こぱんなのブログ
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被災地の診察可能な動物病院等・情報


ペット保険のアニコム損害保険さんが、被災地の動物病院に連絡を取り発表している、被災地の診察可能な動物病院のリストです。(HP上3/18現在)
http://www.anicom-ah.com/ah_list.pdf



診てくださる動物病院が近くにありましたら、連絡をとってみてください。
電話に対応しきれない場合はご容赦ください。おそらく診察業務で手が離せなくなっているかと思われます。

Twitterにて#311petERとハッシュタグをつけて発言していただくと、応急処置などについて獣医師が返答するようになっています。ただし、このタグでは医療的な相談だけなので、避難やフードの入手について、ご相談には対応しておりません。

応急処置*外傷編*

前回は胃腸の応急についてアップしたので、今回は怪我の応急処置です。
応急ですので、動物病院に駆け込める方は駆け込んでください。

{爪を割ったり足先からの出血}
傷口がちいさければ傷の上をギュッと2分ぐらい押さえてください。
タバコやお線香の灰があればそれを厚めに押しつけるのも止血が早いです。

{押さえたぐらいでは止まらない出血・四肢と尾の場合}
出血しているところより、心臓に近いところを細い布できつく縛る。
縛って出血が止まったら30秒数えて、縛ったものを少しずつ緩めて下さい。
止まったと思って一気に外すと再度出血します。少しづつ緩めること。
再度出血した場合は出血が止まるまで繰り返すこと。
ただしきつく縛ったままにして放置すると先が腐ります。
繰り返すことで出血量がへりますから、緩めることは必ずしてください。

{押さえたぐらいでは止まらない出血・体幹部の場合}
5cm幅ぐらいの布をややきつめにまきつける。
・・・文章にするのが難しいですが、まきつけた布のあいだに指が簡単には入れられないぐらいの
強さで、ただしからだに食い込まない程度にしてください。
布に血の膜ができて止血できる場合があります。
この場合止血できたら布は外さないでください。まる一日は外さないほうが良いです。


{骨折が疑われる場合}
割り箸でもなんでもいいので、向くべき方向にあわせて添え木をして、細い布で固定する。
治すというよりは違った方向にぐらぐら動くのを防いでください。ぐらぐら動くことで、傷が広がり、痛みが強くなります。

*輪ゴムは危険なのでできるだけ使わないこと*
外すのを忘れたり、毛にうもれたりすると、時間をかけて食いこんでしまって取り返しがつかなくなります。
ゴムをつかうなら1cm以上の幅があるものにしてください。


食べなくて、ふらふらしている子には、前回の吐いているときの飲み物や、飴を小さくしたものを
なめさせてあげてください。食べないことで、低血糖になっている場合があります。


一日も早い救援が届きますように!

被災地のわんちゃんたちへ

今回の地震で調子を崩したワンちゃん・ねこちゃんが、東京郊外の動物病院でさえ多くみられました

震源地に近い地域ではなおさらだと思います。
救援にかけつけることができない代わりに、動物病院の再開や救援の手がとどくまで、ちょっとでも役にたつ情報になるならと、ブログ記事をアップしました

状況にもよりますが、食欲がなく、吐いてしまっている場合。(もともと元気な犬・猫ちゃん向けです)
スポーツ飲料があれば、それを10倍程度に水で薄めたものを、口に含ませてあげてください。

水2リットルに対して砂糖大さじ4と塩小さじ1/2(人の緊急時経口補水塩の倍希釈)でも良いです。
真水は胃を刺激して吐くことが続く場合があります。また、一度に多量に飲ませないこと!

一度含ませて、10分ほどしても吐く様子がなければ、もう一度含ませてあげてください。
そのあとは吐く様子がないことを確認して、少量ずつ飲ませ、いつものご飯を1/3量ふやかして与えてください。
ご飯がない場合、人の米飯をおかゆ程度にふやかすのも良いと思います。

吐き続ける時はあえて半日絶食絶水して、胃を休ませてあげてください。

吐くことは体力を消耗します。回数を吐かせないことが大切です。


下痢の場合、食べ物を半日やすませることと、食事量を半量にすることで収まる場合があります。

また、お芋(さつまいもまたはじゃがいものゆでたり・ふかしたりしたものもウンチを落着けてくれます。
ヨーグルト(無糖)やビオフェルミンなどの乳酸菌を少し足してあげるのも良いでしょう。

人用の胃腸薬は使わないこと!(使えるものもありますが、ここにアップしきれないので、まずは使わない)人用の風邪薬は絶対に使わないでください。

あとは「一緒なら大丈夫」と抱っこしてなでてあげてくださいね(*^_^*)あなたをリーダーと思っています。リーダーが不安な行動をすると不安になってしまうのが、わんちゃん・猫ちゃんです。 まずは人が気をしっかり持って下さいね。

わんちゃん・猫ちゃんとも人より体温は高めの38.5度前後です。抱っこを嫌がらない子なら抱っこして人も一緒に暖めあってくださいね。落ち着くと思います。

コメントに目を通せないかもしれないので、緊急の連絡はうけれませんが、こんなアドバイスがあると助かるなどありましたら、コメント下さい!

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