こんにちは、
イヌイ薬局の乾康彦です。
私たちイヌイ薬局は、店頭で漢方相談や薬膳の教室を
行っています。
その、ご相談のなかから、今日はトナカイさんみたいに
鼻がまっ赤になる酒査様(しゅさよう)皮膚炎のお話です。
50才を前にしたO様、酒さに悩まれ医療機関に
通われていました。が、一進一退を繰り返し、半年
以上鼻が赤い状態が続き、人前にでることを考え
ただけでも、さらに赤くなるような気がして
夜も眠れず、猛烈なストレスでご来局されました。
酒さは、お酒をたくさん飲む男性によくみられる赤鼻
の症状なので、女性にとってはどなたも激しいストレス
になってしまいます。
他人の目をきにされ、症状の改善を急がれていたので、
1二週間に一回のご相談で、全身の体調と皮膚の状態
を確認させていただくこと。
2漢方のお薬と薬膳的な食事を守っていただくこと
をお願いしました。
皮膚については、特にお食事が大切なので
すが、コレステロールの代謝を促す
大根やキャベツ、味噌など酵素の多い食材
消化を促進する山査子(さんざし)などの
漢方ハーブを積極的に摂取してもらいました。
漢方のお薬も
食事同様デトックスで脂質・コレステロール
の排泄を促進し炎症を抑える
浦公英(ほこうえい:たんぽぽ)
竜胆草(りゅうたんそう:りんどう)
などの薬草をご服用いただきました。
やはり、食事をキチンと意識されたので
約二か月で、もとどおり綺麗な皮膚に
なられました。
特に皮膚は、食事との関連が深いので
おひとりひとりに合わせた、その人に最適な
食事をを選ぶことで、身体も肌も髪も健やかな
輝きを取り戻すことが出来ます。
中医学の漢方や薬膳で正しく養生して
なりたい肌、なりたい髪、なりたい身体を
つくり上げましょう。
今日も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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