以前、龍谷大学で応援組織が再興を果たされた旨、御紹介させて頂きました。その後も地上波のKBS京都のTV中継で産龍戦と呼ばれる龍谷大学と京都産業大学の硬式野球の試合の模様が放送されるのですが、試合中、スタンドにカメラが向きますと両校共に応援団が活躍なさっている模様を観る事が出来ましたので、部外者ながら喜ばしく観戦させて頂いております。
過去、何度も触れましたが、龍谷大学では昭和43年には応援組織が消滅しておりますので、在りし日の同團の雄姿をご存知なのは一定の世代以上の方になってしまう訳でありまして、應援團関係者でも龍谷大学=應援團はない、という認識の方が多い訳であります。
そして半世紀の時間を経て応援団(正式には応援リーダー部)が復活された訳であります。
そして半世紀の時間を経て応援団(正式には応援リーダー部)が復活された訳であります。
一方の京都産業大学は早くから全学應援團として、リーダー部、チアリーダー部、吹奏楽部の三部体制を敷き、関関同立に比肩する組織体を構築されておられました。しかし一時期、リーダー部員がいなくなるという状態になったそうでありますが、龍谷大学の勢いが伝播したかの様に再び勢威を取り戻しつつあると聞き及んでおります。
その龍谷大学応援リーダー部に関して先日、読売新聞に記事が掲載されておりました。
部員の獲得に苦戦しているという内容であります。再建するという事そのものが難事業でありますが、これを維持していくというのも難しい問題が多々ある様であります。
龍谷大学のHPを確認すると、6年、活動しているにも関わらずまだ同部は同好会という立ち位置の様であります。立ち位置で活動が変わる訳ではありませんが、予算面や練習場の確保、公式行事への参画等の場面で苦労する事もあろうかと愚考致します。我々も48代の歴史の中で、相次ぐ不祥事の為、同好会と同格扱いという時期がございまして、苦労した覚えがあるが故にそう思うのであります。
今のような社会情勢であるからこそ、本来の意味での応援団の役割は重要であると思っております。その一方でそういう活動に身を投じようという学生は少ないのが現状でありまして、大学側も応援団の意義を再確認し、その中で日々、懸命に活動する彼らに報いて頂ければと思う次第であります。
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会