浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
どうするかを選ぶのは、
決めるのは、
妻ですよ。
不倫がばれた後も、ずるずるしている夫に我慢ならず、
「どっちか選んで!」と言う妻は少なくない。
そう言った(言いたい)気持ちは重々察しますが、
<妻か女かどちらか選んで>では、問題解決はさらに遠のきます。
妻にそう言われてどちらか選んだ夫を見たことがあまりないのです(まったくないわけではない)。
夫は(呆れる限りですが)本音を言っています。
彼女とも別れられない。
離婚もしたくない。
それに家族は大事。
これが、3点セットの常套句です。
でも、夫が女を選ぶと言ったら受け入れますか?
ここも「どうだかな」と感じます。
「どっちか選んで!」 → 私を選んで欲しい、女と別れて欲しいという思いを感じます。
となると、女を選びますという決断には、おかしいだろっ!?と始まってしまうかもしれません。
その点は本日置いといて、どちらか選んでという時点で、主導権は夫になってます。
妻がどういうつもりで言っても、その言葉によって、主導権は夫に移ります。
違うのです。
選ぶのは妻なのです。
どうするか決めるのは妻です。
「夫が女を選ぶなら離れる(離婚でいい)と言いました!」と言われる方もいるでしょう。
でも、夫は離婚もしたくないのです。家族は大切みたいです。
決められないのです。
妻は、どちらか選んで(決めて)の2択を言いました。
白か黒か、0か100かの選択。
だから堂々巡りなのです。
グレーとか50も入れます。
正しくは3択です。
「どちらか選べない」の3択のうちの3番目。
しかしこれはアウトなのです。
根拠はいくらでも言えます。
〇女とも別れられない、離婚もしたくない夫は、このまま恋愛をし続けたい気、満々です。
妻が詰め寄っても、女が別れてくれないとか、死ぬって言っているとか、放っておけないようなことをほざきます。
俺は別れる気があると言いながら、女のせいにしてきます。
〇この手の夫たちによく感じることですが、自分が放っておかれる、見ててくれないことに苦痛を感じます。
すごく愛情欲しがり屋のかまって君ばかり。
そもそも母親の愛情が不十分で放っておかれたような人ばかり。
精神面が弱い人たちばかり。
女性にも積極的で自分は認められたい、愛されたいという思いが強いし、見捨てられたくない思いも人一倍強い。
この程度にしておきますが、夫自身に根深い問題を見出すことは往々にしてあります。
それに加えて、妻がかまってあげなかった時期があり、そんなときに問題行動を起こすという流れ。
しかし、ここで夫をかまってあげなくていい。
どっちか選んでの2択なんて、そういうことです。
こんなときこそ、夫を突き放す勇気も必要ですよ。
過去に前科があった夫も多いですが、過去の浮気はたいしたことがなかったとか、すぐに別れたならその程度の女だったということです。
どちらか決めて!
どうするかあなたが決めて!
は間違ってはないですが、3択目に対して妻が受け入れられて決断できるのか?そこが大事です。
つまりあなた(夫)がどうしたいかはあなた(夫)が決めるですが、その選択によって妻は夫を見捨てる覚悟が必要なのです。
そういう妻にならないとこの手の夫の不倫は終わりませんよ。
だから女に行動を起こす方が多いのです。
それではよけい終わりません。
それに最後にこう付け加えます。
夫を見捨てられる妻になっても、離婚にはなりません。