奥の細道とは逆回り。
四国のお遍路を逆回りしたら、
会いたい故人に会えるというけど、
奥の細道を逆回りしたら、、?
なんかあるかな(笑)?
村上から山形の酒田へは日本海沿いを国道7号線を走りました。
以前、同じく日本海沿いを走る羽越本線に乗って同じルートを行ったとき、
電車より海側を走る国道を車で走ってみたいなぁ、
なんて思ったのが実現!
電車から見る風景とはまた違ったものがあります。
なんてったって、、
車はあまり余所見できない(^_^;)。
海ギリギリのところを走るからカーブも多く運転に必死。
なにより、
車がめっちゃ飛ばすの!!!!
みんな輝く日本海の景色にテンションがあがってんのか、
はたまたそんなに監視がないからなのか、、
ものすごいスピード(*_*)
ノロノロテントむしは、後に車の列を貯めては避け、貯めては避け、
変な汗かきながらバンドルを握りしめて必死の運転。
それでも合間に眺める日本海のきれいなこと!
日本海にせりだす岩や山の緑のきれいなこと!
あまりの綺麗な景色に頭おかしくなりそうなのね。
しかし、、晩夏の東北とはいえ、
暑いっ!!!!
日差しも強いっ!!!!
焼ける(>_<)!!!!
芭蕉は山形の酒田にて
暑き日を 海に入れたり 最上川
温海山や 吹浦かけて 夕涼み
さらに少し離れた尾花沢にて、
涼しさを 我が宿にして 寝まるなり
というなんとも清涼感のある涼しげな句を詠んでいるのです。
どこが?
そんな涼しい?
違和感極まりない!
何年か前に埼玉の熊谷に抜かれるまで、
日本の最高気温は山形だったというくらい夏のフェーン現象なんだぜ!
東北は意外に暑いんだぜ!
芭蕉翁!
江戸の世は涼しかったのかなぁ。
そんな、
涼しげな、
お顔。
続く。