「真南風(まはえ)」♪沖縄そば、 暑いからこそ熱いもので芯から熱を出す | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

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店内にある「サギゾーキ」。
それは、
『食料保存用のカゴなんです。
昔は冷蔵庫がなかったので、このカゴに入れて下げていました。
ふたをしっかり閉めればハエも入らず、
竹を編んで作られているので
隙間から空気が流れ食べ物が長持ちし、
吊るすことで蟻や虫も寄り付かないという利点がありました』
と説明してくれました。
現地でも今では知る人がほとんどいない昔の冷蔵庫ですが、
木陰に下げられ海風にゆったりと揺られている風景が目に浮かぶよう。
のんびりとした島の、
もっともっとのんびりしていた時代の生活用品。

時が変わり

現代の物流は凄まじい進歩を遂げています。
例えば今日、
午前中に収穫した沖縄本島のゴーヤーが、午後の便の飛行機に乗り、
翌日の午前中には埼玉の川越のお店の棚に並んでいる。
つまり、収穫した次の日にはお店にあることになる。
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それは、川越市内で採れる野菜の収穫・配送と
まるで変わらないような時間感覚で、
このお店では今、川越と沖縄が結ばれています。

お店の人気もこれらの沖縄の生鮮食品で、
本島からやって来たゴーヤーに島らっきょう、もずく、
そして沖縄そばが特に人気があるのだそう。

ゴーヤーはチャンプルーにする、
島らっしょうなら現地では天ぷらが定番で、
塩もみしてそのまま食べても美味しいとのこと。
味はエシャレットのようでシャキシャキしています。

沖縄物産のお店で、生鮮食品が人気という話しは、
意外な感じもありつつも、やはり!と思えるもので、
沖縄をこれだけ「近く」感じられるものはない。
そして、改めて、沖縄の生鮮食品が川越に並んでる状況が凄い。。。

季節はいよいよ梅雨明けという事で、
本格的な夏を迎える前に、より暑さを感じるために。
沖縄の空に想いを馳せ、川越の沖縄へ。

沖縄の人が、冷たいものより沖縄そばを食べて暑気払いし、
暑さを熱さで吹き飛ばしているように、熱い沖縄の話。
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今日は大正浪漫夢通りにある、
沖縄ショップ「真南風」さんから、
店主新井さんのお気に入り、
「嘉手苅林昌」さんの三線の音色をBGMにお届けします♪



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

大正浪漫夢通り。
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川越の一番街のすぐ近くにある通りで、
レトロな大正浪漫な建物が並んでいます。
素敵なお店が点在している通り。
例えば、カワイイ新作着物の「MiZU-AME」。があったり。

ただ、一番街ほど人が多くないのも事実で、
「もったいないなあ、この通りをもっと知ってもらいたいなあ」
と密かに思っているのもあって、
この通りにまつわるお店を何店か紹介していきたいなと思います♪

「MiZU-AME」を越え一番街方面へ北へ、
同じ並びにあるお店が・・・

沖縄ショップの
「真南風(まはえ)」です♪
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川越の沖縄ショップとしては老舗。
19年ここで沖縄の物産を扱っています。!
お菓子や生鮮、お酒(泡盛・オリオンビール)に雑貨にCDに本、
沖縄のものをここまで揃えているのは、川越でここだけ。(-^□^-)

自身が沖縄が大好きという事で始めたお店で、
那覇も離島も
「全部好き」。
昔懐かしい日本の原風景が残っている場所が
特に好きだそう。

新井さんの話しを聞いていると、
沖縄って、いろいろと文化の多様性があるんだなと再認識です。!
石垣島は起伏が激しい島で、
宮古島は平坦な土地の島。
その違いは当然文化の違いに繋がって。

「沖縄」と、文化を一括りにできなくて、
島ごとにそれぞれ違うんですね~。


ここ川越の沖縄、真南風で人気なのは、
生鮮とお菓子。
やっぱり、お菓子は川越でも定番です。(*^o^*)
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ちんすこうに、サーターアンダギー、
それと今大人気の紅いもタルト♪
紅いもキャラメルもありました。
これ沖縄土産でもらった事あります。。。
沖縄で売ってるものがそのままありました。(笑)
(沖縄限定のハイチュウのパイナップル味もあり!)

こういうお菓子は、向こうでは観光客向けに
作られている事が多いそう。
確かに美味しいし、沖縄を感じさせてくれるもの。
観光客向けに作られてものを、
川越の観光客向けに売っていたら、
ここまでお店は支持されていなかったかもしれない。。。

なにより凄いのは、冒頭にも紹介した
生鮮の品揃えの豊富さなんです。!
これを並べようとすると凄く大変だろうし、
他の物産店では真似できない強み。

地元に愛されているお店なのは、
この部分があるからなんですよね。

こういう所に引かれて、
凄いお店があるんだよ~!と
知ってもらいたいと思いました。

生鮮が沖縄から川越までやって来るのは、
まさに大勢による連携プレーによるたまものです。!

収穫、配送、飛行機、配送、店舗へ。
それぞれが時間を考え合わせて、
次の日の午前中に真南風に届くよう調整しています。

もずく、
ゆし豆腐、
島豆腐、
ジーマミ豆腐、
島らっきょう、
島とうがらし、
ヘチマ、
パパイヤ、

しかし、お店を始めた当初は、
「沖縄の食べ物は、何ひとつ知られていなかった」
状況だった。
19年前はそうだったでしょうね。。。
塩と黒糖くらいは知られている、
そのくらいの認知度。

ゴーヤーも「どう食べればいいの??」
よく聞かれていたそうです。

それが今では、
島らっきょう、ゴーヤーが売れ、
沖縄そばの生茹で麺が良く売れる時代になったんですね♪
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インスタントではなく、生麺を置いているのも真南風の強み。!

「沖縄の人って、沖縄そばめちゃくちゃ食べるんですよ。
毎日のように食べてますよ。
熱いものを食べて、体の芯から熱さ出す。
そういう土地なんですね。」


僕がいた時に、
沖縄そばを5袋くらい買っていった人がいました。。。(笑)

沖縄の本物を追求してきたからこそ、
19年も続いてきたお店なんだと思います。!
ここにいると、
物産店という言い方が失礼に思えて、
沖縄にある小さなスーパーのような感じになります。(*^o^*)

生鮮もあるし、調味料は現地の人が使うそのまま同じもの。
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この調味料類は、お店を始めた時から揃えているもので、
当初から「本物」を執念を持って目指していたのが分かります。♪

黒糖を見ると、やっぱり沖縄だなあと思いますね。
黒糖の揚げたものがあったり、
黒糖プレッツェルもありましたよ~。
沖縄の人は、お茶うけに黒糖食べるくらいですもんね!

沖縄の小さなスーパー、
うん、その言い方が結構しっくりくるかも。(-^□^-)

梅雨明けし、真夏に突入する今だからこそ
行きたい場所場ある、
沖縄の個人スーパー「真南風」。

この時期に、タイミング良く紹介できたかもですね♪
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お店から出て見上げた空は、
この空を辿れば沖縄があるんだなあ、と
前より少し、実感できるようでした。

今年も暑い夏になりそうですね。(*^o^*)

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「真南風(まはえ)」
川越市仲町3-17
10:00~18:30
水休

最後に載せるシーサーは、
お店の店先に置かれた巨大な看板シーサー♪
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真南風の2階で三線教室があって、
日曜日に練習してる音色が通りに流れてるんですよね♪
今度また話し聞きに行きたいな!

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

後日談として。

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沖縄そばの生麺が売ってるの初めて見たので、
もう気になって気になって、(笑)
麺に、スープに、ソーキ、
一式買って沖縄そば作ってみました。♪

麺を茹でるのは1分。
紅しょうがもかまぼこも入れず、
シンプルな沖縄そばにしました。

お好みで「ピパーツ」や「コーレーグース」をふり掛けつつ・・・

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美味しかったです。!
今年は、そうめんではなく、
沖縄そばで暑気払いしようかな。(-^□^-)


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