしたい、などと選択肢が広がり、

さらにスクラップブッキングに親しむ方が増える好循環が川越にはあります。

 

これまではそれぞれの講師が各地で自分の教室を開いていましたが、
「スクラップブッキングをもっと広めたい」と
4人の講師陣が集まり、パーティーのような一つのイベントを企画しようと話しが始まったのが昨年のこと。

 

「川越でそれぞれ活動している4人が集まることで、たくさんの作品に触れてもらい、
いろんなテイストのスクラップブッキングを見て楽しんでもらいたいと思っています。
子連れ大歓迎、大人から子供まで気軽にスクラップブッキングに触れることができます。
ママも自分の時間をもって、ものづくりを楽しむことでリフレッシュしてもらえたら嬉しいです。
アットホームで親しみやすいイベントを心掛けています」と話していたyunさん。

 

時間をかけて話し合いを重ね、ここに実現したのが、川越の人気講師が一堂に会した
川越スクラップブッキングパーティーでした。
埼玉県の中で一つの街にこれだけの講師がいること、その4人が同じ場所に集まること、

 

それは来場者にとってはいろんな個性、作風を見比べることができるもので、

こういう機会は他の街ではまだ実現していない先進的なこと。
考えれば考えるほど、これは画期的なことなんです。

 

2015年3月29日(日)開催「川越スクラップブッキングパーティー」。

 

会場:川越西文化会館(メルト)
【所在地】川越市鯨井1556-1<入場無料>
★交通案内★
東武東上線霞ヶ関北口 徒歩10分
東武東上線 鶴ヶ島駅・霞ヶ関駅から 川越シャトル10系統 で西文化会館バス停下車すぐ

駐車場あり

 

実際にスクラップブッキングを楽しめるよう、大人から子供まで体験できるワークショップがあり、

 

講師陣の作品展示、制作キット販売がありました。

 

今回集まった4人の講師を紹介します。

 

yunさんは、メンズのかっこいい雰囲気や夏をレイアウトにするのが得意。

blog「yun's scrap atelier」http://ameblo.jp/scrap-yun/

 

mariaさんは、川越の霞ヶ関公民館にてサークル活動を主宰し、
自宅でのホームクラス、出張クラスの他、

 

市の子育て講座、学校法人教育学級、自宅で出来るキット作成等活動しています。

キュートでポップな作品が可愛いmariaさん。

blog 「川越市スクラップブッキング教室~子育てSB~maria-crop」
http://ameblo.jp/maria-crop/


さおりさんは、ふじみ野市にある夢時間にてスクラップブッキングサロン担当しています。
ゴージャスでエレガントな作品が印象的なさおりさん。

blog「Dear My Dream」http://papi-land.blogspot.jp/

 

かおりさんは、川越でスクラップブッキングとアクセサリー作成者、講師活動をしている方。
イベント等に出店する際は「takaramono」で活動していて、
鶴ヶ島のセリア横のhcmt(はちみつ)にて6インチのキットとアクセサリーを置いています。
爽やかで優しい雰囲気の作品が素敵なかおりさん。

 

blog「takaramono」 http://ameblo.jp/kaoritakaramono/

 

 

 

講師の個性の違いは並べてみると一目瞭然です。

(優しい雰囲気のかおりさんの作品と、クールなyunさんの作品)

 

 

講師陣も、「もともとは自分の思い出の写真を彩ることから始まりました」と語る人も多く、

 

スクラップブッキングというものに出会い、深め、

今は伝道師となってスクラップブッキングの魅力を発信しています。

紙のリアルな写真を彩る。

今の時代、写真はデジタルのものがほとんどだと思いますが、

それでも、大事な写真をプリントアウトして手元に置いている方も多いのではないでしょうか。

アルバムにしまっておくだけでなく、その写真の思い出をより鮮明に魅力的にするために、

さまざまな装飾を施して作品にまで高める。

自分で撮った写真やスタジオ写真を使ってアレンジしたり、

目線が合ってない写真でも彩ることで可愛らしさが生まれたりする。

デジタルの時代だからこそ、リアルの紙や立体感、手触りにこだわるのは

振り子の反動なのかもしれません。


写真がメインでありつつ、それを彩る装飾が作品的に質が高いのもスクラップブッキングの特徴。

例えば思い出の写真を残す、彩るのに、

これまではシンプルな写真立てや業者にフォトブック制作を依頼していたのが、

既製品やテンプレートで飽き足らず、自分が思うようにスクラップブッキングで飾って

他にはない世界に一つだけのものにするのが今流。
そこに当時あったコメントを書き加えたりして、いつまでも色褪せない記憶にします。


 

講師陣も教えるだけでなく、自分の思い出の写真をスクラップブッキングで飾ることが日常になっていて、
子どもたちもいつも出来上がりを凄く楽しみにしていると言います。
『次はどんなのができるんだろう』
と新作を楽しみにしている様子を見ながら、子どもが寝た後にこつこつ制作し、
出来上がった完成品に歓声を上げるそう。
それはまるで、クリスマスの朝にサンタクロースが届けてくれたプレゼントを発見したかのような喜びで、
その反応にまた、次を作ろうという意欲が湧いてくる。

 

 

スクラップブッキングの材料はネット通販で手に入れたり、

 

また、今の熱気を後押しするように、材料を販売している文房具店も増え始めていて、

川越ならマルヒロ百貨店横のキムラヤ、ふじみ野にあるスーパービバホーム大井店にも置いているそう。

 

講師の方も作品を見ていると、そう、川越で人気の雑貨店「しろつめ雑貨店」のテイストを思いました。

 

ナチュラル感に、上品で可愛らしさがあるあの雑貨達。

訊くと、しろつめ雑貨店が好き、と話す講師の方もいました。


 

 

(しろつめ雑貨店川越modi1Fに限定出店中)

 

メルトの室内では、来場者の方は作品展示を見比べたり、

 

キット販売をコーナーで気に入ったものを見つけて購入したりしています。

キットには、袋の中には講師陣が制作した材料が入っているので、

それを使用して自分でスクラップブッキングの制作をすることができます。

4人の作風がみんな違うので、

来場者の方にとっても、「この写真には、yunさんのキットを買おう」、「この写真にはかおりさんのキットを」

など写真に合わせて選べる楽しさがありました。

10時に山のようにあったキットも、見る見るうちになくなっていく盛況ぶり。

 

そして早速体験コーナーに集まるたくさんの親子。予約不要で参加できるこのワークショップは、

 

「キッズ6インチ体験コーナー」。

mariaさんが講師となって、もちろん大人の方も大歓迎のコーナー、
『小さいお子様はママと一緒に!
小学生のみんなは1人で自分の作品を!
中学生高校生のみんなもぜひ!
当日は本格的なスクラップブッキングのペーパーやフラワー 様々な材料を用意してお待ちしています♡
好きなアイテムを使って自分だけの作品を作ってみてください♡』というものでした。

 

初めてスクラップブッキングを知り作りたいとやって来た方も多くいて、
賑やかな室内、親子の参加が多く、子どもたちもたくさん来ています。
「ここでカットしてください、そうすると幅がちょうど合いますよね」

 

一人一人に声をかけるmariaさん。

工程を丁寧に教え、参加者は自分だけの作品を作っていく。




使う材料は、花やボタン、割りピン、端切れ等々。
参加者の方は既にスクラップブッキングに親しんでいる方もいて、
しかし、普段家で子どもと一緒に作るのはなかなか難しく、
こういう場所なら子どもたちもお行儀よくしているので、親子一緒に制作を楽しむことができる。
「いつもは一人で作っているんですが、初めて子どもと一緒に作りました」
と話す方もいました。
手元にはたくさんの写真、思い出の写真を持ち込んでどの写真を飾ろうか選んでいる姿が印象的です。


そして、ワークショップ「ハートの壁掛け」は、

ハート型のポケット式壁掛けを作ることができました。
エレガントなペーパーとフラワー、パールで、華やかに仕上げるもの。
L版半分サイズのカードが3枚入る大きさで、
ベースはプレカット済なので、誰でも簡単に作ることができます。講師はさおりさん。


(さおりさん制作の見本)




さらに、「ラブメモ+2号リリースパーティー」のワークショップでは、
『ラブメモ+』というスクラップブッキング専門誌に載っている

紙一枚から作れるロマンティック・ハートブックをみんなで作ろう!という企画です。
本に記載された作り方を参考に、ご自身で自由ミニブックを作ります。

ミニブックを作るためのペーパー1枚、小花2個、リボン、紐が付いて制作していく。
装飾として、リキッドパール、スタンプが多数用意してあります。

 

そして、講師が直接教えてくれじっくり作り込むことができる講座は2つ用意されていました。

 

「ロマンティック・ハートブックアレンジ講座」として、

作りたい作風により、

『ELEGANTクラス』と『COOLクラス』の2つがあり、講師はかおりさんとyunさん。

どちらもラブメモ+本持参の方が対象で、

本の中にある型紙を使い、そこから立体作品のハートブックを作り上げていくまでを教えてくれます。
講師かおりさんのELEGANTクラスでは、
『フラワー、レースペーパー、ウッドなどを使い、華やかなアレンジに仕上げました♪
ステッカーでお好きなタイトルを付けられます。
ミスト、リキッドパール、スタンプを多数ご用意しておりますので、自分色にしてみませんか』とのこと。



(左が本の中に入っている型紙、右がかおりさんの作品)



(使いたい文字や数字を切り抜いて貼っていきます)

 

 


COOLクラスは、yunさんが講師。
『ミストやスタンプを使い、ハードでかっこいい雰囲気になる着色テクニックや、
リキッドパール工夫してレイアウトに取り入れるテクニックなど
盛りだくさんな内容になっています!
お好きなタイトルを付けられます。』


 

こうしてスクラップブッキングの画期的な試みは、たくさんの来場者で賑わいました。

 

これからも4人は、いろいろな事を企画していくそう。

一人でできないことでも、4人集まれば大きなことができる。

4人のカルテットが、川越からスクラップブッキングの魅力を発信していきます♪

 

「川越スクラップブッキングパーティー」

 

yunさん、blog「yun's scrap atelier」http://ameblo.jp/scrap-yun/

 

mariaさん、blog 「川越市スクラップブッキング教室~子育てSB~maria-crop」
http://ameblo.jp/maria-crop/

さおりさん、blog「Dear My Dream」http://papi-land.blogspot.jp/

 

 

かおりさん、blog「takaramono」 http://ameblo.jp/kaoritakaramono/

 

 

読者登録してね