浮気、不倫問題専門カウンセラー河野です。
浮気、不倫に至るまでの夫婦を見ると、
考えさせられることは多々あります。
した方の立場、された方の立場に対して、
いろいろなことが見えてくるからです。
つまり今、真っ只中の不倫。
不倫に浸ってる夫（妻）と相手との表面的な関係や、
浮気を繰り返すその行動そのものよりも、
そこに至るまでの夫婦関係に注視することは必要です。
どうしてこんな状態になってしまったのか。
その原因が隠されていることが往々にしてあるからです。
不倫問題をあまり複雑に考え過ぎないでとも言いますが、
これまでの長い夫婦関係を無視しているわけではありません。
きちんと振り返り、十分検証したから、
そこまで複雑に考えないで！って思うし、
奥様のネガティブな思い込みも多く、
事実と違う解釈をしている方々も多いから言っています。
それと、夫婦関係が実際よくなかったことを受け止めて、
理解して欲しい方々もいるから言っています。
浮気、不倫に走るまでの夫婦はほんと様々です。
私（妻）にとっては普通のことだと思っていた。
あまり疑問に感じていなかったこと。
しかし、
した方がそんな思いとは知らなかった。気がつかなかった。
そんなこともよくあります。
でも、いくらなんでも不倫は問題行動であり、許せない。
信頼関係を壊す行動だ。
だからまずは浮気、不倫をやめることが先決だよね。
すぐに不倫を終わらせるために、
どういう言葉が必要で、どう行動とればいいのか。
そのお気持ちも重々察しますが、
今起きている表面的なことに集中し過ぎると、
ネガティブな思考、感情に縛られたままで、
被害者という意識は強いままです。
それでは浮気、不倫問題を解決できる状態とは言えません。
相談者様のケースはほんと様々ですが、
ここに至るまでの（こんな困難な状態になるまでの）
夫婦というものを、あたらめて思い出して欲しいのです。
人は誰しも過ちは犯します。
夫に対して、妻に対して、間違うことだってあります。
完璧にできる人はいない、完璧を目指す必要もありません。
だから間違いは認め、訂正すればいいいのです。
わからなかったこと、気づかなかったことは学べばいいのです。
夫婦関係にもそう感じることはよくあります。
もちろん夫、妻、それぞれにです。