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こらあのブログ

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『社長の器』

高杉良

1992年2月15日第1刷発行

2007年7月2日第39刷発行

株式会社講談社


中小企業社長の父親が作った2つの子会社。

ニチベア(ミネベア)は、名門紡績会社(鐘ヶ淵紡績?)で将来の社長候補と嘱望(?)されていた

兄・高原征一(実:高橋高見氏)、啓発製作所(実:啓愛社製作所)は弟・高原高望(実:高橋高望氏)

が経営することになった。

エリート街道を歩み、陰湿で攻撃的な兄と中小企業の親父らしい叩き上げで、優しく人情派の弟という

性格が正反対の兄弟の兄弟喧嘩がテーマ。主人公は弟だが、規模の拡大に走らず、適正規模で

従業員への還元を重視した経営を行い、従業員・取引先(日産自動車)・同業者組合からの人望高く、

衆議院議員になり、将来の社会党を背負う人材として期待されるまでになる。

一方で、エリート意識の強い兄はそんな弟が気に食わない。

弟の急死に伴い、弟家族への退職金・借金の催促等嫌がらせを行い、個人的な恨みだけで、

健全だった弟の会社も危なくさせるなどの行為を行う。


「社長」の「器」というよりは兄弟喧嘩・人間性の欠如的な恐ろしい話だが、取引先や従業員だけでなく、

今の言葉でいうと「ステークホルダー」全体から信頼の厚い人間というのは、どこに出ても立派な人間

であり、政治家でもなんでもできるのだということであり、そのような高潔な人間を目指していきたい。




久しぶりにマクド地下鉄ハンバーガーに行った。ちょうどLセットにするとマクドのフードハンバーガーのマグネットがもれなくついてくるということで、ポテトとコーラのLサイズ&ビッグマックを頼んだ。
海外のマクドのは普通にこのボリュームだよな…と思いつつ、610円て支払うと、今の為替水準も購買力平価的には妥当だと思ってしまいます。
アメリカでも普通にセットを頼んだら8ドルはするだろうから、80円×8ドルで640円くらいなら妥当な為替水準だなあと!
自民党あべ総裁も円安・インフレ誘導したいならマクドを値上げさせろ!!って…冗談混じりに思いました。

『大合併 小説第一勧業銀行』

高杉良

1992年9月15日第1刷発行

1998年2月23日第15刷発行

株式会社講談社


高杉良シリーズを読みました。

第一銀行の井上薫と日本勧業銀行の横田郁による合併劇・第一勧銀誕生について。

高杉シリーズを読むと、毎回経営者の信念に強く感銘をうける。


井上氏の三菱銀行との合併反対運動。大にのまれる小の悲惨さを戦中に実体験しているからこその

信念。それは、自分が推薦した後継者頭取との骨肉争いを巻き起こしてまでも、譲れない。

その一方で、勧銀との合併を実現させようとする信念。


また、勧銀横田氏は懐の広い、人情派の経営者として描かれている。スタイルの違う二人だが、

信念にかける想いと、それに基づく行動(それは多大な相互譲歩)によって合併にこぎつけ、

世界に通用する日本一の銀行を設立させた。