知覧城 鹿児島県南九州市 日本続100名城 | 細川竜太郎(旧くろかん)のブログ

細川竜太郎(旧くろかん)のブログ

行った史跡や読んだ小説をご紹介

平成30年5月3日に知覧城に行きました。ゴールデンウイークを利用して家族で福岡に里帰りしたついでに行きました。

福岡で父母と合流し、九州新幹線で鹿児島へ行き、レンタカーを借りてさらに南部まで行きました。

1日目はここをちょろっと見た後、指宿市の砂蒸し風呂に入って鹿児島市内に戻ろうと思ったら、特攻平和会館に予想以上に時間を割いてしまったため時間が押して短時間しか滞在できませんでした。

 

知覧城跡碑

知覧城は、島津氏庶流の佐多氏の拠点として、中世後期に築かれた天険の城で、南九州を代表する中世山城です。佐多氏は近世に

も引き続き知覧の領主となっており、近世知覧麓の前身の城として歴史的にも重要です。城跡の特徴は、標高170mのシラス台地を刻む侵食谷を利用して、大きく2群の曲輪(平坦地)と周辺の屋敷群からなる規模の大きなものであり、「城内」「城ノ口」などの城にちなんだ地名をとどめ、遺構の保存も極めて良好です。そのため、平成5年に国の史跡として指定されました。

 

弓場城と蔵之城の間の空堀付近

 

上の写真の説明図

 

知覧城を上空から見た鳥瞰図

本丸への入り口を一生懸命探したのですがどうしてもその入り口を見つけられず、本丸へ上がることが出来ませんでした。以前島根県の月山富田城でも同じように本丸に上がれず悔しい思いをしましたが、あれと全く同じ感じでした。これはまさに攻める敵兵にとって守りが堅いということを表しているのではと自分の情けなさを前向きに考えました。

 

知覧城の縄張り図

 

他にもこのような遺構がある

 

知覧城から出土した遺物

 

続日本100名城スタンプ(ミュージアム知覧で押せます。)

 

この後行った、指宿市の砂蒸し風呂は待ち時間がとんでもなく長かったので諦めて鹿児島市内に戻ることになりました。残念。