最終章、DIY穂先にガイドを取り付けて完成していきます。
DIY穂先の先端にエポキシ接着剤をたっぷり塗布し、トップガイドと穂先をぐりぐりしてから固定します。
トップガイドが硬化したら、DIY穂先のもう片側にエポキシ接着剤をたっぷり塗布して、カーボン側にぐりぐり差し込んで、カーボン内部にしっかり接着剤を充てんさせて、ガイド向きを合わせて固定します。
硬化後、ガイド位置を決めます。穂先先端からガイド間(ガイドのフット部とガイド管立ち上がり部の境を基準)は、25-30-30-35-35mm(最終はカーボン上)でマーキングしました。
マーキング位置にガイドをスレッドで固定したいのですが、ガイドの足が小さすぎてやりにくいので、ガイドの足にエポキシ接着剤を塗布し、向きに注意しながら仮固定しました。
どうせガイドの付け替えなんてしないので、接着しても問題無しです。
(トップガイドの次のガイド2番目位置は、写真の位置より若干トップガイド寄りに変えました。)
黒色細めのスレッドをガイドに巻きました。
DIY穂先のカラー可視部が少なくなるのでガイド背面スレッドは要らなかったですね。
初めてのスレッド巻きにしては、綺麗に巻けているでしょ?笑
スレッドの切断端部はヒゲにならないように、ライターで焼いています。
フィニッシングモーターに固定し、スレッドにエポキシコートを塗りました。
ちなみに、チャックは持ち合わせていませんので、ロッドベルトを巻いてモーター軸とロッドを固定しています。受け側はダンボールの切り欠きで済ませてます。
エポキシコートの気泡抜きは、ターボライターで行いました。
エポキシコート1度目でこんな感じです。
スレッド巻きの出来栄えがモロに現れますね。
エポキシコートを2度塗りして完成させました。
カーボン側のガイドには、キラキラテープを2個所巻いて飾りを入れました。
うーん、いい感じ。
40号のテンヤでDIY穂先に負荷をかけてみました。
綺麗に曲がってるんちゃいます?
ちなみに、同じメタリアの91-170の40号テンヤでの負荷具合いです。
負荷チェックとして、水1.5L入れたペットボトル、持ち上げてみました。異音もなくこの状態。
耐久性とDIY穂先感度はこれからですが、まずは使い物になりそうなので、補修方法に少し自信が持てました。
よっしゃー!!
タチウオのシーズンインで、楽しみができました。
ちなみに、このDIYを真似されても全然OKですが、自己責任でお願いしますね。
大物取り損なっても当方知りませんで~。笑
タチウオロッドのDIYによるチタン穂先修理でした。