<Beer Glass Clctn> #07 Kilkenny
7回目となる今日は、アイルランドのビアグラスです。
キルケニー(Kilkenny)/アイルランド
http://www.diageo.com/en-row/ourbrands/categories/Pages/Beers.aspx#kilkenny
アイルランドといえば、何といっても黒ビールの王様・ギネス(Guiness)ですが、
このキルケニーは、ギネスを作っているのと同じ会社で作られています。
韓国、というか、ソウルでもキルケニーは割と手軽に飲めます。
特に梨泰院あたりなら、キルケニーのドラフトを出している店が結構あります。
ビールの種類でいうと、エールビールに属します。
一番搾りとかスーパードライとか、日本のビールはほとんどが下面発酵ですが、
上面発酵のビールは、味がどちらかといえば酸っぱい感じがします。
僕がエールを飲むときは、コクやらキレやらというよりは、この酸っぱさを楽しんでいます。
キルケニーは、アイスランドの同名の都市の名前に由来しているわけですが、
こちらの名物ビールは、キルケニーではなくスミスウィックス(Smithwick's)。
スミスウィックスという発音が外国人には難しいため、これをヨーロッパやカナダに
輸出する時、「キルケニー」というブランド名で売り出したのが始まりだそうです。
但し、味のほうは本家スミスウィックスよりはちょっと強めだったみたい。
ところで、僕が初めてこのキルケニーを飲んだのは、忘れもしない2005年12月31日。
日本やスロバキア人の友だちと、京都のアイリッシュパブで年越しをしたとき。
今でもはっきりと覚えています。
確か翌年2006年の年越しも、別のスロバキア人とでした。
2年連続でスロバキア人と年越しをするなんて、そんな機会はもうないでしょうね(笑)。
<Beer Glass Clctn> #06 Kozel
第6回目は、いよいよチェコのビアグラスです!
コゼル(Kozel)/チェコ
ピルスナー・ウルケル(Pilsner Urquell)やブドヴァル(Budvar)などに比べると、
日本ではあまり知られていないチェコビールなのですが、
ヨーロッパでは旧東欧諸国や北欧などを中心に、広く飲まれているコゼル。
ピルスナーが有名なのですが、僕の中では黒ビールのイメージが強いです。
スロバキアで初めてコゼルを飲んだ時、黒だったからなんでしょうね~。
コゼルはヴェルケ・ポポヴィツェ(Velké Popovice)というところで作られています。
プラハ郊外に位置するこの村は、人口わずか2,500人。
この村が最初に歴史に登場したのは、なんと1352年といいますから、
かなり長い歴史を持っているんです。
ビールの歴史も長く、この村で最初にビールが作られたという記録は、
なんと16世紀にまで遡ります。日本では室町時代あたりといったところ。
いやぁ、こんな昔からビールを作っていたなんて、何か不思議な感じですね!
コゼルの歴史は1874年に遡ります。
スミーホフの市長も務めたフランティセク・リングホッファー(Frantisek Ringhoffer)が、
この地にビール工場を作ったのが、コゼルの始まりです。
しばらくは、リングホッファー一族が経営してきましたが、第二次世界大戦のあと、
チェコは東側陣営に入り、コゼルも国営企業となってしまいました。
東西冷戦後の1992年に株式会社へと移行し、1995年には同じビール会社である
ラドガスト(Radgast)社に買収され、現在はSABミラーグループの一員となっています。
ちなみに、コゼルのロゴはヤギですが、これは当時ヴィルケ・ポポヴィツェを
旅行中だったフランス人画家が、滞在中親切に接してくれた村の人たちへの
感謝のしるしとして描いたそうです。
PS: このグラスの写真を撮るのに、ギネス2缶使いました(汗)
<Beer Glass Clctn> #05 Cabbages and Condoms
第5回目はタイのビアグラスです。
ただし、これまでと違うのは、ビールのブランドではなく、レストランの名前ということ。
その名は…
キャベツ&コンドーム(Cabbages and Condoms)/タイ
http://www.cabbagesandcondoms.com/
いやぁ、こうして紹介するだけでも、ちょっとためらってしまう大胆なネーミング(^^;)
でも、名前はふざけているように見えますが、実はしっかりとしたビジョンを持って
誕生したお店なんです。
このレストランを作ったのは、PDAというバンコクに拠点を置く非政府組織で、
その代表が「ミスター・コンドーム」こと、ミーチャイ・ウィラワイタヤ 元タイ副首相。
ミーチャイ氏はタイにコンドームを普及させた人物として非常に有名な人物で、
彼のコンドーム普及運動で、世帯当たりの子どもの数が7人から1.5人に急減したとか。
そんなミーチャイ氏が、コンドームへの理解を深めるために設立したレストランが、
「キャベツ&コンドーム」というわけです。
レストランですから、当然お味のほうが気になるところですが、
人を食ったような名前とは裏腹に、料理のほうはかなり本格的なタイ料理。
トムヤムクンはもちろん、いろいろなタイ料理が楽しめます。
インテリアも、どこかコンドームな感じがしますが(@@)、なかなかお洒落です。
もちろん(?)、食後にはコンドームがプレゼントされます(^。^)
このプレートには、「野菜を手に入れるように気軽にコンドームが買えるべき」
というミーチャイ氏の思いが店名に現わされていることなどが書かれています。
コンドームがほしいからではなく、味と雰囲気がとてもよいので(ホント!)、
バンコクに行くと必ず一度は立ち寄る、僕のお気に入りのレストランです☆
<Beer Glass Clctn> #04 Berliner Pilsner
またまたヨーロッパに戻ってきました…。
第4回目はドイツのビールです。
ベルリナー・ピルスナー(Berliner Pilsner)/ドイツ
http://www.berliner-pilsner.de/
その名のとおり、ドイツの首都・ベルリンのビールです。
ベルリナー・ピルスナーは、1902年に設立された、歴史あるビールです。
当時は、ビアガーデンを備えた小さな醸造所だったとか。
東西ドイツに分かれていた時代には、東ドイツを代表するビールとして、
当時のエーリッヒ・ホーネッカー国家評議会議長も飲んでいたそうです。
1989年の東西ドイツ統一後、会社は200万ユーロを投じた設備投資と技術革新を断行、
併せて「Das Bier von hier(The beer from here)」のスローガンを掲げて、
積極的なマーケティングを展開、東ドイツのビールということから、
「ベルリナー・ピルスナー=ダサい」という従来のイメージの払拭を図りました。
さらにボトルのデザインを一新、スポーツイベントや人力タクシーなどを通じた
積極的なイメージ戦略も的中し、旧東独の古臭いイメージから、
現代的で魅力的なビールへと変貌を遂げました。
ちなみに、現在のスローガンは「Made in Berlin」です。
ところで、ロゴがなぜクマなのかわかりますか?
実は、クマはベルリンの象徴なんです。
少し前に、白クマのクヌートが話題になったのを覚えている方もいるのでは?
2003年にベルリンに行った時に撮った写真
アインシュタインの絵が描かれた白クマの後ろに、
たくさんのクマの人形が並んでいるのが見えますか?
この公園には、世界各国をイメージしてデザインされたクマの人形が、
円を描くように、ズラーっと並んでいるんです。
そうそう、ベルリンの象徴がなぜクマなのか知ってますか?
「Berliin」の「Ber」が「Bear(クマ)」と同じだから、という説が有力なのだそうな。
シャレですね^^;
<Beer Glass Clctn> #03 Angkor
1回目・2回目とスロバキアのビールが続きましたが、
3回目の今回は、ヨーロッパを一気に飛び越えて東南アジアのビアグラスです!
アンコール(Angkor)/カンボジア
「えっ、カンボジアに地場のビールなんてあったの?」と思うかも知れませんが、
実は僕も、カンボジアに行くまではそんなものがあるとは知りませんでした。
アンコールビールを製造しているのは、カムブリュー社(Cambrew Ltd.)で、
1960年代初めに、フランスの技術支援を受けながら製造を始めました。
工場はカンボジア南部の港町・シアヌークビルにあります。
スロバキアのツォルゴンやトプヴァルなどと同じく、
カムブリュー社もビール業界の世界的再編の流れと歩調を合わせるように、
2007年からはカールスバーグ・グループが株式の50%を取得して、
事実上、グループの傘下に入ることとなりました。
カムブリュー社には、アンコール(ビンのほか、生とスタウトもあります)以外にも、
バイヨン(Bayon)、クラン(Klang)、ブラックパンサー・スタウト(Black Panther Stout)など、
多様なブランドでビールを製造・販売しています。
で、本題のアンコールですが、ネーミングはもちろん、ロゴを見てもわかるとおり、
カンボジアの誇る世界遺産、シエムリアプにあるアンコールワットに由来しています。
言うまでもありませんが、グラスにあるロゴは、この建物です。
ちなみにこの写真、韓国版ELLEに名前入りで掲載されたました(^^V)
旅行関連の記事を書いた友だちに頼まれて、写真を提供しただけなんだすけどね…。








