今日は春分の日。
昼と夜の長さがほぼ同じ日です。
中医学で考える春の養生で食事については
春と冬の食事の基本原則は
「春夏養陽、秋冬養陰」
春夏は”陽”を養い、秋冬は”陰”を養うのが
原則です。
食事なら
① 少寒多温といって
なるべく
身体を冷やすもの
体温より低いもの
を少しにして温かいものをたくさん食べるのが原則
食物では、
ねぎ、紫蘇、にら、にんにく、シナモン、フェンネル、しょうがなど
動物性の食材は
鶏卵、えび、牛肉、鶏レバー
などを多めに意識しましょう。
きのこ類なら
きくらげ、しいたけ
などは、補気温陽といって気を補って活動的な陽をあたためて
積極的に活動しやすい陽気を養ってくくれます。
体温よりはるかにに低い
冷たい水やアイスクリームは陽気を抑えるので控えめに。
飲み物は
② 少酒多茶が原則でお酒は少しにしてお茶をたくさん。
アルコールはもちろんチョコレート、ココア、とうがらし、カレーなどは
花粉症、アトピー、高血圧に好ましくないといわれています。
春によくお茶を飲むと冬の間にたまった寒気や老廃物を追い出して
陽気を活発にするといわれ、中医学では、お茶はおくすりに比べ
穏やかに身体に作用する飲物のようなニュアンスがあります。
煎じ薬もお茶も見た目は同じですが、身体に対する作用がお薬は強いのに対し
お茶は穏やかです。
また、充分な水分は血液循環量を増し老廃物の代謝を促進しますし
肝臓の解毒作用を軽減して、胆汁など消化液の分泌も助ける。
春はなつめ、なつめ茶、しょうが茶、決明子茶などがおすすめ
です。
これから、お花見の季節となります。
はなより団子。
お酒よりもお茶ですネ。
春は、新たな志が芽吹き始める時期でもあります。
生きとし生けるものの生命も、
を何一つ奪うことなく
その成長に必要な物を与え続けるなら
その人の志は、成就しやすいといわれています。
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