福知山城 京都府福知山市 続100名城 | 細川竜太郎(旧くろかん)のブログ

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平成30年4月30日昭和の日の振り替え休日に急遽、福知山市にある福知山城に行きました。


なぜそこに行ったかというと、最近、続100名城が発表されたのですが、京都でただひとつ福知山城が選ばれたからです。ちなみに100名城には二条城だけ入っています。
続100名城はよく分からないのですが、歴史ファンと地元を盛り上げようとする地方自治体の声に答えたという感じでしょうか?やっと本をゲットしました。

実質200名城になってしまいましたが、本を読んでみると、何でこんなとこが?みたいなとこもたくさんあります。こんなこというと地元の人に怒られそうですが。しかし、もっといい呼び方なかったのかな~100名城パート2とか100名城 下とか100名城番外編とかもっと最初の100名城と差別化してもいいのでは?と思ってしまいます。

というわけで、福知山城ですが、京都市からは縦貫道を使って2時間かかりました。💦
息子2人を連れての旅となりました。もちろん途中でくずらないように、ちゃんとお菓子という餌を与えて。
いやーでも地方独特の一車線対面高速道路は中央分離帯がゴムのポールみたいなやつなんでいつも緊張します((( ;゚Д゚)))いくらこっちが気を付けていようが対向車がちょっとハンドル操作誤れば即死ですからね。
14時過ぎに出たので着いたのはもう16時半。お城に着いたときにはもうあと30分で締まりますとのこと💦
早速、続100名城スタンプを押して、天守閣に登りました。😃✌

福知山城はあの明智光秀さんが信長さんに命じられて丹波、丹後地方平定のために建てられました。光秀は亀山城を本拠地とし、家臣である明智左馬介秀満に福知山城を任せました。その後、皆さんご存知のように本能寺の変が起きたあとは、様々城主が変わりましたが、最終的には朽木氏に落ち着き明治維新の廃藩置県を迎えます。

光秀さんの桔梗紋兜の鎧です。レプリカです。

この天守閣、昭和に入って作られた模擬天主ですがかなり精巧な作りになっています。天主4階から見える福知山市内です。いい眺めですね。光秀さんは善政を敷いたことでも知られ、今でも市民の方に慕われています。そういえば、滋賀県の坂本も領地でして同じようなこと言われていますね。ちなみに光秀さんは再来年の大河ドラマの主役に決まったそうです✨


石垣は当時のものです。工事を急いだからなのか、石が不足したからなのか転用石という五輪塔の一部なんかを使用しているのが分かります。

息子たちも楽しんでくれて良かったです。

帰りも時間かかるし、そうそうに引き上げました。もう少し早めに出て、もっとゆっくり見たかったな~。

御歌頭さんが書いた福知山城の墨城印


御城印合戦で購入した御城印


お土産に「酒呑童子」という日本酒を買いました。


明智の桔梗紋の付いたお猪口も買いました。


酒呑童子は今の京都府福知山市にある大江山に住んでいたとされる伝説の鬼のことである。平安時代に京都の街を荒らしていたとされる酒呑童子は一条天皇の時、部下である源頼光(家臣に渡辺綱、坂田金時、碓井貞光、卜部季武がいる)により討伐された。京都府亀岡市には酒呑童子の首を埋めた首塚が存在する。