川越style「Little Edo Coffee(LEC)」WILLOW HOUSE 柳屋酒店 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

珈琲を切り口にして、川越に誕生した新しいスポット。

 

感度高い空間に惹き込まれていく。

 

 

川越市志多町にある柳屋酒店さんが2021年11月にリニューアルし、「Little Edo Coffee」さんがオープンしました。

2023年7月にさらに店内イートインスペースが広くなり、本格フレンチコースのランチ提供もスタートしました。

お店があるのは、一番街の札の辻からさらに北に進み、旭舎文庫のT字路を右折。

川越氷川神社へ続く通り沿い左側にあります。


「Little Edo Coffee(LEC)」 

川越市志多町2-1 川越氷川神社近く
平日 11:00~18:00
土日祝 10:00~18:00

ランチ提供は11:30~14:00

※週末に夜営業する日もあります
※急な変更などはInstagramにてお知らせします
定休日 水曜日
駐車場2台あり

店頭前に自転車/バイク駐車可能

Instagram:
https://www.instagram.com/lec_coffee/

 

「WILLOW HOUSE(ウィローハウス)」

ランチ 11:30~14:00

Instagram:

https://www.instagram.com/willowhouse_official/
 

『柳屋酒店』

10:00~19:00

049-222-1157
info1@coedo-uno.com
HP:
http://coedo-uno.com/
 

珈琲の街、川越。

川越は老舗から新店まで様々な個性のお店が点在するカフェの街として知られます。

珈琲が身近なもの、生活に欠かせないものとして定着し、今や珈琲・カフェ文化が根付いていっている街、川越。

気軽な雰囲気を大切にしているLittle Edo Coffeeさんですが、一つ一つの素材や製法にこだわる姿勢は、新しい時代の珈琲店を担う進化系カフェと言える。

気軽なカフェ、そして、どこまでも本物志向である、Little Edo Coffee。

「川越でエスプレッソ」のくくりで存在感を発揮しています。

 

このお店の大きな個性として、カフェであり、レストランであり、酒屋であるという多面的魅力があります。

お店には地域の人を中心にやって来て、午前中から日中は地元の人、それに観光客、意外にも夕方が賑わい、川越氷川神社からの帰りの人が立ち寄る。夕方に賑わうのもこのお店の一面。

時間によってお客さんの色合いが変わっていくのもこのお店ならでは。

T字路の旭舎文庫~川越氷川神社の通りは、川越氷川神社の西参道のようになって、日々一番街方面から神社に参拝する人の姿が後を絶ちません。

川越氷川神社周辺にカフェが出来たことを朗報と受け止める人が多いでしょう。

参拝の行き帰り、参道に小休止できるスポットが出来ました。

 

川越氷川神社から西へ進んだT字路にあるのが「旭舎文庫」。エリア一帯として楽しめるスポットが増えています。

(川越style「旭舎文庫(あさひのやぶんこ)」川越氷川神社 旧梅原菓子店
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12301385920.html

他にも、「Gallery&Cafe平蔵」さんや「Cafeプラグ」さんといったお店もあり、面白い通りになっています。

 

Little Edo Coffeeさんは、柳屋酒店をリニューアルしたお店。

店内はゆったりとしたスペースで過ごすことができます。

ランチもスタートし、ランチは「WILLOW HOUSE(ウィローハウス)」という屋号で展開しています。

WILLOW HOUSEは、WILLOW=柳、HOUSE=屋で、WILLOW HOUSE=柳屋のことです。

 

通りから店内を覗けば、お店の象徴のようにディスプレイされたハーレーダビッドソンが見えるはず。

このバイクは何を隠そう、Little Edo Coffeeの鵜野さん所有のもの。

目にしたバイカーが停まって立ち寄るパターンもあるそう。


Little Edo Coffeeさんではまず、これまでの歴史である酒屋としての機能はこれからも大事にしていきます。

川越の人気飲食店を陰で支えている酒屋。

あのお店、あのお店も、お酒は柳屋酒店にお願いしているという面があります。

飲食店とのネットワークが広くある。

 

そして、新たに展開しているのがLittle Edo Coffee。

柳屋酒店の歴史を受け継ぎ、その先を創造する場です。

 

人によってLittle Edo Coffeeの捉え方が変わり、カフェとして利用する人、レストランとして食事を楽しむ人、お酒をメインに角打ち利用する人などそれぞれの過ごし方がある。

通常、カフェでお酒を扱うと、利用の割合は珈琲と比較して少ないのが一般的。

Little Edo Coffeeは「COFFEE」の名の通り珈琲がメインとしてありながらも、食事やお酒の利用が多いのも特徴。

バランス良く利用されています。

 

進化系カフェ、そして一方で、進化系レストラン、酒屋。

 

珈琲が飲める酒店。

角打ちができるカフェ、レストラン。

 

カフェとして見てお酒が専門的にあるのが良いギャップで、角打ちできる酒屋と見ても、珈琲が専門的にあるのが良いギャップ。

クラフトビール「COEDO」は生で常時数種類提供し、COEDOの限定も随時提供しています。

店内のお酒も飲むことができます。

土日ともなれば、午前中から角打ちを楽しみに来る人もいるほど。

(中には、角打ちをメインにした人が、珈琲もあると気付いて頼むパターンも)

 

広い店内にはゆったりと席が配置され、通りに面したガラスからは温かい日が差し込みます。

飲食は店内のみならず、外にはテラス席があり、開放的な雰囲気で飲食を楽しむことができます。

暖かい時期であればテラス席は絶好の席になります

テラス席は犬連れ可なので、ドッグカフェとしても使うことができます。

今後はロードバイクのサイクルラックも設置して、色々な人が利用しやすい場にしていく予定。

室内とテラス席を合わせると、相当な席数になります。好きな席で珈琲やスイーツ、COEDOを楽しめる至福。

 

Little Edo Coffeeのメニューは、カフェラテ、アメリカーノ、オーツミルクラテ、カプチーノ、コルタード、エスプレッソ、カフェモカ、キャラメルラテなどのエスプレッソメニューを提供。

ソフトドリンクとしては、メロンクリームソーダやメロンソーダ、河越抹茶ラテ、チャイラテ、ミルクチョコレートなどのメニューを用意。

アルコールではCOEDOなどがあります。

メニューは店内で飲食することができる他、テイクアウトにも対応。

店内でゆっくり過ごす人、ふらりと珈琲一杯テイクアウトして行く人、様々な光景が広がります。

 

まず、何と言ってもLittle Edo Coffeeの一番の売りは珈琲。

特にエスプレッソメニューに力を入れています。

珈琲豆は、提携するコヤナギコーヒーニッポンさんや中野区のオリハラコーヒーさんによるエスプレッソ専用の自家焙煎豆を使用。

Little Edo Coffeeのカフェラテを飲めば、やはり、味の上質感に惹き込まれる。

エスプレッソだけでなく、ドリップコーヒーも提供しています。

 

レストランとして、ランチは、AコースとBコースの2つのコース料理を用意しています。

ランチ提供は11:30~14:00

〔コース内容〕

・本日のスープ

・サラダ

・自家製パン

・メイン

・本日のコーヒー付き

Aのメインは肉料理、Bのメインは魚料理となっていて、内容は時期によって変わります。

例えば、大山鶏のロースト粒マスタードソース、熊本県天草産真鯛のポワレ ソースヴァンブラン トマトハーブ風味など。

カジュアルでありつつ、本格的なフレンチコースです。

 

 

 

ランチコースは、フレンチシェフでもある鵜野さんのお兄さんが担当。

お兄さんが働いているのが、東急田園都市線桜新町駅から徒歩5分の所にある「フランス料理 アンフュージョン」さん。
オーナーシェフの菊池氏と共にキッチンを担当しています。
お店は、ミシュランガイド東京に毎年のように掲載されているお店です。
菊池シェフはメディアに登場することも多い。
「フランス料理 アンフュージョン」

〒154-0015
世田谷区桜新町1-29-1 N&K'S Park ビル1階
TEL : 03-5758-5405

HP:

http://infusion.jp/index.html
『日本各地、フランスのさまざまな食材を使いこなし、日本のフレンチを作り上げている。信州から直送される新鮮な野菜の味わいや、豊洲市場の魚とは一味違う、越前直送の鮮魚を楽しめる。肉は日本、フランスから届き、常時6~7種類の肉料理を提供している。日本の名店を経て渡仏した豊かな経験もち、この地に店を構えた。』

 

Little Edo Coffeeのもう一つの売りは、デザート。

こちらも手作りにこだわり、ハイレベルなデザートを提供しています。

一番人気はプリンです。

プリンは通常のLECぷりんとエスプレッソぷりんを用意。

アフォガードや河越抹茶アフォガード、シュガードーナツもあります。

その他にも、バスクチーズケーキや抹茶ティラミス、カヌレ、キッシュなど様々なメニューを用意。

 

料理やお菓子は素材からこだわり、野菜は地元産を意識。

川越の小野農園さんやたばちゃん農園さんのお野菜を使用しています。

お菓子も素材にこだわり、プリンなどの命である卵は、川越の江田養鶏場さんを使用。

江田養鶏場さんは、川越Farmer'sMarketお馴染みの養鶏家で、マーケットでは毎回大人気のブースになります。

伊佐沼農産物直売所などでも販売しています。

 

川越の芳野地区にある江田養鶏場さん。川越の養鶏家として70年以上前からこの地で鶏卵を生産しています。現在3代目の江田さんで20年ほど。
大体3000羽の鶏が飼育され、鶏たちは一日に一つの卵を産みます。
江田さんの鶏はイサブラウンという種類で、全て紅い鶏です。
余計な予防接種など必要ない病気に強い鶏ですが、そんなにたくさんの卵を産んではくれない。
そして臆病で神経質なところもあり、少しの音にも敏感に反応する鶏なので、
ストレスが溜まると採卵にも影響してしまうという手間の掛かる鶏でもあります。
卵の黄身の味の決め手はなにより餌。
餌の配合は江田さんのお父さんが決め、江田養鶏場独自の配合の餌によって、あの卵の味が決まっています。
「うちの卵が美味しいと言ってもらえるのは、それは餌がいいということでもあるんです」
と話す江田さん。
いい卵=赤い黄身というイメージが世間に広がっていますが、
黄身の色は餌でどうとでもなるので、
それよりも大事なのはどんな餌を与えているかという本質的なこと。
江田さんの餌はもちろん自然のもので、自然の黄身の色を出そうと日々手間を重ねています。
数百万羽飼育するような養鶏場ではありませんが、
目の行き届く数千羽という規模で、一個一個の質にこだわったブランド卵を作っている農家です。

 

この卵があってこその、Little Edo Coffeeのプリンなど。

エスプレッソとプリンという何とも贅沢な組み合わせが楽しめる。

 

 

Little Edo Coffeeの鵜野さんは、昔から珈琲が好きで、大人になってから豊富な海外経験によって日本以上の海外のカフェ文化を身をもって深く体感してきました。

高校卒業後、一年ほどマレーシアにいた後に、日本に帰国して働いたのが、GINZA SIX(ギンザシックス)にある「DENHAM」。

デニムで有名なアパレルのお店ですが、カフェも併設しており、一年ほど働いていました。

珈琲については、ここでの経験が大きかったと振り返る。

都内中心に様々な珈琲店を巡って体験していました。

 

その後、鵜野さんが貿易の仕事で行った、マレーシア。この時は現地採用で2年ほどいました。

マレーシア時代は、休みの日にシンガポールやタイに足を運んでは現地のカフェを巡っていました。

どのカフェも個性に溢れ、お洒落で感度の高いお店が多く、まさにカフェ文化の洗礼を受けたような感じ。

ラテアートの世界チャンピオンのいるお店などがありレベルが高く、エスプレッソを提供するお店が多く、エスプレッソの深みにはまっていったのは海外滞在から。

その後、2020年1月にマレーシアから日本に一時帰国し、成田空港近くに居を構えてリモートで働いていました。

マレーシアへ戻ろうとしつつも新型コロナウイルス感染拡大でビザ取得が難しくなり、これを機会に、

 

「自分で何か始めよう」

 

と動き出していきました。

自分の置かれた環境が、周りには自営業が多く、もちろん実家が代々酒店で親戚にもレストラン経営している人もいたりして、知らず知らずのうちに影響を受けていたのかもしれない。

 

「自分で何か始めたい」

「自分には何ができるか」

 

考えた時に、自然を湧いてきたのが、カフェ。

柳屋酒店の一部を改装し、柳屋酒店とコラボする形で、どこにもないカフェ&酒店のお店にすることに。

改装中も、浦安市にあるパン屋「リトルバイリトル/LITTLE BY LITTLE」内のカフェでバリスタとして働いていました。

そして2020年11月に満を持してLittle Edo Coffeeをオープン。

エスプレッソを柱として、色々な展開を見せる他にはない場所として浸透しています。

鵜野さんは珈琲の他に、服やスニーカーも好きで、今後はLittle Edo Coffeeでの展開も構想しています。

珈琲や食事・お酒を飲みながら、店内にディスプレイされた海外のスニーカーなどを眺めることもできるかもしれない。

川越に根付いて、川越を盛り上げていきたいという思いが強くなっている。

 

 

川越の珈琲文化の深化。

 

珈琲を主体にしながら、この場から様々な発信をしていく。

 

Little Edo Coffee、そしてWILLOW HOUSEの物語は始まったばかりです。

 

「Little Edo Coffee(LEC)」 

川越市志多町2-1 川越氷川神社近く
平日 11:00~18:00
土日祝 10:00~18:00

※週末に夜営業する日もあります
※急な変更などはInstagramにてお知らせします
定休日 水曜日
駐車場2台あり

店頭前に自転車/バイク駐車可能

Instagram:
https://www.instagram.com/lec_coffee/

 

「WILLOW HOUSE(ウィローハウス)」

ランチ 11:30~14:00

Instagram:

https://www.instagram.com/willowhouse_official/
 

『柳屋酒店』

10:00~19:00

049-222-1157
info1@coedo-uno.com
HP:
http://coedo-uno.com/