のこりもん | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

我が町枚方の淀川河川敷に

ぽつんと置かれている






石。

なかなかの大きさです。


以前から

こいつは何か意味がある石ではなかろうか


と気になってたので


近くを通った際に近づいてみると




大阪城を再建する際に切り出されたものの

使われなかった残石でした。


大阪冬、夏の陣で崩れた大阪城の再建。


京都府南部でとれる花崗岩ちゃん。


淀川は川底の堆積が早いので

いつのまにか埋もれていたそうです。


後世の工事で見つかった石をここに置いてるとのこと。


京都府南部から淀川を使って舟で運ばれたのね。


石には

切り出すときの矢穴が残ってます。


岩に穴を開けて鉄の矢を打ち込んで岩を割るんだとか。


大阪城まで運ぶ際に落としたり

割れたりした石は


縁起が悪いとのことで

運ばれる道中に置き去りになることも。


なので

関西のいたるところに


大阪城の残石なるものが残されてるのです。


残されてもね、、


邪魔じゃない?(笑)