明治26年。
川越一番街のすぐ近くから火の手が上がり、
大火事が起こった。
後年に
「川越の大火」と呼ばれるその火事は、
時の鐘辺りから喜多院が見える程
建物を焼き尽くすものだった。
その火事で
蔵造りの建物が焼け残り、
火に強いということで
一帯に蔵造りの建物が建てられるようになる。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
という事で、
昨日からの続きで
「まちかん古美術店」さんから
一番街の生き証人から
いろんな話を聞かせてもらって、
ちょっと感慨深いです。
当事者から話を聞けるって嬉しい。♪
こんな機会に恵まれた事に
感動しました。
というか、
ここまで図々しくなってる自分にも感慨深い。(笑)
ソファに座って話し込むまでの流れは
昨日のこれね。↓w
まったり街を散策するの好きだけど、
たまには
歴史散策もいいですね♪
歴史の中でも
一番街の事を、当事者から、だから
余計にワクワクする。(*^o^*)
それにさすが骨董屋さん、
めちゃくちゃ詳しいです。
うちはここに土蔵が建ってたんだよ。
奇跡的にそれは焼け残ったんだけど、
扉開けるのが早過ぎたんだろうね。
火が中に入ってきちゃって、
結局土蔵は全焼したんだ。
あれが残ってたら文化財だったろうね。」
川越の大火の事、
一番街の歴史の事、
まちかんさんのご主人の口から
リアルな体験として語られます。(-^□^-)
と、ここからは・・・!
ご主人の昔の話に、
僕が現代の姿を重ねていきますね。
「ここの斜め前に昔、
魚市場があってね、
今は大袋の卸売市場に移っちゃったけど。
ここにあった魚市場のトラックだけだよ。
この通りを走ってた車は。」
そんな時代に
ご主人はキャブトンというバイクを
ここで走らせていたという。(笑)
その魚市場は、
いまはこんな感じになってます♪
ハウムクーヘンの
「ノリスケさん」があるのがここ!
この横丁も相当古いけど、
そのまた古い時代に魚市場だったんだね~。
「この辺は昔、井戸がたくさんあってね。
ええと、この近くだけでも
5つあったなあ。
一つはそこの、松岡さんの隣。
うちにも一つあって、今でも水取れるはず。
綺麗な水が取れたんだよ。」
話に出てくる松岡さんというのは、
松岡種苗店の事。
そして。。。
次の話には
長年の謎が溶けました。。。(笑)
「すぐそこにも
ここと同じ「まちかん」ってお店あるでしょ?
そう、刃物の店ね。
なんでここと同じ名前かって、
あそことイトコなの。」
えええ~!Σ(゚д゚;)
そんな繋がりがあったのですか~!
ずっとね、思ってたんですよ。
「まちかん古美術店」があり、
「まちかん刃物店」がすぐ近くにあり、
なんで同じ名前なのかなあって。。。
親戚だったんですか。!
そんな話をしていると、
ご主人が一枚の絵を見せてくれました。
まちかん刃物店の前身、
金物が並んでる姿に凄い違和感あります。w
こんな時があったんですね。
こんな感じでどっぷりと
川越一番街の歴史に浸ってきました。♪
楽しい話ありがとうございました!ヾ(@°▽°@)ノ
歴史の話、
当事者の口から聞くと
こんなにワクワクするものなんですね。(*^.^*)
改めて思いましたよ~。
川越の歴史で
分からない事は
ここのご主人に聞きに来よう。(笑)
またよろしくです。!
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
ここにご主人の土蔵もあったんでしょうね。
そして大火で
一面焼け野原になり。
蔵造りの建物が建てられるようになる。
蔵造りの建物がたくさんです。!
こうして見ると
今でも残ってる建物があるような・・・
ほぼ変わってない。。。(*^.^*)
人からいろんな話を聞くのは
楽しいですね♪
それをブログを通して伝える、と。!
そう、楽しさの共有です。!(*^o^*)
うん??
「ちょっと来てごらん。
土蔵見せてあげる」
え。。。
ご主人が土蔵見せてくれるって。。。
いや、でも
土蔵は大火で全焼したはず。
どういう事なんだろうと
後を着いて行ったら・・・
ご主人・・・
営業中なのに。Σ(゚д゚;)
何を見せたいんだろうと
不思議に思ってると、
と、シャッターを指差しました。
ああああ!!なるほど!
目の前に下りたシャッター。
そこに描かれていたのは、
川越の大火で失われた土蔵その姿でした。
そっか、ここで生き続けているんですね。♪
最後に粋な演出を見せてくれましたね。(笑)