永らくご無沙汰しておりますことを先ずもってお詫びいたします。
春の陽気にとつい先日 お伝えしたばかりなのに 今朝の天気予報
は明日の最高気温が28℃と・・・
でも春はいいですね・・
今日の長崎新聞によりますと 長崎市西山にあります老舗料亭 「富貴楼」が解体されるとの記事
建物の保存に向け譲渡先を探していたが 買い手がつかなかった
との事ですが 国の登録有形文化財に登録されていたのに
その登録を抹消しての措置です
また 市景観重要建造物に指定されていたのも指定解除だそうだ!
1655年に創業した料亭が前身で 「富貴楼」の命名も 初代総理大臣 伊藤博文が命名したとの事
こういった名実ともに古民家の中の古民家が存続しないとなると
ちと問題です
確かに維持管理に多額の負担がかかるなか 老朽化や改修が難しくなるとの見解です
でもそれにしても ちと気がかりです!
我々古民家再生協会長崎にとっても 古民家鑑定なり 古材鑑定なり
実施してみるのも一考かと思えるのだが・・・
ただ解体するのではなく その後の活かし方もぜひ参考にしてほしいものです
毀して 残るものは何にもないんです!
だから何かを残し 「富貴楼」の想いも後世に残してほしいものです
今 時代を残こそうと腰を上げている長崎市が こんな有形文化財
いや 長崎市の文化財をもっと皆さんに知ってもらうために そして
市民全体の癒しの空間として残してほしいものです!
出島を残すなら 「富貴楼』も残して・・田上市長お願いです!
長崎新聞参照