電車の中は情報の渦。
見たくない、聞きたくない事もたくさんあります、
今朝はなんとなく微笑ましく思えてしまった高校生の会話。
盗み聞きをしようとした訳ではありませんが
あまりに楽しそうに話しているので
スマホを触りながらも耳に残る。
真面目そうな男子高校生三人組。
話の内容からどうもバンド関係の仲間らしい。
学校をサボってライブに行ったとか行かないとか。
ん?学校サボって?
と思ったがその先の会話が面白い、
まぁ、可愛い高校生。
お母さんにちゃんと言って学校を途中からサボって早退し、
ライブに出かけたらしい。
私は
「ふーん、お母さんには、ちゃんと言うんや」
と思いながら、
さらに、耳がダンボさんに。
残りの一人が
「俺言って無い。」と言うと、
驚く二人。
「えっ!お母さんに言ってないの!、やばいやん!」
「バレるやん!」
誰にバレるのがヤバイのか気になる。
学校?
と思いきやそうではない。
「通知表の早退欄見たらバレるやん!」
なるほど
お母さんにバレるのがヤバイらしい。
サボる事は良くないことだが
日常おそらく遅刻も早退も無く、
1つの早退数が際立つ生活を送っていることが伺われ
勇気を持ってお母さんに告白し
学校をサボってでも好きなライブに行きたかったのだろう。
高校生の心情が微笑ましく思えてしまう。
自分の生徒が同じ事をすれば
心情はわかりながらも
勿論、しっかり叱ってやるには違いない。
通知表の早退欄1にしっかりこだわっている高校生が憎めない。
よほど行きたいライブだったのだろう。
母に告白していない彼、
通知表にはお母さんは興味が無く、見ないらしい。
彼らの楽しい会話は続く
「お母さんに言ってなかったら学校にもバレるかもしれんやん!」
ほー、一応学校もきにしてる。
「でも、先生なんも言わんしなぁ。」
「家に連絡も無いし、早退したいと言えばすぐさせてくれるしなぁ」
なるほど
学校はどうとでもなると思っている高校生、
さらに会話は続く
「校則とか細かい事いっぱいあるけど何も言わんし」
「先生らガバガバ、ゆるゆるのザル。」
ガバガバ、ゆるゆるのザル?
先生の緊張感の無い、
たるんだ様子を言っているのだろう。
冷静な分析に入る彼ら。
「賢い学校はどこもそんなんちゃう?」
「みんな適当に学校ではするもんな」
「けど結構みんなあかん事やってるで」
「校則なんか意味ないよなぁ」
「校則あるんやったら守らせろよな」
盛り上がる高校生。
ここまでが私の聞いた彼らの会話。
乗り過ごしてでも続きを聞きたくなったが
そうもいかず、彼らをのこして下車する私。
私が降りようとすると
サッと通路を開けてくれる彼ら
ここからは私の推測、
彼らの言い分は
校則あるんやからちゃんと徹底しろよ!
みな色々校則違反してるで!
世間的に学校はちゃんと厳しく指導しますと校則の提示はしているが
守らせる気など毛頭無い。
体裁ばかり。
きっと彼らの学校や教師への不満はいっぱいあるのだろう。
サボっている彼らの言い分だが
本音はちゃんとしたところを
学校に見せて欲しいと思っている。
ガバガバ、ゆるゆる、ザルでない
毅然とした大人の姿を見せて欲しいと言う思いが伝わってくる。
彼らがお母さんには告白したのもよくわかる。
正義の無い学校には筋を通す必要も無い、
日頃面倒を見てくれる母親には
筋を通さねばと思っているのだろう。
朝から楽しい高校生の本音が聞けました。
しっかり自分たちも筋を通せる大人になって下さいね。
東京へ向かう道中、
生徒と教師の教え子が待つ東京へ、
楽しい旅の始まりをありがとう。
富士山が綺麗に見える。
いつ見ても
変わらぬ富士に安心する。
と柏原東同僚のSYODO展
こんだ直人教育研究所
近田直人
