浮気、不倫問題専門カウンセラー河野です。
自分が直面し、苦しんでいる不倫問題は、
いったいどの程度のものか、正しく知ってください。
誤解釈している方は多いです。
間違った見解を刷り込まされていませんか?
これまでの夫婦の関係性によって、
どのように不倫問題に対処するかは違うものです。
普段はママ、ママ、〇子、〇子(奥さんの名前)と、
普通に接してきたり、すり寄ってきたりする。
夫婦関係はいいと思っていた妻。
夫も妻に対して大きな不満はない。
不倫していなくても、かなり夫婦は冷え切っており、
妻は夫に対して嫌悪感を感じている。
夫は夫で妻に対して不満はあり、
夫、妻とも夫婦関係はよくない、こじれていると認識している。
しかし、離婚、別居と言うような衝突はない。
極端な二つの例をあげましたが、
どれだけ対照的かおわかりかと思います。
この前者、後者の夫婦の関係性で、
夫が浮気、不倫に走ったとしたら妻はどうしますか?
もちろん不倫夫たちは、ばれないと思ってやるだろうし、
ばれたらまずいとは思っています。
さらにです。
前者の妻は夫婦関係は悪くないと思っているし、
夫のことを信頼しているから、気づかない妻も多いものです。
いっぽう後者は夫婦関係が冷え切っていて、
お互い関わり合うことが少ないし、
元々態度がよくないので、気がつかない妻になりがちです。
でも、ばれました。知ってしまいました。
夫婦関係がどうであっても、別居も離婚も考えていないから、
不倫を終わらたいと誰しも考えます。
なんで不倫なんてして!?
早く別れて、とにかく女と切って!
それが妻の思いです。
そのためにはどう対処したらいいのだろうか。
それが前者寄りの夫婦と、
後者寄りの夫婦では違うということです。
詳細は個々にお伝えしますが、ざっくりと言えばです。
前者寄りの方々の対処において、
ある程度、強めの対処、いけいけの行動をとってもかまわない。
愛され妻や良妻賢母をやっている暇なんてないのです。
つまり、ばれないと思って浮かれてやっている。
こっちにもあっちにも上手いこと言って不倫している夫。
極端な言い方ですが、
夫の愚行を潰しましょうという意識でもOKということです。
でも、先にちゃんと夫に対峙しなければなりません。
しかし、後者。
慎重に対処しなければいけないのはこちらです。
早まった行動、やり過ぎた行動は、
ただでさえ夫婦関係がよくないのに、さらに悪くします。
さらに溝を深く掘ってしまう原因になります。
そのなかでよくある事例ですが、
夫に直接、不倫のことを言い切れない妻。
言ったって無駄だろう。
言い切っても開き直ってしまうだろう。
言ったらキレて暴言吐いて話にならないはず。
どうせ夫に言っても無駄という思い。
不安で怖いし、勇気が出ない方もいる。
となると妻が向かう矛先は不倫相手となるわけです。
女に対してのほうが言いやすい。
女に対してなら、やれる。
女をちょっと脅かせば(女がデメリットを感じるようなことで)、女は引くかもしれない。
旦那には知られずに終わらせることができればな。
また、女は夫に言ったとして、そこで夫は知ることになる。
不倫はすべて妻にばれていることも、
妻がどんなつもりなのかも女を通して夫に伝えられた。
さて、それで解決に向かうのか。
だとしたら、どれだけ妻の期待値が高いことか。
それは妻の思い込みです。
さらに夫婦関係は溝を深め、
不倫をもっと終わらせなくする行動です。
そもそも夫婦関係はどうだったのか。
そこをもっともっと考えて欲しいのです。
真っ先に女に向かうのは、違うんだと。
夫の不倫は女次第、女経由という捉え方ではいけません。
夫の不倫は私次第、そして夫次第。そして邪魔な女。
女はもっともっと後なのです。