学びのコンサルタントCAB -3ページ目

学びのコンサルタントCAB

発達障害(グレーゾーン)、知的障害(境界知能)、不登校など、ちょっただけ生きづらい子たちと、そのお家のサポートをしています。学習指導や生活指導、進学指導まで元教員が一緒に悩み、考え、お手伝いします。

前回の記事(講演会の内容)↓について、ボイスメモを文字起こし&まとめたものですm(_ _)m

 

 

 

ここまで読んで、「最近の若者は甘えているだけだ」と感じた方もいるかもしれません。

 

ただ、現場で日々接していると、単純に「根性がない」「打たれ弱い」で片づけてしまうには、あまりにも単純だと感じます。

いくつか、背景になっていそうな要因を整理してみます。

 

まず大きいのは、人間の心に備わっている「防衛機制」です。
つらい現実や自分の失敗をそのまま直視すると、心が折れてしまいそうなとき、人は無意識に自分を守るための工夫をします。

 

 

その一つが「合理化」です。
本当はショックだった出来事に、「自分には関係ないし」「今はタイミングじゃないし」と“もっともらしい理由”をつけて、自分を納得させる働きです。

 

合理化そのものは悪いものではありませんが、「楽だから」「すぐ心が軽くなるから」という理由で、そればかり選び続けると、「全部誰かのせい」にするクセになっていきます。

 

 

二つ目は、話し合い・ディベート教育の“教育ミス”です。
知識も技術も不十分なまま、「戦争について話し合いましょう」「水俣病についてどう思いますか」とだけ投げられ、正解らしい意見を言えた人だけが評価される。

ディベートでも、「相手を言い負かすこと」がゴールになりがちで、「事実を調べる」「自分の考えを修正する」というプロセスが抜け落ちています。


その結果、「言いくるめる力」だけが磨かれ、間違った合理化が得意になってしまう子たちが増えた印象があります。

 

 

三つ目は、過剰な自己保護です。
小・中学校時代から、テストや態度でたくさん怒られてきた子ほど、「また怒られるくらいなら、最初から関わらない」「注目されたくない」と感じやすくなります。


最近の高校生は、「授業中にみんなの前で褒められたくない」という子が本当に多いです。

良い意味でも悪い意味でも、「自分にスポットライトが当たること」そのものが怖くなっているのだと思います。

 

 

四つ目は、SNSによる「自分の正しさ」の増幅です。
「小テストを事前に知らせない先生っておかしくない?」「テスト範囲はもっと絞るべき」というつぶやきに、いいねが何百件もつくと、その子にとっては「やっぱり自分の感覚が正しいんだ」という強力な証拠になります。

学校や家庭で「それは違うよ」と言われても、ネットの支持の方を信じたくなるのは、ある意味自然なことです。

 

 

最後に、貧富や学力、学校ランクの“見える化”も大きいと感じています。
昔よりずっと簡単に、他校の制服、校舎、行事の様子、進学実績がSNSで見られるようになりました。
「自分の家はお金がない」
「通っている学校は“底辺”と呼ばれている」
そうした情報が毎日のように目に入る中で、「頑張ってもどうせ報われない」「だったら最初から社会(家)が悪いことにしておいた方が楽」という諦めの空気が、少しずつ広がっているように見えます。

 

こうした要因が絡み合う中で、「他責思考」は、若者にとって一番手っ取り早く心を守る手段になっているのかもしれません。

次の章では、他責思考になりやすい人の特徴と、学校現場で見えてきたリアルな姿をお伝えします。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓はじめましてのこちらからm(_ _)m↓

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓イベントのご案内ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓今月の空き状況ですm(_ _)m↓

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓営業(対応)時間のお知らせm(_ _)m↓

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓チャンネルフォローよろしくお願いしますm(_ _)m↓

 

 

 

 

 

 

前回の記事(講演会の内容)↓について、ボイスメモを文字起こし&まとめたものですm(_ _)m

 

 

他責思考というと、「言い訳ばかりする子」「責任転嫁する若者」というイメージが強いかもしれません。

でも、実際に一人ひとりの人生を丁寧にたどっていくと、その裏側には必ず「本当の願い」や「守りたいもの」が隠れています。

 

一人目は、30代の女性。


幼い頃から家の中は両親の喧嘩が絶えず、兄から部屋のドアを蹴られたり、物を投げられたりする環境で育ちました。

高校を卒業して家を出て、やっと自由になれたと思ったのも束の間、職場ではうまく人間関係が築けず、ランチや飲み会に誘われなくなり、やがて孤立していきます。


「会社の空気が悪い」「人間関係がギスギスしている」「やり方が古い」
 

転職を繰り返した末に、彼女がたどり着いた答えは、
「私の人生がこうなったのは、全部親の育て方が悪いから」でした。

 

 

二人目は、不登校経験のある20代男性。


仕事では指示を3つ出されると、最初の1つしか覚えられないタイプで、毎日のように怒られていました。

ある日、急いで入ったトイレが女性専用で、周りの人からジロジロ見られた経験をきっかけに、「女性ばかり優遇されている」という怒りを強く抱くようになります。


「結婚なんて男の金を使われるだけ」
「女性優遇の社会がおかしい」
最終的には、「こういうシステムを作った社会が悪い」というところに着地し、SNSでその主張を発信し続けています。

 

 

三人目は、大学中退後、引っ越し業者で働いていた30〜40代の男性。


腰を壊して肉体労働ができなくなり、事務職に移った途端、発達特性の影響で書類のミスや集中力の問題が一気に表面化しました。

病院に行くと、発達障害と一過性のうつ病の診断。
そこからは、「病気だから働けない」「発達障害だから仕方ない」という言葉が口癖になっていきました。

 

 

四人目は、中学3年生の男子。


IQは高く、ワーキングメモリも非常に高い一方で、言語理解が弱く、授業中に話した内容はほとんど入っていない。

小学校1年生から、親が分単位で勉強スケジュールを管理し、「起きている間は勉強」が基本ルール。
本人は「1日のノルマさえ終われば、あとは自由にしていい」という感覚で、そこで衝突が起こります。


彼が宿題を丸写しした理由を1時間かけて聞き出したとき、最後に出てきた言葉は「怒られるから」でした。

行きたい高校を聞くと、「なるべく親から遠いところ」と答えます。

口では「受かりたいから勉強する」と言いながら、本音の一番深いところにあるのは「これ以上怒られたくない」「ここから逃げたい」という願いでした。

 

四人とも、表に出ているのは「親が悪い」「社会が悪い」「病気が悪い」といった他責の言葉です。

でも、その奥にはそれぞれ、
「孤独で死にそうなくらい怖かった自分」
「理不尽な視線や扱いへの怒り」
「突然崩れた自分の人生への戸惑い」
「怒られる恐怖から逃げたい気持ち」
が隠れていました。

 

他責思考は、単なるワガママや甘えではなく、「これ以上自分を壊さないための、ぎこちない防衛」でもあります。

次の章では、なぜここまで他責思考が強くなってきたのか、その背景を少し整理してみます。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓はじめましてのこちらからm(_ _)m↓

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓イベントのご案内ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓今月の空き状況ですm(_ _)m↓

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓営業(対応)時間のお知らせm(_ _)m↓

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓チャンネルフォローよろしくお願いしますm(_ _)m↓

 

 

 

 

 

 

前回の記事(講演会の内容)↓について、ボイスメモを文字起こし&まとめたものですm(_ _)m

 

 

 

今日は「他責思考とは?いま現場で何が起きているのか」という話から始めます。

 

高校の教室で小テストを返すと、ゼロ点を取った生徒が本気の顔でこう言います。


「いや、テストあるなんて聞いてません。言っとかない先生が悪いでしょ」
「この問題が出るなんて言ってなかったじゃないですか」


テスト範囲も伝えてあるし、授業中にも何度か声かけはしている。それでも本人の中では「自分が悪い」ではなく「知らせなかった先生が悪い」が“正解”になっています。

 

友人関係でも同じです。


「グループLINEに呼ばれなかった。だからあいつらが悪い」
「既読スルーされた。だからもう学校に行きたくない」
 

話をよく聞いていくと、本人がそのグループ内で何かしら、やらかしているケースもあります。

それでも本人の主張は一貫していて、「あいつらが悪い」の一点張りです。

 

さらに衝撃だったのは、万引きの指導に入ったときのこと。
「反省してます」と言うので、「じゃあお店の人に謝りに行かなきゃな」と返したら、真顔でこう返ってきました。


「そんなこと、どこに書いてあるんですか? それってルールなんですか?」


大人を挑発しているわけではなく、本当に「謝る」という選択肢が頭に浮かんでいない顔でした。

 

学校から社会に出ても、構図はあまり変わりません。
朝起きられず、成績が下がり、就職活動がうまくいかなかったとき。


「こんなことで評価を下げる社会が悪い」「学校の評価の仕方がおかしい」
 

入社しても、
「会社のやり方が古いから続かない」
「人間関係が悪いから辞めるしかない」
と環境だけを責めて、1か月、3か月、半年で辞めていく元教え子たちがたくさんいます。

 

もちろん、先生側や会社側に課題がゼロだと言うつもりはありません。

環境の影響が大きいケースも、実際にあります。

それでも、彼らの言葉を丁寧に拾っていくと、根っこに共通するスタンスが見えてきます。

 

「もし周りがちゃんとしてくれたら、自分はやれる」
「自分は悪くない。悪いのは先生・親・友達・会社・社会だ」

 

私はこれを「他責思考」と呼んでいます。
うまくいかなかったとき、まず最初に「自分の行動」ではなく「誰か」「何か」のせいを探しに行く思考のクセのことです。

 

ここ数年、高校・大学・職場で若者と関わっていると、この他責思考に出会わない日はない、と言っても大げさではありません。次の章では、もう少し具体的に、印象的だった4人のケースを紹介しながら、「なぜ彼らはそこまで他責にしがみつかざるを得ないのか」を一緒に見ていきたいと思います。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓はじめましてのこちらからm(_ _)m↓

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓イベントのご案内ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓今月の空き状況ですm(_ _)m↓

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓営業(対応)時間のお知らせm(_ _)m↓

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓チャンネルフォローよろしくお願いしますm(_ _)m↓

 

 

 

 

 

 

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

現在、発達特性(グレーゾーン)や境界知能、不登校傾向を持つお子さま・ご家庭を、学習指導・生活支援・進学サポートを通してお手伝いしております。

元教員という立場から、「その子らしさ」を大切にしつつ、親・学校とも協力しながら伴走するスタイルを心がけています。

 

■ 現在の募集状況について

  • 12月枠はいっぱい(空きなし)となっております。→ 2月に空きが出る予定

  • 1月以降の枠については “予約受付” の形で承ります

  • 体験授業は1回分のみ受付可能です。体験後に「正式にお願いしたい」とのご希望があれば、そのまま空きができ次第(2月から空きが出る予定)家庭教師スタートのご案内いたします。

  • 1月以降に体験授業をご希望の方についても、調整のうえ対応可能です。

ご希望の方は、できるだけ早めにご連絡ください。先着順で対応させていただきます。

 

 

■ こんなご家庭におすすめです

  • 10月、11月ぐらいから、お子さまの様子が急に変わった(成績が落ちた、元気がなくなったなど)

  • 学校のペースに合わず、勉強についていけないと感じる

  • 不登校傾向があり、生活と学習の両面で支援が必要

  • 子どもの特性を尊重しつつ、できることを少しずつ伸ばしたい

もし上記に1つでも当てはまるなら、まずは体験授業でお話をお聞かせください。

 

 

■ お申し込み方法

  1. 以下のフォームに必要事項を入力して送信

    リンク先一番下にフォームがあります

  2. 空き枠を確認し次第、24時間以内にご案内メールを差し上げます

  3. 体験授業(60分程度)を実施

  4. 体験後、ご希望であれば予約扱いで正式スタート

  ※2月以降スタート希望の方は、可能な範囲で調整いたしますので、まずはお問い合わせください。

 

 

■ 最後にメッセージ

子どもたちは自分で選べない環境の中で頑張っていることが多いです。
私の仕事は、「守る支援」ではなく「伴走する支援」。転ばないように全てを守るのではなく、必要なときに手を差し伸べつつ、自分で歩ける力を育てたいと考えています。

10月は枠がなくてご案内できなかったご家庭にも、11月以降のスタートでサポートを始められるように準備しています。
気になる方はどうぞお気軽にご相談ください。

ご縁がありますように。そして、お子さまの未来が明るく拓けますように。

 

学びのコンサルタントCAB 代表橋本

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓はじめましてのこちらからm(_ _)m↓

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓イベントのご案内ですm(_ _)m↓

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓今月の空き状況ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓営業(対応)時間のお知らせm(_ _)m↓

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓チャンネルフォローよろしくお願いしますm(_ _)m↓

 

 

 

 

 

 

 

先日、「他責思考とは何か」「今の若者に何が起きているのか」というテーマでお話してきました。

 

まず現場で本当にあったエピソードをいくつか紹介しました。

小テストでゼロ点を取って「先生がテストをやるって言わなかったから悪い」と本気で怒る高校生。

万引きしたあと「謝らなきゃいけないなんて、どこに書いてあるんですか」と首をかしげる生徒。

就職しても「会社のやり方が古いから」「社会が悪いから」と、環境だけを責めて数か月で辞めてしまう元教え子たち。

共通しているのは「もし周りが変われば、自分はやれる」「自分は悪くない」というスタンスです。

 

私はこれを「他責思考」と呼んでいます。

うまくいかなかったときに、自分の行動や選択よりも「誰か」「社会」「環境」のせいにする思考のクセです。

もちろん、本当に環境の影響が大きいケースもありますし、「外側の問題」を指摘すること自体は悪いことではありません。

ただ、原因を100%外側に置いてしまうと、自分の成長のチャンスが消えていきます。

 

では、なぜここまで他責思考が強い若者が増えたのか。

背景には、

人間の心が自分を守るために働かせる「防衛機制(合理化)」、

怒られ慣れてきたがゆえの「過剰な自己保護」、

知識も技術もないまま行われてきた話し合い・ディベート教育、

SNSで自分の主張に「いいね」が大量についてしまう構造、

そして「頑張ったのに評価されなかった経験」など、いくつもの要因が絡み合っています。

 

講演の後半では、では大人はどう関わればいいのか、という話をしました。

ポイントは4つです。

1つ目は「正論で殴らないこと」

人のせいにする言葉が出てきても、いきなり「全部お前の責任だろ」と切り捨てるのではなく、「それはムカつくよな」「大変だったね」と、まず気持ちに寄り添うこと。

 

2つ目は「自分の領域を一緒に整理すること」

同じことがまた起きそうなとき、自分にできる小さな工夫は何かを、一緒に言葉にしていきます。

 

3つ目は、「大人が目の前でふつうに「ごめん」と謝ること」

謝ったら負けだと思っている子たちに、「謝っても人は壊れない」というモデルを見せることです。

 

最後は、誰かのせいにしていることで得ている“おトクさ”を、そっと外してあげること。

「人のせいにしても、自分は守られない」という現実を伝えていきます。

 

 

他責思考は、一言の声かけでサッと消えるようなものではありません。

私の経験では、1〜3年かけて対話を重ねていく中で、少しずつ「自分のほうから変わってみようかな」という言葉が出てきます。めんどうで、時間がかかる関わり方です。

それでも、彼らが「全部誰かのせい」から少しずつ抜け出していく瞬間に立ち会えるのは、大人側にとっても大きな喜びだと感じています。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓はじめましてのこちらからm(_ _)m↓

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓イベントのご案内ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓今月の空き状況ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓営業(対応)時間のお知らせm(_ _)m↓

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓チャンネルフォローよろしくお願いしますm(_ _)m↓

 

 

 

 

 

 

札幌市内の学童で指導員向け研修をしてきました。

テーマは「子どもの発達段階と分析」です。

 

教育をお仕事に、そして長く続けていると

ついつい「え、こんなにも今の子ってできないの?」と感じることがあります。

でも、よーーーーく考えてみると「今の年齢では、教育学/発達学的にはできない」と気づきます。

 

そこで、改めて小学校1年〜6年の中で、各学年で何ができて、何ができなくて、頑張ればどこまでできるのかなどのお話と、

それらをどう分析する(見極めるか)のお話をさせていただきました。

 

私が普段使っている見極めシートをチラ見せ

学童や放課後デイからの依頼も受け付けています。

ぜひお問い合わせくださいm(_ _)m

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓はじめましてのこちらからm(_ _)m↓

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓イベントのご案内ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓今月の空き状況ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓営業(対応)時間のお知らせm(_ _)m↓

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓チャンネルフォローよろしくお願いしますm(_ _)m↓

 

 

 

 

 

 

■「正直に言う」が引き起こす“すれ違い”
教室でのやり取り——
A「この服かわいいでしょ!似合ってる!?」
B「かわいいね!」/C「似合ってると思うよ」
D「え、似合ってないよ」
その場が一気に凍る・・・

 

Dの発言は“事実を正直に言った”だけかもしれませんが、受け手は「傷ついた」と感じます。

ASD傾向のある子に見られる「正直=善」「事実>感情」という特性の典型例です。

 

■“空気が読めない”のではなく“空気の手がかりが見えない”
ASD傾向の子は、表情・声のトーン・間(ま)などの非言語情報から相手の感情を推測することが苦手です。

だから「相手の気持ちになって考えなさい」は機能しません。

必要なのは“見えない手がかり”を言語化して提示することです。

 

 

■やってはいけないNG対応
・「なんでそんなこと言うの!」と感情で叱る
・「自分が言われたらどう思う?」と投げ返す(多くは答えられない)
・「二度と言うな」と禁止だけで終える(代替行動がない)

 

■家庭でできる“置き換えトレーニング”5ステップ

  1. 状況の言語化:
    「今のAは“褒めてもらいたい”と質問していたよ」

  2. 目的の確認:
    「Dは“事実を伝える”が目的だった?」

  3. ルールの提示(場の優先順位):
    「この質問は“評価”ではなく“安心”を求める場」

  4. 代替表現のモデリング:
    ・第一選択(肯定の型):
    「うん、いいね。色がとても合ってるね」
    ・ニュートラルにズラす:
    「新しい感じだね。どこで買ったの?」
    ・どうしても否定を伝えたい時(関係が近い/個別に):
    「今度は別の色も見てみない?きっと似合うと思う」

  5. ロールプレイ(10秒×3本):
    親がA役→子がD役→交代。短時間で“口に出す練習”を繰り返す。

 

■“事実”と“関係”の二軸で教える
Dの価値観:「事実を守る」は尊重しつつ、「関係を守る」軸を追加します。
・事実を守る=嘘をつかない/自分の観点を大切にする
・関係を守る=相手の求めを読む/場の目的に合わせる
二軸のマトリクスを紙に描き、「今回はどこに置く?」と事後整理すると、次回に活きます。

 

■困ったら早めに外部リソースへ
「わかっているのに口が先に出る」「後で後悔する」などが続く場合、家庭だけでの修正は負荷が高いです。

観察→言語化→ロールプレイのサイクルを、第三者が入って一緒に回すと早いです。

はしもとにご相談ください。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓はじめましてのこちらからm(_ _)m↓

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓イベントのご案内ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓今月の空き状況ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓営業(対応)時間のお知らせm(_ _)m↓

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓チャンネルフォローよろしくお願いしますm(_ _)m↓

 

 

 

 

 

 

■「支援」はしない——私の仕事観
私は「発達障害」「境界知能」「グレーゾーン」「知的障害」そのものを専門旗印にしているわけではありません。

実際、南高・西高志望の生徒も担当しています。

それでも、いわゆる“特性”を持つ子がよく集まってくる——この事実をどう捉えるかが、今日の話題です。

 

■なぜ“特性のある子”が集まるのか
私がこの仕事を始めた動機はシンプルでした。

「勉強のやり方がわからない」「努力しても成績が上がらない」「やる気が続かない」——この困りごとを一緒に解決したい。

その延長線上に、結果として“特性のある子”が多く集まってきたのだと考えています。

理由は明快で、彼らは他の子よりも“困る場面”が多いからです。

 

■困りごとの正体は「入力・保持・出力」のズレ
・入力(見る・聞く)が苦手:授業の要点や板書、教科書の構造が取りにくい
・保持(ワーキングメモリ)が弱い:手順や指示を頭に留めておくのが難しい
・出力(考えを形に)に時間:わかるが書けない/話せない、ミスが減らない
これらは一般的な塾の「一斉説明→演習」の型だけでは、なかなか改善は進みません。

 

■私がやるのは「支援」ではなく“その子の学び方の設計”
私は自分の仕事を「支援」とは呼びません。やっているのは、観察→仮説→設計→実装→微調整の連続です。

  1. 観察:その子の情報の取り込み方・エラーの出方を細かく見る

  2. 仮説:なぜつまずくのか(入力/保持/出力どこにボトルネックがある?)

  3. 設計:伝える順番・伝える分量・表現(口頭か板書か)を子に合わせて作る

  4. 実装:1コマ内で試す(例:3分書いて覚える→5分テスト→1分振り返り)

  5. 微調整:結果に応じて単位時間・提示方法・フィードバックを更新

この繰り返しは、私が学校現場で磨いてきた「授業設計」と同じ流れです。

つまり、私にとっては“普通に一緒に勉強している”に過ぎません。

 

■具体例:同じ内容でも「伝え方」を変える
・視覚優位タイプ:板書の層を2段構造にし、要点は枠、根拠は矢印で結ぶ
・聴覚優位タイプ:設問を音読→10秒要約→式へ、の“声に出す=問題を一旦音読”を固定
・ワーキングメモリ弱め:手順・解説・説明・指示を細分化
・出力に時間:対話方式(使う公式は?どこから考えていく?など)
小さな微調整が、その子の“できる実感”を最短距離で引き出します。

 

■「できる感」を先に作る——順番を変えるだけで動き出す
多くのご家庭で見られるのは、「理解→大量演習→テスト」の順です。

ここで止まりがちな子には、「成功の最小単位→即時フィードバック→短サイクル反復」に置き換えます。

分かりづらいので、たとえば・・・

英単語7個を2分で覚える→30秒セルフテスト→“前回+2点”を目標——満点ではなく“伸び幅”評価にすることです。

これだけで、心も集中も折れにくく続きます。

 

■結論:言葉は優しく、仕事は厳密に
私は「支援」という言葉を使いません。

理由は二つで

ひとつ、相手を“できない側”に置かないため。

もうひとつ、やっていることが福祉的配慮ではなく、教育工学的な設計でしかないから(授業をする教員側の工夫)。

これが私のスタンスです。

 

■お困りなら
「うちの子だけ特別なやり方が必要なのでは?」——はい、“必要”です。

そして、それは特別扱いではなく、その子の学び方に合わせた当たり前の設計です。

観察から始め、最短で“できる実感”をつくります。

ぜひ、ご相談ください。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓はじめましてのこちらからm(_ _)m↓

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓イベントのご案内ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓今月の空き状況ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓営業(対応)時間のお知らせm(_ _)m↓

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓チャンネルフォローよろしくお願いしますm(_ _)m↓

 

 

 

 

 

 

■ 「公式を覚えなきゃ」で止まっていませんか
「公式を覚えられない」「テストが近いから公式を覚える」——私の指導先で頻出する言葉です。

50点前後が目標でよければそれでも回ります。

けれど、80点の壁は越えにくく、受験や高校数学では失速します。

 

原因は「覚える」先にある“意味づけ”が欠けているからです。

 

 

■ 速さ=m/sを“日本語に戻す”だけ

たとえば、1000mを50秒で走る自転車の速さは?と聞かれたとき
多くの子が用紙の端に「は・じ・き」を書きます。

 

しかし、ここで考えてほしい(気付いてほしい)のは、 m/s の日本語訳は「1秒あたり何メートル進むか」ということです。

だから「メートル÷秒」。1000÷50=20 m/s。実はこれだけです。


重要なのは、式の前に「単位を日本語で説明できるか」です。

ここがないと、文章題の連立方程式や動点Pのような“文を式に直す”問題で行き詰まります。

 

 

■ テスト答案、“いきなり公式”になっていないか
答案の1行目がいきなり公式だったら要注意です。

文章→意味→量の関係→式、の順を飛ばしています。

学校では時間の都合で「意味づけ」まで十分に扱えないことも多いので、家庭学習で補う必要があります。

 

■ 点が伸びる3ステップ

  1. 単位を日本語にする:m/s=「1秒あたり何m」、km/h=「1時間に何km」。

  2. 量の関係を短文にする:「距離は“速さ×時間”」「密度は“重さ÷体積”」など“言葉の式”を声に出す。

  3. 数字を代入するのは最後:「だから“○÷○”だよね」と言ってから式に入る。
    この順序化だけで、計算ミスと“当てはめ癖”が激減します。

 

■ 「は・じ・き」は悪者ではない
道具として“補助輪”に使うのはOKです。

ただし、使う前に「日本語で意味を言えたら使ってよし」というマイルールを置いてください。

補助輪→意味づけができるほど自然と外れていきます。

 

 

■ よくあるつまずきと対処
・文章が長いと固まる:数を線で囲み、単位だけ抜き出す“拾い読み”。
・式は合っているのに失点:途中式の“言葉化”が足りない。行頭に「=1秒あたり…」などメモをつけるクセを。
・覚えるのが苦手:同型問題を3周。1周目は“言葉の式”、2周目は式だけ、3周目は時間短縮。点は“周回数”で上がります。

 

 

■ まとめ——“覚える前に、訳す”
公式は結果の圧縮です。

圧縮前の意味を言葉でほどくと、初見問題でも迷いません。

答案の最初に“日本語一行”を置く。

この習慣だけで、80点の壁と受験数学の読解が一気に軽くなります。
「いきなり公式から入ってしまう」タイプは、学び方から見直すのが近道です。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓はじめましてのこちらからm(_ _)m↓

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓イベントのご案内ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓今月の空き状況ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓営業(対応)時間のお知らせm(_ _)m↓

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓チャンネルフォローよろしくお願いしますm(_ _)m↓

 

 

 

 

 

 

この時期になると、「冬休みだけお願いします」「休み期間だけやりたいです」などの問い合わせをいただくことが多いです。

去年までは、なんの問題もなく実施できていましたが・・・

 

今年は生徒さんの増加と外部とのお仕事の関係で、受け付けられない状況ですm(_ _)m

春休みから、少しずつ空きコマが出てきますが、予約優先となっていますので

「家庭教師を考えている」などあれば、まずは予約(問い合わせ)いただければと思います。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓はじめましてのこちらからm(_ _)m↓

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓イベントのご案内ですm(_ _)m↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓今月の空き状況ですm(_ _)m↓

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓営業(対応)時間のお知らせm(_ _)m↓

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

↓チャンネルフォローよろしくお願いしますm(_ _)m↓