出雲大社で『ご縁』をスルーしてしまった三十路女2人。
さて、
このあとは何処さ行くべ?
ここまで来たならいっちゃうか?
世界遺産!
石見、、銀山~~!!
世界遺産に登録されたことで、
一躍観光都市と化した石見銀山。
ほんとについ最近観光地になったもんだから、
きちんと計算されている。
古きを残し、新しきをさりげなく配置。
ごてごてした土産屋がない。
古い建物を使ったギャラリーや、
雑貨屋、カフェ。
そして、
渋いポスター。
梅干しカレー。
辛さと酸っぱさの協奏曲。
食べた後には、
血圧20上がり、
体温も1度上昇する勢い。
古民家を使ったカフェで、
コーヒーを飲む。(写真3)
旅風情を演出してみました。
当時を偲ぶ、
洞窟に掘られた500羅漢や、
屋敷後、
それから、
かわいらしいおばあちゃんが経営する、
古き善きお土産屋さん。
商品を入れる紙袋には、
おばあちゃんの詠んだ俳句が、
達筆な筆文字で書かれている。
私がもらった袋は、
なんと!
『こおろぎ』
の俳句が書かれていた。
『私、こおろぎって名前なんです!!』
興奮しておばあちゃんに言うと、
『知ってたよ~。』
と、クチャクチャの笑顔で可愛いく嘘をついたおばあちゃん。
この土産屋の名前は『カンテラ屋』と言って、
『カンテラ』とは、銀山を掘る坑腐夫が持つロウソクランプのことなんだそう。
おばあちゃんの旦那さんが、今でも作っているらしい。
時間がなくて肝心の銀山は見れなかったから、
また今度ゆっくり来たいと思った。
また、おばあちゃんに会いたいなぁ。
カンテラで照らされたような、
小さな、温かいご縁。
ありがとう。
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