浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
自分は夫にどう振舞ったらいいのだろうか。
自分はどういうふうに接したらいいのだろうか。
そのような質問をよくされますが、
夫の機嫌、顔色ばかりをうかがわないで、
何をどう話そうかにこだわらないで、
自分の気分がいいときに話しかければいい。
そのときそのときで普通に接したらいいのです。
自分の気分がよくないときや、落ち込んでいるとき、腹が立っているとき、それに不倫相手と会った(会う)とわかったとき、無理に明るく振舞わなくてもいいのです。
夫に対してどうこうよりも、自分にもっともっと目を向けてください。
意識を夫以外のことに振る(転換する)のです。
夫を無視する、かかわらないということではありません。
一日のうち、一週間のうち、一カ月のうち、機嫌がいい状態の自分、気分がいい状態の自分を少しでも多くしてください。
自分が意識して自分にそう課すのです。
楽しい自分、ポジティブな自分、機嫌、気分がいい自分は、きっと周囲にポジティブな影響を与えるはずです。
例えば自分の機嫌がよかったから、夫に〇〇して欲しいと頼み事をした。こういうのもよくあります。
今まで何でもかんでも自分でやってきた。どうせ夫に言ってもしないだろうと諦めていた。
素直に言えばいいのです。
もうそんなこと、あんなことまで言いにくくなっている。
自分の気分がよかったとき、夫に〇〇を作ってあげた。
そりゃ、夫も戸惑います。最近そんなことはなかったのにと。
すぐに食べなくても、心の中はうれしい。
そんな相談者様もいます。
義務としてではなく、気分がよかったから。なら、それでいいではないですか。
だからと言って完璧な自分になろうとしないで。
私の存在価値ってなんだろう、私は何をしてもダメだと感じるときもありますが、今の自分はどこまでもネガティブなとらえ方をしてしまうものです。
それは事実なのか。そうはっきり言われたのか。見たのか。
事実と解釈のギャップ。
夫の心はこうだろうと思い込んでしまう癖もダメです。
自分の思考、認識、感情は自分であればコントロールできます。自分の認識に対しては自由裁量の余地があるということです。
自分の機嫌、気分は、夫なんかに左右されない。
どうして夫に流されなければいけないのか。
不倫に蓋をしているとか、放置しているわけでありません。
自分自身の心に蓋をしているのを解放して欲しいのです。
諦めずにやっていきましょう。