拝啓、エミール・ガレ様、
今日はたくさんの目の保養をさせていただき、ありがとうございました。
思わずショーウインドウに吸い寄せられた。
「なんて美しいんだろう」とため息。
それもそのはず、あの有名なガレの作品だった。
一千万円以上もするものなど、たくさん拝見してきましたよ。
ドキドキ、鼓動が早くなるような、
美しさに興奮していたのでしょうね。
あと１５年ほどもすればアンティークとなるオールドバカラの数々もありました。
いくつか非常に惹かれるものがあり、
ついお財布の紐が緩みそうになるのをひたすら我慢しました。
私は、新しいバカラより古いバカラがいいなぁ。
ほ・・・欲しいなぁ
ガラスには特に目がない私。
三度の飯よりガラスが欲しい。
物心つくかつかない頃から、気が付いたら妙にガラスが好きでした。
安いガラスも好きだけど、
強化ガラスだけは指で弾くと粘りのあるような音がして、やはり味気ないんですよね。
ガレとオールドバカラで目の保養をした後は、
もう何年も前から夫に錫のタンブラーを買ってあげたいと思って居て、
混ざりもののない、国産の品を・・・と、
ちょうど夫も一緒だったので、本人に選ばせました。
能作のNAJIMIを、
夫は「錫？そんなもん食器に使ってもいいの？」
と、完全に鉛と錫を間違ってますね(笑)
「これでビールとか飲んだらどんだけ美味いか！」
「お前がいいって言うんならいいんだろうなぁ、
買ってくれるんなら買ってもらおう」
↑こんな違いの分からんやつにはもったいなかったかな？
大きいのですがNAJIMIと言うだけにくぼみがあり、女性の手でも非常に持ちやすく、いい感じです。
自分でフィットするようにくぼみも変えられます。
ビールを入れると泡がきめ細かくなっておいしそう←見てるだけの私。
ちょっと帰りにムカつくことがあって、夫に懇々と説教。
せっかく気分良くお買いものもしたのに、夫のおかげで台無しになるところでしたよ。
そう言えば、駐車場待ちをしている私たちの目の前に停まったワゴン車から男性が下りた姿を見て、
「テレビ局の人だね」
「なんでそう思うん？」
「見てて」
後ろに回って荷台を開けて下したのはテレビカメラや照明の機材。
「なんでわかったん？」
「んとね、車からの降り方」
「なんでぇえええ～？？？」
自分でも良くわからないけど、
間違いなくそうだ！と思える時があるんだよなぁ。
「間違いなく当たるから、宝くじ２枚だけ買ってきてね」と夫に頼んで、
本当に１万円当たったことがあった。
その後も時々、そう思える時がある、
当たっても１万くらいだけどもね(笑)
そう閃いたときは、ひとつの疑問もないんだよね。
〇億円当たるイメージよ、下りて来い～
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