学びのコンサルタントCAB

学びのコンサルタントCAB

発達障害(グレーゾーン)、知的障害(境界知能)、不登校など、ちょっただけ生きづらい子たちと、そのお家のサポートをしています。学習指導や生活指導、進学指導まで元教員が一緒に悩み、考え、お手伝いします。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

学びのコンサルタントCAB代表の橋本雄大です。

現在、発達特性(グレーゾーン)や境界知能、不登校傾向を持つお子さま・ご家庭を、学習指導・生活支援・進学サポートを通してお手伝いしております。

元教員という立場から、「その子らしさ」を大切にしつつ、親・学校とも協力しながら伴走するスタイルを心がけています。

 

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■発達特性がある/ないは関係なく教えています
よく「発達障害専門なんですか?」と聞かれます。

セミナーや発信ネタが「発達特性」が多いからだと思うんですが・・・

実は、発達特性がある/ない関係なく、教えています。
診断名があるかどうかで、支援の必要性が決まるわけじゃないからです。

 

 

■私のスタンスはシンプル
私が見ているのは、もっと現実的なところです。

「困っている」
「生きづらい」
「家の中が回らない」
「学校とのやり取りで消耗している」
「この子の場合、どう関わればいいか分からない」

そう感じているお家(子ども)を、どうにかしたい。
スタンスはそれだけです。

 

 

■診断名が出ても、家庭がラクになるとは限らない
発達の話って、診断名をつければ解決するものではありません。
むしろ、診断名だけが独り歩きして、関わり方がズレて苦しくなるお家をたくさん見てきました。

だから私は、診断名より先に、

・今どこで困っているのか
・何が引き金で崩れるのか
・お家で何を守れば回るのか
・学校には何をどう伝えると通るのか

こういう「現実の困りごと」から整理します。

 

 

■勉強だけが本丸じゃないお家が多い
勉強の話も、もちろんします。
でも、勉強だけ頑張れば何とかなる家庭ばかりではありません。

・朝が起きてこない
・宿題で揉める
・スマホ/ゲームをやめられない
・会話がない
・注意すると爆発する
・親が限界

この状態で、「勉強だけ頑張れ」は無理です。

 

 

■まずお家が回る状況をつくる
私は、順番をこう考えています。

まずお家が回る状況をつくって、
その上で勉強をスタートする。

遠回りに見えて、一番早く、安定します。

 

 

■保護者の方へ
もし今、
「うちの子、何が問題なのか分からないけど、とにかくしんどい」
この状態なら、診断の有無は関係ありません。

状況を一度整理すると、やるべきことの順番が見えてきます。

 

 

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他の塾さんやお家から、よく聞かれます。
「橋本先生の生徒って、高校受験で落ちないですよね?」

 

誤解されたくないので先に言っておきます。
私の指導力が神だから!とかの話ではありません笑

 

理由はもっと現実的で、「戦略」の話です。

「受かるところを受けて、入ってから上位を維持して、推薦をもらう」
だから、落ちにくいです。

 

 

■受験は“勝負”じゃなく“選択”で決まる
受験って、つい「一発勝負」「実力勝負」と捉えられがちです。
もちろん、そういう面もあります。

でも現場で見ていると、受験の結果を大きく左右するのは、
才能や根性よりも「受け方」です。

 

無理して背伸びした学校を受ける!
でも、落ちる。仮に受かっても、勉強がついていけない(ギリギリで受かっているので、周りとの差がある)
自己否定だけが残ったり、途中から諦めてしまったり・・・。

このパターンが一番もったいないです。

 

それよりも、1ランク余裕があるぐらいのところを受ける、です。

 

 

■「受かるところを受ける」は逃げじゃない
「受かるところを受ける」と言うと、
逃げに聞こえるかもしれません。

でも違います。

重要なのは、入学後です。

入学した瞬間に受験は終わります。
そこから先に、3年(高校なら)の生活があります。

受験で燃え尽きて、入学後に転げ落ちる・・・なんてのよく目にします。

逆に、少し余力を残して入れると、
入学後に上位を狙えます。

 

そしてこれは、発達特性がある子ほど大事です。
発達がある子にとって、80%以上の出力を維持し続けるのは難しいです。
毎日100%なんて出ません。そもそも出ない前提で考えた方がいいです、

だから「ずっと全力で頑張れ」「常に完璧にやれ」という勉強(生活)の仕方にすると、途中で確実に折れます。
でも、受かるところに入って、入学後に60%ぐらいの出力で、頑張り続けて、上位を取りにいくなら違います。
余力を残した状態でスタートできるから、本人が“続けられる”頑張り方ができます。

 

 

 

■上位に食い込むと、人生が変わる

上位を維持できると、何が起きるか。

・先生に名前を覚えられる
・「この子は任せられる」が増える
・推薦やチャンスが現実になる
・周囲の見る目が変わる
・本人の自己評価が変わる

 

そして何より、

「俺でも、私でも、頑張ればここまではできる」

この感覚を取り戻せます。

受験で落ちると、
努力が否定された気がして、自信が削れます。

(本当は「今度こそは!!と頑張って欲しいんですが・・・)

 

でも上位に入ると、
努力が報われる経験が積めます。

この経験が、その後の伸びを作ります。

 

 

■推薦をもらうのは“ズル”じゃない
推薦って、ズルとか逃げとか言われがちですが、現実は違います。

推薦は、入学後の積み重ねの結果です。

・提出を出す
・授業を受ける
・成績を取る
・生活を崩さない

これができる子に対して、
学校が「次につなげる」仕組みです。

もちろん、学力のみをひたすら積み重ねる勝負が強い子もいます。
でも、毎日地道なことを積み上げられる子も強いはずです。

私は後者の強さを評価したいタイプです。

 

 

■この戦略が効く理由:大学でも通用する学力が残る
もう一つ大事なのは、ここです。

「受かるところを受ける」と言っても、
勉強をサボっていいわけじゃありません。

むしろ逆です。

入学後に上位を維持するためには、
基礎を固め、毎日回す力が必要です。

・合理的な計算
・読解して整理する力
・提出や段取り
・継続する力

こういう土台ができると、
大学でもある程度通用します。

だから「受かるところ」でも、
本人が自力で頑張り切れる学力まで持っていけます。

よく「推薦で行くと、そのあとが大変」なんてことを言われますが、準備が万全であれば問題はないです。

 

 

■もちろん「正解」ではない
ここまで言っておきながら、
この戦略が唯一の正解だとは思っていません。

挑戦して上を目指すのも、もちろん価値があります。
浪人してでも第一志望に行く道もある。

 

ただ、私は現場で嫌というほど見てきました。

受験で一回折れて、
その後ずっと自信が戻らない子。

途中で、耐えられなくて、投げ出して、自信を失う子たちを・・・

 

だからこそ、私は
「勝つ確率が高いルート」をまず作ります。

受験で落ちない。
入ってから上位を取る。
推薦を取る。
その過程で、自信と実力を取り戻せれば・・・。

 

これが、橋本の教え子が落ちにくい理由です。

 

 

■保護者の方へ
「うちの子、どこを受けるべきか迷っている」
「挑戦と安全のバランスが分からない」
「入学後に落ちない/ダメにならないようにしたい」

 


体験・相談では、学力だけでなく、生活・性格・学校の傾向まで含めて、どう高校受験をするのがいいかを一緒に考えます。

 

 

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最近、改めて強く思うことがあります。

それは、覚えるべきことを覚えずに、問題だけ解けるようにはならないということです。

数学でいえば、公式をうろ覚えの状態で問題をと解こうとしたり、記号がなにを表している覚えてないのに、問題に取り組み始めたり・・・。

物理でいえば
Vが電圧、Iが電流、Rが抵抗です。


こういう基本の対応が入っていないのに、問題が解けるわけがありません。

でもこれは、物理だけの話ではありません。
数学でも、英語でも、国語でも、専門科目でも同じです。

ここを曖昧にしている限り、学力は伸びません。

 

 

■「考える力が大事」は間違ってはいない。でも、正しくはない。

最近は「考える力が大事」と言われます。
それ自体は間違っていないと思います。

ただ、この言葉を都合よく使って、覚えることから逃げる人が多すぎます。

考えるには、材料が必要です。
材料がない人は、考えているようで、ただ止まっているだけです。

単語を知らないのに英語を読む。
定義を知らないのに数学を解く。
記号の意味を知らないのに物理を考える。

無理です。

頭が悪いとか、学力がないとかではありません。
その前に入れておくべきものが入っていないだけです。

 

 

■土台を作らずに、答え方だけ欲しがる人が多い

学力が伸びない子を見ていると、かなりの割合でこれです。

地味な暗記は嫌。
反復は面倒。
確認はだるい。
でも、問題は解けるようになりたい。

解き方を知りたい。

 

はっきり言います。
それは無理です。

基礎を飛ばして伸びるなら、誰も苦労しません。
でも現実は違う。
土台を飛ばした人は、最初は何となく進めても、途中で必ず止まります。

そして止まったときに、
「難しい」
「センスがない」
「自分には向いていない」
と話をすり替える。

違います。
多くの場合、難しいのではなく、準備不足です。

 

 

■「できない」のではなく、「前提が抜けている」

ここを見誤ると、本人も周りも不幸になります。

問題が解けない。
するとすぐに、「理解力がない」「応用力がない」という話になりがちです。

でも実際には、もっと手前で止まっていることが多いんです。

 

言葉の意味が曖昧
記号と名前が一致していない
単位が分からない
公式を見ても、何を表している式か分からない

問題文を読んでいるようで、実は読めていない
式を見ているようで、実は意味が取れていない
 

だから解けない。

これでは、考える以前の話です。

 

それを「苦手」で片づけるのは雑です。
苦手なのではなく、前提が抜けているだけかもしれません。
ここを丁寧に見ないと、ずっとズレ続けます。

 

 

■厄介なのは、本人がズレに気づけないこと

さらに面倒なのは、基礎が抜けている子ほど、自分がどこで止まっているか分からないことです。

何となく分からない。
何となく苦手。
何となく嫌い。

こうして曖昧なまま避けるようになる。
すると当然、ますますできなくなる。

本当は、才能がないわけではない。
やる気がないとも限らない。
ただ、最初に固めるべきところがグラグラなだけです。

でも、そのグラグラを放置したまま上に積もうとするから、崩れる。
当たり前です。

 

 

■覚えることから逃げる人は、結局ずっと苦しい

覚えるのは地味です。
派手さもない。
すぐに褒められるわけでもない。

でも、そこを飛ばして楽をしようとした人は、あとで必ずもっと苦しみます。

その場では逃げられても、次の単元で詰まる。
次の学年で詰まる。
入試で詰まる。
大学で詰まる。
仕事の専門学習で詰まる。

つまり、「今覚えない」の代償は、あとで何倍にもなって返ってきます。

ここを甘く見ると危険です。

学問は、やるべきことをやった人が前に進めるようにできています。
逆に言えば、やるべきことを避けた人は、どこかで必ず止まります。

 

 

■本当に強い子は、地味なことを雑にしない

成績が伸びる子は、特別な裏技を持っているわけではありません。

記号を曖昧にしない。
用語を雑にしない。
基本を繰り返す。
分からないところをそのままにしない。

 

やっていることは、かなり地味です。

でも、その地味さから逃げないんです。だから、伸びます。

逆に、伸びない子ほど、早く答えに行きたがります。
途中式を飛ばしたがる。
確認を嫌がる。
土台を軽く見ます。
差がつくのはそこです。

 

 

■物理に限らず、どんな学問でも同じ

物理だから暗記が必要、ではありません。
どの学問も同じです。

覚えるべきことを覚える。
意味を理解する。
使える形にする。
その上で考える。

 

この順番を無視して、
「考える力をつけたい」
「応用問題を解けるようになりたい」
と言っても、勘違いも甚だしいです。

考える力は、覚えた先にあります。
土台なしの思考は、ただの空回りです。

厳しい言い方ですが、学問はそんなに甘くありません。
そして逆に言えば、地味な基礎から逃げなければ、ちゃんと伸びます。

才能より前に、姿勢です。
 

 

■子どもが伸びないとき、見るべき場所を間違えない

保護者の方も、先生方も、つい「この子は考える力が弱いのかな」と見てしまうことがあります。
でも、その前に確認したいことがあります。

本当に理解が浅いのか。
それとも、言葉や記号や単位など、土台が抜けているだけなのか。

 

ここを見誤ると、支援の方向がズレます。
本当は基礎の整理が必要なのに、慣れてないだけと思い、応用ばかりやらせる。
本当は言葉の確認が必要なのに、「考えなさい」と促してしまう。

これでは苦しくなるばかりです。

子どもが止まっているときほど、
能力ではなく、前提を考えてみてください。
やる気ではないかもしれません。
そこを見る必要があります。

 

 

■ご相談ください

私は普段の家庭教師や面談でも、ただ「教える」だけではなく、
どこで止まっているのか
何が抜けているのか
何をどの順番で入れ直すべきか
をかなり細かく見ています。

「勉強しない」
「問題が解けない」
「覚えられない」
「応用になると止まる」

こうした悩みも、表面だけ見ても解決しません。
土台のズレを見つけて、順番を立て直すことが必要です。

お子さんの学習で気になることがある方、
ただ勉強を教えるだけではなく、つまずきの根本から整理してほしい方は、ご相談ください。

 

 

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3月って、危ないです。
テストも終わった。

提出も一段落。

成績もほぼ決まった。
そして雪も溶けてきて、気持ちが緩む。

この時期、家庭でも学校でも

「まあ、少し休めばいいか」
「4月から頑張ればいいか」

となりがちです。

気持ちは分かります。
でも、はっきり言います。

3月にダラっとしたまま4月に突入すると、次の学年は苦しくなります。

 

 

■3月にやるべきことは「勉強量」ではない
ここで急に毎日3時間やれ、とは言いません。
むしろ逆で・・・

3月にやるべきは、努力の量を増やすことではなく、
次の学年で困らないように復習しておくことです。

具体的には、たった3つです。

 

 

■①「0点になる行動」を消す
点数が取れない子の多くは、実力以前に“0点行動”で損をしています。

・提出を出さない
・忘れ物をする
・連絡を親任せにする
・テスト勉強の開始が遅い
・スマホで睡眠が崩れる

ここが残っている限り、どれだけ勉強しても伸びません。
だから3月は、この行動に当てはまっていないかを確認することです。

「20点でもいいから、0点をなくす」
これが一番効きます。

 

 

■② 新学年の“土台”だけ先に作る
次の学年で詰む子は、だいたい基礎が曖昧なまま上がります。

全部復習しろとは言いません。
ただ、基本中の基本だけは整えた方がいいです

 

・数学なら計算(正負、分数、小数、文字式)
・英語なら基本文(be動詞、一般動詞)
・理科社会は用語を「見たことある」に戻す

 

1日10分でいいんです。
ゼロにしないことが大事です。

 

 

■③ 生活を戻す(ここが最優先)
3月にダラっとする最大の原因は、勉強じゃなく生活です。

 

・寝るのが遅い
・朝が崩れる
・スマホが増える
・昼夜逆転する

 

これ、4月に引きずると一気に詰みます。

春は新しい環境に慣れるだけで疲れます。
そこに生活崩壊が始まると、勉強どころじゃないです。

だから3月は、勉強より先に
「寝る時間」「朝起きる時間」
ここを戻してください。

 

 

■結論:3月は“仕込み”の月
3月は、頑張る月ではありません。
仕込む月です。

・0点行動を消す
・基本中の基本を復讐しておく
・生活を戻す/整える

これだけで、4月のスタートが変わります。

「4月から頑張る」じゃなくて、
4月が自然に回るようにしておく。

これが、橋本が3月に一番言いたいことです。

 

 

■保護者の方へ
「うちの子、この3月で一気に崩れそう」
「新学年が不安」
「生活と勉強の整え方が分からない」

この場合、家庭だけで抱えるより、早めに整理/相談した方がラクです。
体験・相談で、今の状況を見立てて「3月に何をやるか」を具体的に決めます。

 

 

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中学から高校へ上がるとき、最も大事な力は何か。
それは・・・

合理的な計算力です。

「解ける/解けない」ではありません。
答えにたどり着くまでの道筋を、早く・ミスなく・簡単に進められる力です。
力ずくで押し切る計算では、高校では通用しません。

 

 

■合理的な計算力とは何か
たとえば、こういうことです。

 

小数を分数に直して考える
0.25 は 25/100 と見て、約分(1/4)まで見えるか。

 

分数を小数に直して見通しを作る
1/5 を 2/10 にして 0.2 と捉えられるか。

 

式か方程式かで、通分すべきか、約分すべきか判断できるか(当たり前の基本中の基本ですが、Eランクでもできない子/知らない子がいます)
何でもかんでも通分して計算量を増やす子は、必ずミスが増える。

 

これ全部、「計算が速い」というより、頭の使い方です。

中学までは、計算は量でした。

高校からは、量を消化し、自分の計算力の質を上げることです。
ここが高校では決定的に効いてきます。

 

 

■力ずくの子が高校で壊れる理由
中学では、多少力ずくでも何とかなることがあります。
時間もあるし、式も短い。

でも高校は違います。

 

式が長い

変形が多い

途中で符号ミス・約分ミスが出ると一発で崩れる

そもそも時間が足りない

=かなり複雑・・・。

 

だから「解けるかどうか」より、
「どう簡単にしてから解くか」が勝負になります。

合理的な計算力がないと、高校数学はもちろん、理科が壊滅します。

 

 

■理科(化学・物理・生物)でも計算力が土台
理科は、暗記科目に見えますが、高校に入ると違います。

化学はモル、濃度、反応量
物理は比例、単位変換、式変形
生物ですら、遺伝の確率や計算、データの読み取りが入ってきます。

 

計算が苦手な子は、内容が難しい前に、式の処理で詰むことが多いです。
そしてよく言います。

「意味が分からない」

でも実際は、意味ではなく計算が邪魔をしているだけです。
このタイプがめちゃくちゃ多いです。

 

 

■合理的な計算力は「知識を応用して、考えることをラクにする力」でもある
さらに大事なのは、合理的な計算力は、数学・理科だけでは終わらないことです。

持っている知識を使って、理解を簡単にすること・・・
これができる子は、国語でも社会でも英語でも伸びます。

 

例を出すと、

 

既知の知識を使って文章を整理する

因果関係を短い言葉にする

似た話を思い出して理解を速くする

 

要するに、知識を「貯める」ではなく「使う」イメージです。
この姿勢が、教科を超えた学力になります。

 

 

■結論
中学から高校へ上がるのに最も大事な力は、合理的な計算力です。

 

小数⇄分数を自在に行き来する

式の形を見て、通分か約分かを判断する

力ずくではなく、簡単にしてから進む

 

これができないと、高校の数学・理科は壊滅します。
逆に言えば、ここができれば、高校でも戦えます。

 


「うちの子、計算が遅い」「ミスが多い」「理科も数学も伸びない」
この場合、勉強量より先に“計算の力(努力の方向性)”がズレていることが多いです。

 

体験・相談では、どこで計算が重くなっているか、どの判断が抜けているかを見立てて、どう練習するかの順番まで落とし込みます。

 

 

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「落ち着きがない」「ずっと動いている」「しゃべり続ける」
こういう子を見ると、すぐにADHD(多動)を疑う流れになりやすいです。

ただ、現場で見ていると、“多動っぽさ”=ADHD ではないケースがあります。
その代表で、精神運動性過度激動(「過度な強さ(過興奮性)」の一つで、精神運動性・感覚・知性・想像・情緒の5タイプ)があります。(以下、精神運動性OE)

 

■ADHDの多動と、精神運動性OEは“見た目が似ている”
精神運動性OEは、外から見ると「多動」に見えます。
体を動かしたい、落ち着かない、早口、テンションが高い、動きながら考える…。

こういう特徴があります。
だから誤解されやすいんですが、根っこが違うことがあります。

 

 

■精神運動性OEっぽい多動の「中身」
私が「ADHDの多動とは別物かも」と感じるときの特徴は、だいたいこれです。

 

退屈や待ち時間に弱い(刺激が足りないと体が先に動く)

興味があるときはむしろ集中が深い(“好きなことに没入できる”)

エネルギーが“好奇心”や“興奮”に引っ張られている

動くことで頭が回る(動き=思考の補助輪になっている)

体を動かす出口があると落ち着く(運動・作業・役割)

 

このタイプを「静かにしなさい」で押さえると、逆に崩れます。
余っているエネルギーの出口を塞ぐので、本人は苦しくなるんです。

 

 

■一方で、ADHD由来の多動で疑うポイント
ADHDの多動は、研究上も“多動・運動活動のコントロール”が中核症状の一つとして扱われています。
私がADHDの可能性を強く疑うのは、こういうときです。

 

場所や相手を選ばず、どこでも止まらない

衝動が強く、危険行動や割り込みが多い

「面白い/退屈」以前に、制御が効かない

忘れ物・段取り・提出など、生活の機能面が広く崩れている

本人が「やめたいのに止められない」感じを持っている

 

精神運動性OEとADHDは併存もあり得るので、「どっちかに決める」は実質不可能なんですが・・・。

 

 

■さらに紛らわしいのが「精神運動性焦燥」
もう一つ混同されやすいのが、精神運動性焦燥(焦燥・そわそわして落ち着かない状態)です。
これは不安や抑うつ、PTSD、双極性障害などで見られることがあり、足踏み・歩き回り・手指の動きなどが出るんです。

なので、“多動”というより“しんどさの表現”であることが多いので、扱い方が全く変わります。
「静かにしろ」で抑えるより、背景の不安・睡眠・ストレス・体調の確認が優先です。

 

 

■見立てのコツ:診断名ではなく「スイッチ」を探すイメージ
私はまず、これを見ます。

 

いつ増える?(退屈/不安/興奮/疲労/人混み)

どこで増える?(教室だけ/家だけ/どこでも)

何があると落ち着く?(役割/運動/見通し/休憩)

止められないのか、止めたくないのか

本人の中身は「楽しい」か「苦しい」か

 

この「スイッチ」が見えると、対策が決まります。

 

 

■アプローチは“抑える”ではない
精神運動性OE寄りの子には、こういう手当てが効きます。

 

体を動かす前提で設計する(短い休憩・役割・移動)

机上で動ける出口(手元作業、指示係、配布係)

 

精神運動性OEは「止めない」が前提で、こちら側が理解する必要があります。

ADHD寄りなら、これに加えて「止める仕組み(視覚化・タイマー・手順固定)」がより重要になります。

焦燥寄りなら、まず休息・睡眠・安全確保、必要なら専門家につなぐ判断が必要です。

 

 

■結論
「多動っぽい」からといって、すぐADHDと決め打ちすると外します。
精神運動性過度激動(精神運動性OE)のように、強いエネルギーや強い興奮が“動き”として出ているだけの子もいます。

大事なのは、診断名ではなく「どのスイッチで増えるか」「本人は楽しいのか苦しいのか」。
そこを見極めて、抑えるより、周りの理解を作る。これが一番現実的です。

 

もし、学校や家庭で「この子、ADHDなのかな…でも何か違う気もする」と感じているなら、一度状況を整理しましょう。見立てが変わるだけで、関わり方は一気にラクになります。

体験・相談では、行動の背景の整理から、家庭・学校での具体的な手当て(何を増やし、何を減らすか)まで一緒に考えます。

 

 

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「勉強を教えてほしいです」
家庭教師の相談は、たいていここから始まります。

でも、実際にご家庭で困っていることは、勉強だけではないことがほとんどです。

 

宿題をやらない
提出物が出せない
分からないと止まる
嫌なことから逃げる
生活リズムが崩れる
話を聞いていない
注意されても同じことを繰り返す
高校に入ったあとが不安

 

こうしたことは、全部つながっています。

つまり、成績だけ見ていても足りない、です。

 

私は家庭教師として勉強を教えていますが、見ているのは点数だけではありません。
その子がどこでつまずき、何に困り、これからどこで苦しくなるか。
そこまで含めて見ています。

 

 

 

■今月は、本人・保護者・私で面談ラッシュ

ここ数日、多くのご家庭で
本人・保護者・私の三者面談を行いました。

普段の家庭教師の中で見えてきたことを整理しながら、

 

・今の学習面の課題
・生活面での不安
・高校進学後に困りそうなこと
・本人が今から意識して改善していくべきこと
・高校側へ共有しておきたいこと

 

を、一つずつ確認しました。

ここが大事で・・・

私は、ただ「ここを勉強しましょう」で終わりません。
必要なら、進学後まで見据えて、本人・保護者・学校をつなぐところまで整理します。

家庭教師の役割を、ただの教科指導で終わらせない。
ここが、私の関わりの特徴です。

 

 

■成績不振の原因は、「勉強が苦手」だけとは限りません

保護者の方は、つい「うちの子は勉強が苦手で」と言います。
でも実際には、それだけではないことが多いです。

 

たとえば、

・途中式を書かない
・丸付けや直しが雑
・宿題をやったふりで終わる
・分からないと固まる
・嫌なことを後回しにする
・自分から質問できない
・持ち物や予定の管理が弱い
・生活が乱れると勉強も崩れる

これらは全部、学力だけの問題ではありません。

 

やり方の問題であり、習慣の問題であり、発達特性の出方であり、生活管理の問題でもあります。

ここを見ずに
「もっと頑張れ」
「ちゃんとやりなさい」
だけを続けても、正直ほとんど改善しません。

だから私は、勉強の教え方と同時に、その子の困り方のパターンを見ます。

 

 

■発達特性が関わる子ほど、“勉強だけ”ではうまくいきません

最近は、発達特性を抱えている子、あるいはその傾向がある子の相談も少なくありません。

 

こうした子たちは、能力がないわけではないのに、

・やるべきことの優先順位がつけにくい
・自分の考えをうまく説明できない
・気持ちの切り替えが苦手
・面倒なことを避けやすい
・注意されるとフリーズする
・困っていても助けを求められない

といった形で困りやすいです。

 

そして保護者は、
「怠けているのか、困っているのか分からない」
「どこまで注意して、どこから支えればいいのか分からない」
という状態になりやすいです。

 

私は、そうしたときに
その子の困り方を整理し、保護者が関わるポイントを具体化するところまでやります。

ここが曖昧なままだと、親子関係も悪くなります。
逆に、ここが整理できると、家庭の空気はかなり変わります。

 

 

■高校進学前に整理しておくべきことがあります

中学校までは、先生や親がある程度カバーできます。
でも高校に入ると、一気に自己管理が求められます。

 

提出
時間管理
持ち物
授業の受け方
先生とのやり取り
生活リズム
進路への意識
周囲との距離感

 

ここが整っていないと、学力以前に学校生活そのものが苦しくなります。

だから私は、進学前の段階で

「高校で何に困るか」
「今のうちに何を直す必要があるか」
「学校へ何を伝えておくと本人が助かるか」

まで整理します。

これは、かなり大きいです。

保護者だけでここまで整理するのは、正直かなり難しいからです。
感情も入るし、毎日見ているからこそ、かえって客観視しにくい。

だから第三者として、でも表面的ではなく、
継続的に見てきた立場で整理する意味があります。

 

 

■私がやっているのは、「授業」ではなく「伴走」です

家庭教師というと、まだまだ
「その場で教えて終わり」
というイメージを持たれがちです。

でも、私がやっているのはそこだけではありません。

 

・学習面の指導
・理解のズレの把握
・提出や生活面の課題整理
・発達特性の見立て補助
・保護者との共有
・必要に応じた面談
・進学後を見据えた方向性の確認

 

ここまで含めて、一人の子どもを見ています。

要するに、
点数を上げるためだけの家庭教師ではなく、子どもがこの先困りにくくなるための伴走です。

これは、普通の「週1回教えて終わり」の家庭教師とは、かなり違うと思います。

 

 

■こんなご家庭には、特に力になれます

・勉強を教えるだけでは、もう足りないと感じている
・成績だけでなく、生活面や特性も気になっている
・高校進学後がかなり不安
・親子で同じことで何度も揉めている
・子どもに何を意識させればいいか分からない
・学校へどう伝えればいいか整理したい
・発達特性を踏まえて見てくれる人を探している

こうしたご家庭には、かなり相性がいいと思います。

逆に言うと、
「ただ安く勉強だけ見てほしい」
であれば、私でなくてもいいです。

私は、そこだけでは終わらないからです。

 

 

■ご相談ください

お子さんのことで、

「勉強だけの問題ではない気がする」
「高校に入ってからが不安」
「発達特性も含めて見てほしい」
「親としてどう関わればいいか整理したい」

そんな思いがある方は、一度ご相談ください。


まずは、何に困っているのかを整理するところからでも大丈夫です。
「うちの場合でも相談していいのかな」という段階でも、遠慮なくご連絡ください。

 

 

 

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いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

学びのコンサルタントCAB代表の橋本雄大です。

現在、発達特性(グレーゾーン)や境界知能、不登校傾向を持つお子さま・ご家庭を、学習指導・生活支援・進学サポートを通してお手伝いしております。

元教員という立場から、「その子らしさ」を大切にしつつ、親・学校とも協力しながら伴走するスタイルを心がけています。

 

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今回の保護者向けセミナーは、軽度発達障害(グレー含む)/境界知能の傾向がある新社会人をどう支えるかをテーマに行います。

就職して環境が変わると、「そのうち慣れるだろう」で済まないケースが出てきます。
小学生〜高校生の頃に積み上がってきた“つまずき”が、社会に出た途端、一気に表に出てきます。

放っておけば自然に良くなるというより、関係がこじれて悪化していきます。

最悪、休職/退職・・・なんてことになります。

 

職場(上司側)から見ると、
「指示が一回で伝わらない」「報連相がうまくできない」「仕事の覚えが悪い」「え?こんなこともできないの?」が起き、
一方で当事者は、
「聞いてたつもりなのに抜けていた」「メモが取れない」「周りが簡単にやっていることができない」「仕事がしんどい」と感じています。

 

ここで大事なのは、原因が“やる気”ではないことです。
特性や認知の特性が背景にあると、同じ指示でも受け取り方がズレたり、同時に処理できる量が少なかったりして、本人も周囲も苦しくなります。

 

今回のセミナーは、知識を増やして終わりではなく、我々ができる具体的な支え方と支援方法を持ち帰ることが目的です。

100点満点を目指す話はしません。まずは20点でもいいから、0点になる行動(遅刻・欠勤の連鎖、報連相が止まる、ミスを隠す、注意で折れる)を減らすことです。

そのために、どうアプローチし、どう支援するかを具体的にお話したいと思います。

 

 

■対象(特に来てほしい方)
・新社会人の子が、職場でつまずき始めている/つまずきそうで不安
・軽度発達(グレー含む)/境界知能の傾向があり、支え方が分からない
・「頑張れ」と言っても空回りし、消耗している
・ミスや忘れ物を隠す/相談できない/注意で折れる…が心配
・将来的に自立して働き続けてほしいが、今のままだと不安

 

 

■今回扱う内容(予定)
1)新社会人でつまずきが増える理由(小中高の積み上げも含めて)
2)「やる気の問題」に見える行動の背景(軽度発達/境界知能の視点)
3)やるべき支え方/やらない方がいい支え方(線引き)
4)0点になる行動を減らす(遅刻・欠勤/報連相停止/ミス隠し/注意で折れる)
5)具体例:忘れ物・ミスをしたときの伝え方、指示の受け取り方、確認の仕方
6)Q&A:「うちの場合どう考える?」を一緒に整理

 

 

■このセミナーで得られること
・「困り」を整理し、本人のつまずきポイントが見える
・支援の優先順位(まず止めるべきこと/後回しでいいこと)
・職場とのズレを減らすための伝え方・確認の仕方
・明日から試せる具体策(家庭の声かけと支え方)

 


■日時・場所など
・日時:3月28日(土)17:00〜19:00
・会場:MANOMEWO さん
・参加費:社会人2000円(ワンドリンク付)/学生1000円
・定員:10名(目の届く人数でやります)
・申込は不要です。

 

 

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元教員という立場から、「その子らしさ」を大切にしつつ、親・学校とも協力しながら伴走するスタイルを心がけています。

 

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最初に結論から・・・

発達特性(グレー含む)や、今家庭で起きている困りごとを、放っておいて自然に良くなることはほぼありません。
時間が解決する、という期待は、だいたい外れます。

よく様子を見ていきましょう!などのアドバイスがありますが・・・

現状「困っている」のであれば、様子見ではなく、アプローチが必要です。

もし、よくなったと本当に思っているなら、勘違い(か、もしくは「困り感」を隠すことを覚えた)です。

 

 

■「成長すれば落ち着く」は半分だけ正しい
もちろん、年齢が上がれば落ち着くことはあります。
体も大きくなるし、経験も増えるし、言葉も増える。

でも、ここで見落とされがちなのが、特性は「消える」ものではなく、「形が変わる」ものだということです。

 

小学生の頃は、
・忘れ物
・切り替え
・癇癪
・宿題バトル
として現れ、

 

中学生になると、
・提出が出ない
・成績が落ちる
・ゲーム/スマホで生活崩壊
・不登校/登校しぶり
に変わり、

 

高校になると、
・単位
・進路
・人間関係のトラブル
・自己否定
みたいに、さらに現実的な問題になります。

つまり、放置して「消える」ことは少なく、
放置すると「別の形で大きくなる」ことが多いです。

 

なんなら、「なぜこうなるまで放っておいたんだ」と、教員は頭を抱えます。

そして「ここまで放っておいたってことは・・・、もう諦めてるのか?なら、我々もそこまでアプローチをしなくても・・・」と教員すら、諦めます(実際に目の前で、こんなやりとりを見てきました)。

 

 

■家庭の困りごとは“運用の問題”だから放っておくと固定される
例えば、

・朝起きられない
・勉強を始められない
・親に暴言が増えた
・ゲームをやめられない
・会話がなくなった

こういう困りごとは、時間が経てば勝手に良くなるというより、
家庭の中で“当たり前”として固定されていきます。

そして固定されるほど、直すのが大変になります。

原因は本人の性格ではなく、毎日の流れの問題です。
流れは、放っておくと強化されます。

 

 

■「学校がなんとかしてくれる」は危険
もう一つ、保護者が期待してしまうポイントがあります。

「学校で教えてくれる」
「先生が注意してくれる」
「そのうち本人が自覚する」

ここも、期待しすぎるとお家が苦しくなります。

学校は集団を回す場所で、家庭の困りごとまで背負う設計ではありません。
先生が悪いのではなく、そもそも仕組みがそうなっていないんです。

だから家庭側が「学校が動かない」と感じたとき、
その怒りを抱えながら、家の中でも消耗していく・・・。

これが一番もったいないです。

 

 

■放置で良くならないなら、何をすればいいのか
やることは、派手なことではありません(し、一撃で解決!なんてものもありません)。

「全部変える」ではなく、順番を決めて1つずつ整えていくことが重要です。

 

例えば、よくある優先順位はこれです。

1)睡眠(生活リズム)
2)スマホ/ゲームの枠
3)提出物など“点(成績)が消えるもの”
4)勉強は短く回す(量より回数)
5)学校との連携は“具体”で(診断名ではなく困りの中身)

特性がある子ほど、根性論は効きません。

 

 

■大事なのは「早めに手を入れる」こと
支援の現場で一番多い後悔はこれです。

「もっと早く相談していれば」

困ってから動くと、立て直しに時間がかかります。
でも、崩れる前に整えると、驚くほどスムーズに回ります。

特性がある場合は特に、3ヶ月で劇的に変わる、というより、
3〜5ヶ月かけて“運用を変える”方が現実的です。

ここを知らずに焦ると、親も子も折れます。

 

 

■結論
特性や、今家で起きている困りごとを、放っておいて良くなることはありません。

成長で変わることもありますが、それはアプローチがあってこそです。
放置すると、次の段階で別の形で困りが大きくなります。
お家で、放置すると固定されて、より厄介な問題に・・・。

だから必要なのは、早めに整理して、順番を決めて、整えることです。

 

 

■保護者の方へ
もし今、家庭の中で

・毎日揉めるテーマがある
・生活が崩れている
・子どもがしんどそう
・親が限界に近い

この状態なら、抱え込まない方が早いです。

体験・相談では、特性の見立てだけでなく、何から整えるか/どうすればいいかまで一緒に整理します。

気になる方は、ブログのメッセージ(またはお問い合わせフォーム)からご相談ください。

 


次回セミナー情報も、決まり次第このブログで案内します。

 

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いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

学びのコンサルタントCAB代表の橋本雄大です。

現在、発達特性(グレーゾーン)や境界知能、不登校傾向を持つお子さま・ご家庭を、学習指導・生活支援・進学サポートを通してお手伝いしております。

元教員という立場から、「その子らしさ」を大切にしつつ、親・学校とも協力しながら伴走するスタイルを心がけています。

 

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「やる気がないんですかね…」
「何回言っても変わらなくて、もう疲れました」
「叱ってもダメ、優しくしてもダメ。結局どうしたらいいの?」

保護者の方や先生から、こういう相談を受けます。
 

その“困りごと”、性格や根性の問題じゃない可能性が高いです。
見えている行動は同じでも、支援方法は変わります(なんなら逆効果になるときがあります)。

 

 

■サポートで、いちばん大事なのは「診断名で決めつけない」こと
発達特性の話でいちばん危ないのは、「ASDだからこう」「ADHDだからこう」と決めつけることです。

同じ「宿題をやらない」でも原因が違う。
だから、良かれと思ってやった対応が、逆に悪化させることもあります。

 

 

■ASDは「曖昧さ」が不安を増やす
ASD傾向の子は、曖昧な指示で止まりやすいです。

「ちゃんとやりなさい」
「静かにして」
「いい加減にしなさい」

これ、基準が見えないんです。だから不安が上がってきて、フリーズ。もしくは、ソワソワしてしまうことがあります。
結果として、反発・固まる・癇癪につながることもあります。

対策はシンプルで、「具体化」です。
たとえば「静かに」を、スマホで音楽などを流しながら、「このくらい」と伝える。
予定変更が起きるなら、最初に「今日は例外です」と宣言する。

 

 

■(エピソード)「今日は例外です」で泣かなくなった子
ここで、現場の話を一つ。

ある子の家庭教師は、毎週決まった曜日・決まった時間が“絶対”でした。
家の都合的には別の日でも問題ない。でも本人にとっては、その枠が崩れると不安が爆発する。

雪で私が遅れそうになった時、最初の頃は「今日ちょっと遅れるわ」と連絡しただけで泣いていました。
「なんで?」「理解できない」「いつもと違う」
本人にとっては、予定変更=世界が崩れる感覚なんです。

そこで、私は言い方を変えました。
「今日は例外です。雪で遅れます。18時に着きます。」

たったこれだけで、反応が変わりました。
「うん、わかった。」
泣かない、荒れない、待てる。

もちろん完璧ではなくて、本人は早めに玄関を開けて待ち続けてしまう。
でも“爆発しない”だけで、家庭の空気は一気に変わります。

この話のポイントは、予定変更を「例外」として分類してあげること。
「いつも」ではない、だから混乱しなくていい。
そのスイッチが入るだけで、落ち着く子がいます。

 

 

■ADHDは「着手まで」がとにかく長い
ADHD傾向の子は、やる気がないのではなく「始めるまでの道のり」が長いんです。

 

机の近くにくる

座る
机に向かう
鉛筆を持つ
ワークを開く
1問目に入る

 

この一連が、親の想像以上に遠いんです。
しかも本人はサボっているつもりがないことも多いです。

頭の中で準備(シミュレーション)しているだけ、という場合もあります。

だから有効なのは「超細分化」です。
「まずここに来る」→「座る」→「この1問だけ」
これを一手ずつ、伝え渡していくイメージです。

あと、時間感覚はズレるので「あと5分」は信用しない。
タイマー、アラーム、「1試合終わったら」など、共通の区切りを使う方が現実的です。

 

 

■LDは「努力」に期待しすぎない
LD(学習障害)は、努力でどうにかなる前提にすると、本人が折れます。

漢字をパーツとして捉えられず、塊(イラスト)で覚えてしまう子もいます。
その場合、「書けるようにする」より、読む力やICT、変換など“代替ルート”を設計した方が前に進みます。

できないことを責めるより、できる形に変える。ここが支援の肝です。

 

 

■結論:支援は「時間がかかる」が前提

宿題ができない理由は、それぞれ違うというお話でした。

ただ・・・

各理由(原因)を見抜いて、アプローチすれば解決する!!ではないんです。


最後に、現実的なお話です。

見抜いた上でアプローチを仕掛けても、1回で改善することは、ほぼありません。
10回でダメなら100回です。
定着には数ヶ月〜数年かかるのが普通です。

だからこそ、知識があると
「無駄に怒らない」
「無駄に衝突しない」
「本人を無駄に傷つけない」
この関わりができるようになります。

 

 

■保護者様へ
もし今、

 

何が原因なのか分からず、対応がブレている

学校と家庭で方針が噛み合っていない

病院の検査や診断結果を、学校へどう伝えればいいか困っている

この子にとっての「変えるべきこと/放っていいこと」を整理したい

 

こういう状態なら、まずは一度整理しましょう。

学びのコンサルタントCAB(家庭担任)では、
ご家庭の状況を聞いた上で「見立て」と「次の一手」を一緒に考えていきます。
必要に応じて、学校・病院・事業所との連携も含めてサポートします。

気になる方は、ブログのメッセージ(またはお問い合わせフォーム)からご相談ください。

 


次回セミナー情報も、決まり次第このブログで案内します。

 

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