スノーダンサー【アラスカ7】 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

 

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3日目は朝から遠出。


車で2~3時間のところにあるHOMERという町へドライブ。

凍った湖の上や、海流の流れでできた砂州の先端まで行ける。



夏には釣りやキャンプ客でいっぱいになるそうだ。


砂州の対岸には、氷河に覆われた巨大な山脈が迫る。


砂州の先端の『lands end(地の果て)』というレストランへ連れて行ってもらった。



徒然コオロギ庵



席からは入り江や氷河が見える展望サイコーのレストラン。


1席に1つ双眼鏡が配られるのだが、


どうも調子の悪い双眼鏡。

覗いていると、酔う(笑)


ヒラメのディップや、サーモンとホタテのバーガー、

カキフライサンドイッチにクラムチャウダー。


どれも美味!!


メニューに載ってる魚の名前が英語なのでわからない。

わからないのをテリーやグロリアに聞く。


もちろん2人は日本語ができないから、


『丸くて、海底にいて、、身を食べる』


と英語で説明。


まるでなぞなぞ。


答はホタテ。


『普通の魚で、トゲトゲの背ビレがある』

ROCKFISH


さてなんでしょう?


結局ヒントだけでは分からず、

テリーのケータイのgoogleで調べる。


写真で正解を確認。。。



が、それでもわからない。


これは日本にはいない魚か?


あとで辞書で調べたら、

カサゴでした(笑)


カサゴ自体どんなんだか、あいまいなのに、


アラスカのカサゴは日本とは少し違うタイプのカサゴ。


そりゃわかんねぇって。

そんななぞなぞレストラン。


食べ終わって、


砂州の海辺を散策。



徒然コオロギ庵



テリーとグロリアは手を繋いでサクサクと歩いていく。


2人だけの世界。

デートしてるかのよう。


外国人夫婦のこういうとこいいよね。

と、羨望のまなざしを向けつつ、


2人をそっとしておこうと、

少し離れてついていく3人。


海辺の、ひらべったい砂利と、黄色のカルサイトみたいなかわいらしい石を拾いながら歩いた。


世界の砂利コレクションが増えた\(^o^)/


ポケットが重たくなったわ。


そして雪解け水で洗われた石、

半端なく冷たい。

あはは。





HOMERの町にあるアラスカンアートのお店に連れていってもらった。


似顔絵をやっていると言っておいて良かった。


ここ数年、


アリゾナやバンクーバーのネイティブアメリカンのアートに、

妙に惹かれている。



ニューヨークのメトロポリタン美術館のミクロネシアンアートもよかった。。


青森三内丸山遺跡の縄文遺跡も。



先住民系のアート、、はまるわぁ。。




彼らにとっては特別な意味があるんだろうけど、


よくよく見たら、

シンボル化というか、キャラクター化された動物や人間が、、



妙ちくりんというか、

アホヅラとか、

下手ウマというか、


とてつもなく味わい深い。


トーテムポールとか、いつか自分で作ってやろうと思う。



アートだけでなく、


文化や風習、いいつたえ。。


自然とともに生きている彼らの姿。。


憧れるな。


先日体験した能楽も、、


元を辿っていけば、


こういう先住民系の舞につながるのだろうか。。




もともと民俗学とかに興味はあったけど、


ちょっと本気で勉強してみたいなぁ。うん。





連れて行ってくれたお店は、

そんなアラスカンアートから、現代のアラスカンアートまでががっつりそろっていた。


お金あったら、買い占めたいくらい素晴らしい絵ばかり。


テンションあがりまくったわ。

お金にも限界があるから、


買える範囲のポストカードや、絵で我慢。



自分の誕生日プレゼントの絵。


ひとめぼれ。



徒然コオロギ庵



タイトルは

『SNOW DANCER』


雪の精霊に導かれて踊っている女の絵。


この絵を見たとき


『あ、私だ。』


と思った。


雪に導かれて、さまよってる私。

着ぶくれてる感じも似てる。


あはは。



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