奈良旅 その9 入江泰吉記念奈良市写真美術館 | コぴははの日々

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庭に一羽の雄鶏がいた家

バス停からテクテク10分程歩いて到着。

高温ではないけど

キツい日差しだったので日傘が活躍した。

建築家・黒川紀章 設計の建物。

環境と調和するように展示室は地下に配されている。

所蔵している入江さんの写真を

テーマを決めて2〜3ヶ月のペースで展覧会を開いている。

今回は『塔のある風景』

好きな写真が大判で観られるので幸せ。

1階は奥にあるカフェスペースのみ。

手前に展示スペースがある地下に降りる階段がある。

壁には旧友の杉本健吉画伯作の常滑焼きの陶版『華精』

花の中心には仏様がいらっしゃる。

銅像。

半券。

展示スペースは撮影禁止だった。

代表作をいっぱい観られた。

 

ハイビジョンシアターで写真の解説付きの映像を見ることが出来た。

何本かあったけど、時間の都合で2本しか観られなかった。

ミュージアムショップで買ったトートバッグ。

入江さん手彫りの落款のデザイン。

旅行中のサブバックにどこかでトート買いたいなと思っていたら

一軒目で出会うことが出来た。

階段を上がってすぐの景色。

左に目をやると池と芝生。

ここにもごく稀に鹿がやって来るらしい。

静かな落ち着いた場所。

定礎に平成3年11月 竣工と書かれている。

美術館の開館は平成4年4月。

入江さんは平成4年1月16日に亡くなっている。

建物を見ることは出来ただろうけど開館には立ち会えず。

泣けてくる・・・。

建物を出て見上げた青空に白い半月。