五月雨をゆく【鳴子温泉】 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

ゴールデンウィーク明けの

雨のみちのくひとり旅、

もはや


6月ですが

五月雨紀行の続きです。

福島の文知摺石にスリスリ→前回のブログ

そのあとひたすら北上。

4号線を北上すると

仙台の町中に入って大変そうだったので

奥の細道ならぬ抜け道をぬけて


久々にやってきました

鳴子温泉!

下駄も鳴子。

こけしで有名な宮城の温泉地です。


今回はここでまた

なんちゃって湯治をすることに。


1603年江戸幕府の開かれた年に開湯されたという

なかなか歴史のある湯治宿へ。


でました!

義経伝説です。

頼朝から逃げる際にここを通りがかり

妻の北の方が産気づきこの地で出産。

しかし生まれた子は鳴き声をあげない。

そこでここの湯につけると、、

鳴き声をあげたではないか!


というわけで

啼く子、、鳴子となったそうです。


ここの旅館は4種類の天然温泉があるとのこと。

ほんとに違う種類で

そのときの気分で好きな種類の湯へ。

2泊して2回ずつ入ったから

計8回も温泉へ(笑)


硫黄濃いめか薄め

あとは鉄分が濃いか

そんな感じの4種類です。


旅館部もあるのですが

ラブ湯治。

ということで

鍵付きの湯治のお部屋をお願いしました。



こんな感じ。

異様にでかい緑の鍵のキーホルダー(笑)


面白いのは

各部屋の前の廊下に

各自使えるガスコンロがあること。

冷蔵庫と水道は共有でした。

自炊室じゃないタイプは初めて。

いろんなタイプの湯治宿があるもんだ。



廊下には

温泉が流れる鉄パイプがむき出しでして

どうやらこれが暖房のようでした。

なので

廊下は暖かいけど

部屋はさすがに寒かったー。



二日間も湯治宿にこもって何をしていたかというと

ひたすらお仕事(笑)


ゴールデンウィーク明けなのに

寒波再来そして雨

そんななか車中泊しながらの仕事は

さすがに集中できん!


ありがたやありがたや。

続く。