子供に妻をとられたような感情を抱く不倫夫 | 夫、妻の不倫、浮気、夫婦問題カウンセリング|河野匡利

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子供にあまり関心を示さなかったり、子供の扱い方(接し方)が悪かったり、父親としての自覚はないのか!?と夫に妻は感じたりする。

 

子供が嫌いなわけではないのです。

タイトル通り、妻を子供にとられた感じがして、自分がかまってもらえなくなりさみしいのです。

 

「子供かっ!?」って感じましたか?

 

これまでに相談された方のケースで感じること(確信できる部分)をお伝えします。

 

このような夫によく見いだすことですが、幼少期に親との関係に問題があった子(夫のこと)ばかり。

 

1つの事例をあげるなら、幼少期に両親が離婚して母子家庭だったなか、ママは仕事で忙しく、子に十分な時間を割くことができなかった。

 

かまってもらえない。ママがいない。ママが迎えに来ない。という不安を抱いてた子の感情はよく聞きます。

 

そしてその後、ママが再婚して新しいパパと暮らすことになる。

もっと僕をかまってほしい、愛情を注いでほしいママが、今度はおじさんにとられたような気にもなります。

 

心は純粋、潔白な幼少期。

養育者との繋がりを一番必要とする時期にこのような壮絶な経験をしていた子。

 

承認欲求はないがしろにされ、満たされることはない。

そしてその理想は僕には無縁のものだと諦めていても、深層心理の中でくすぶっており諦めていない。

むしろ反動で年齢を重ねても承認を強く必要とする子(大人)になる。

ネガティブな出来事が起きるタイミングで承認欲求の強さが出てきます。

幼少期に満たされなかったそれらの欲求は、恋愛すると恋人に、結婚すると結婚相手に求めるということです。

 

つまり、夫婦二人のときは妻にも余裕があったし、承認を与えていた。その時から、この人は??って感じてた妻も少なくないですが、「どうしてなのか」まではわからない。

 

問題は自分たちの子が生まれてからで、夫にとってはママの関心が子にいってしまった感じ。

 

となると、夫は幼少期のあの頃の記憶が呼び起こされ、自分の感情があの不安な子と一体となってしまう。

もう心はざわめき、ネガテイブな投影ばかりして、自分無価値感を感じるわけです。

 

妻は母親になり、子に関心がいく。

それは当然です。子は養育者へ依存する存在だから。

でなければ死んでしまいますよね。

 

普通はです、自分の子に妻をとられたような感情にはなりません。

子を持つ既婚男性に聞いても、「何それっ!?」って理解できない人は多いでしょう。

 

けど、そういう感情を抱く(妻に言った)夫たちにとっては冗談でもないし、不倫しておかしくなっているからでもありません。

 

あと、夫婦二人の時期が少なすぎたケースもよく見ますね。(これ単体では違います)。

 

本日お伝えしたことに当てはまるような夫は、子供に無関心、育児に非協力的です(傾向として)。

かまってくれる女ができると、流されるでしょう。

そして発覚しても謝らない夫が多い。

感情を言うことも学んでいないから、黙る、無視、そして逃げる。

中途半端な行動には拍車がかかります。

 

で、このような夫にどのような妻の組み合わせかも様々ですが、苛立ったり腹が立ち、感情的に言い過ぎたり攻撃するとさらに逃げる夫。

問題を困難にしてしまう。

どんな夫なのか。私からすれば、非常にわかりやすい。

 

浮気、不倫はもちろんだめですが、妻にもわかって欲しい、受け入れて欲しい、そして認識を変えて実践して欲しいことは多々あります。

この先、このような問題が起きない夫婦関係を築きたいならです。