様々な場所(学童や放課後デイなど)からこんな悩みを聞きます。
「利用者同士で揉め事が起きたときに、話し合わせて両方からお話を聞いて、その場で解決(お互い納得できる)するようにしてます。でも、結局同じことが起きたり、怒っている側ももやっとしながら、本当にこれでいいのか?と思いながらのことが多いです。正しい怒り方はあるんでしょうか?」
このような場合、ポイントは3つです。
①「話し合わせない」
②「すべてにおいて事実確認をしない」
③「解決をゴールとせず、気づかせる/理解してもらうでもいい」
①に関しては
話し合わせたところで、言った言わないになり、話し合いになりません。
これは「わざと」や「保身」というわけではなく、「言ったことを覚えてない」んです。
特性として「覚えてない」ので、本人の「そんなこと言ってない!!」「そんなこと聞いてない!!」は本当にそう思い込んでいます。それを覆すことは、その時の動画を見せるなりしないと無理です。
さらに「話し合う」はかなり高度な力が必要です。
なにがいいたいのかを整理し、なにをいうのかを組み立て、説明する・・・なんてのは、ほぼ無理です。
②に関しては
①に関連しますが、起きたこととその人が感じたことを区別なく話すため、事実と真実すら混ざり合います。
そこをひとつひとつ確認しようと思っても、なかなか難しいかと思います。
なので、「客観的に見て」の判断軸で問題ありません。
たとえば、悪口を言った言わないとなれば・・・
言われた側にある程度の内容を確認をしたうえで(こちらも事実が異なることを念頭に置きつつ)、言った側には「悪口を言うな!」ではなく、「そう感じた瞬間があった。なにか心当たりは?」「どんなことを話していただろう?」「普段、言葉がひどい時があるよ。〜や〜はダメ」的な具体的な部分で怒ることができなければ、一般論の部分で「それはダメだよ」で十分です。
③に関しては
「解決=行動を正す/謝罪」になりがちですが、「気づかせる」で十分です。
解決まで目指すのは不可能です。
まずは気付いてもらう。
そこから日常で行動の変化が少しでも見られれば、それを拾い上げ褒める、を延々と繰り返すことです。
1回のお説教で変わることは絶対にありません。
これは「特性を持つ方(大人に対しても、子どもに対しても)」に使えます。
また、支援員を挙げましたが、教員でも、保護者でも使うことができるテクニックです。
すこし意識するだけで、ぐっと楽になるはずです。
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