じぶんさがし東京旅。人の縁に活かされる私。えっ❗️おー‼️の連続、 | 世に棲む日々。(教育講演、研修、相談)

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おもしろきこともなき世をおもしろく
すみなしものは心なりけり

東京へ

 
昨日の旅、面白くも不思議、素晴らしい事がたくさん起こりました。早朝、ブログにもあげた電車での高校生の会話に一日が始まった。

『電車の中は情報の渦!高校生の会話に興味津々。』


学校や教師に必要なことや生徒や学校に安心と信頼を与えるとは、あるべきものをあるべきように運用する不動の力強さ信念を見せる事。そんな事を 富士の裾野に感じた車窓。
 
東京駅に着いて旅のポスターにも早感動、
 「えっ!」
 
見た事ある風景、奈良の円成寺のポスター。
 
昨秋、何気なく訪れた鄙びた寺が、こんなに有名なお寺とは東京駅のポスターだけに新鮮で過去の旅の収穫を今また味わう思い。 目的の無い旅の副産物。
 
今日も何が起こるかと楽しみな東京、三鷹に向かう。柏原東での私の後輩の展示会を観に行く。
ART SYODO TOKYO

本人には何の約束も無い、 会えれば良し、会えねばそれもまた良し、どちらも何か心が動くだろう。朝一で顔を出すも残念ながら会えず、旅先での行き違い、これもまた旅の醍醐味。
 
あえて連絡もせず立ち去ることに、諦めた瞬間に現れた後輩、「おー!」お互いに感動。私は会えないと思って諦めていたのに会えた感動。後輩は予想もしない出会いに感動。どちらも良し。
 
TOKYOでの出展に何かの思いを感じて帰って欲しいもの。
 
三鷹を出て赤坂レッドシアターに。住之江高校ラグビー部の教え子が出演する舞台を観劇
 「じぶんさがし」
RISU PURODUCE 主宰 作・演出 松本匠
 

出演する教え子は松本勝 夢を追う演劇に携わる人々の生き様を題材にしたこの作品。

 
(赤坂レッドシアター)
(左から松本匠さん、私、松本勝)
 
自分のことのようにはまり込んでしまいました。
 52歳で一念発起して教師を辞めた私。55歳になった今、それでもただひたすらに教育と向き合う自分の姿が役者と教師は違えど教え子が見事に演じる姿と被り心打たれる。

自分らしく生きるとは夢を追うこと。その素晴らしさを感じさせてくれました。

 まるで、今まさに夢を追う若き役者さんたちの新鮮な演技がベテランの俳優さん、演出家さん、裏方さんの心の奥底に静かに潜む熾火(おきび)に新鮮な空気を吹き込み、再び炎をあげる。
 
是非とも先生方に観ていただきたいこの作品。
 教師は憧れをもってなる職業
 もう一度純粋に感じさせていただきました。
 
私の隣で泣きじゃくるご婦人。舞台挨拶で若手俳優の飯泉博道さんが
 「母に初めて舞台を見せれて親孝行ができました」

とその視線の先を見れば私の隣。
えー!お母さん!
更にもらい泣きしてしまいました。
 
まだまだ、旅は盛りだくさん。
ふとなんとなく赤坂から東京駅まで歩くことに
迷いながら歩くうち日比谷高校の前に行きつく
ここが名門日比谷高校か?


 
何気なくグランドを覗くと高校生がラグビーの練習中、覗いてみると
 「えー!うそ!」
 見たような後ろ姿が目に留まる、間違いなく筑波大学ラグビー部同期岩田のシルエット、顔は見えぬが間違い無い。

 

 
 
 
「おーい!」と声をかけると
「どうしたんだよ!こんなとこまで!」驚く岩田。たまたま練習に生徒を連れてきたらしい。
 
「道に迷ってたどり着いたらお前がいた」 と私。お互いビックリ。先ほどの観劇での思いが 学生時代の仲間に会い さらに純な思いに火が付いた。
 
偶然か?あまりにも出来過ぎた偶然。何かのお導きとしか思えず、菅平での再会を期し日比谷高校を後にする。
 
国会議事堂を抜け桜田門から皇居二重橋へ
 

 
今上天皇陛下の平成の御世も来年の四月まで。そんな感慨に浸りながら東京在住の高津高校ラグビー部に「今から東京駅来れるか?」と順番に声をかける事に。
 
いつもの、いいかげんな行き当たりばったり、一人目、留守電。仕方なし。二人目「おっ!出た、今すぐ東京駅これる?!」
「はい行きます!」と二つ返事、
 
可愛いやつ。この旅の顛末と昔話をあてにビールとワインをひたすら二人で飲む。彼こと駒井が改まって真剣なまなざしを私に向ける。
 
「先生、覗ってよろしいでしょうか?」
「なんや?」と偉そうな私。
 「先生そのモチベーションいったいどこから来てるんですか?」
 「ん?、最近よく聞かれるなぁ、それ」
「この前も同じようなこと住之江の教え子と話ししたわ。」
「俺がへたって日和見になったら、お前ら悲しいやろ。」
「お前らにウソをつくような生き方は見せられへん」
 「今までの自分にもウソつけんしな」
「ほんまにそう思う」
「逆に言うたら、お前らがそう思わせてくれる」
「お前らがモチベーションそのものや」
「今日の劇もそんな劇やった」
「俺はお前らに生かされとる」
 最後に駒井が言ってくれた
「僕らも、背筋が伸びます」
 
そう、理想的な教師と生徒の一生の付き合いを見せてくれる教え子達。
 
お互い様。

 

旅のまとめを私に語らせてくれるかのようなこの質問で私の思いを引き出してくれた教え子、これもまたありがたい。

 
発車時刻までには二時間はあったが、あっという間。慌てて新幹線に飛び乗るわたし。最後まで見送ってくれるのがまた可愛い。
 

帰りの新幹線「じぶんさがし」について自分なりに考えた。
私には探すのではなく、若かりし日の思いを思い出すこと、忘れないこと
 だと思えました。
 
だからこそ大切にして欲しい
 若い日の、なんの忖度も損得も無い、自分に正直な思いをぶつける経験を。
 
こんなことを
私に教えてくれる教え子達。
こんな人生に憧れて教師になった私。
 
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」
 そんな覚悟で生きる者が
 浮かばない人生などは無いと
 いつまでも、教え子に見せてあげねばなりません。
 
大阪に帰り着き
コテコテの大阪で
またがんばろかと思う。
旅の終わりにふさわしい。
 
今回触れ合った皆様に感謝。
 

こんだ直人教育研究所
 
近田直人