田植え前の、水をはった田んぼに、
長靴をはいた足を浸けて、
畦道に腰を掛けている、
小さなおばあちゃん。
畦道を、遠くから歩いてくる、
おじいちゃんをぼんやり眺めている。
そんな、春の風景。
そんな、ささいな、優しい風景こそが、
世界遺産やなぁ、、
なんて、
旅をしながら思った。
世界遺産マチュピチュも、
もちろん遺跡はすごいけど、
突然強まった雨に、
どこかの国の、老夫婦が、
助け合いながらカッパを着ていたり、
石畳の階段を、
足が滑らないように、
手を取り合って歩いている、
そんな風景の方が、
意外と印象に残ってたりする。
あ、、国を問わず、老夫婦が優しい雰囲気を、醸し出しているのか!?
ま。いっか。