朝と夕暮れ時にはビーチにわさわさと出てくるというno-see-ums、和名はヌカカだそうですが、昨夜は腫れと痒みが言語に絶するものとなりました。時間が経ってからひどくなるので、多少の覚悟はしていたのですが、いかんせん刺された箇所が多過ぎて(45箇所ありました)チリチリとした痛みを伴う痒さと熱を持ったようになってきた両腕と膝下2/3に怖くなり、医療知識のあるお隣にSOS。伺って手足をお見せして慰められ、薬局で買える抗ヒスタミン剤とエプソムソルトをいただいて帰ってきました。
1箇所が3cmくらいに赤く腫れあがり、それが45箇所。ちなみにおでこにも2箇所。想像するだけで背筋がゾゾッとしますでしょ?私の両腕と両足のふくらはぎから下、まるで、"刺されるとこうなります" の症例写真のような悲惨なことになっておりますの。
私は蚊などの虫刺されにアレルギーがあり、刺されたらひどく腫れあがって1週間以上痒みが引かないのですが、これだけ刺されてしまうともうどうにもこうにもお話にならず、昨夜から抗ヒスタミン剤でノックアウトされては眠り、目が覚めるとエプソムソルトのお風呂に入るということを5、6時間置きに繰り返しています。
今日は午後病院に行くつもりでいたのに、お昼前に飲んだお薬が効いて目を覚ましたのが6時近く。お薬が切れていないと運転ができないので、病院は明日になりました。
一日カナダ🇨🇦とお隣から何度か「大丈夫?どうしてる?」と心配され、昨日よりは多少引いてきた腫れに少しだけ安心しながらその都度お返事をしています。
夕陽に染まる海を何度か振り返りながら、写真の小径をビーチチェアーやタオルを持って駐車場に歩いて戻る間、ひと塊になっているような虫の微かな気配は感じましたがまさかこんなに凄い数で刺されているとは想像もしませんでした。翌日から腫れ始め、お昼から午後、夕方とどんどんひどくなるのにも心底まいりました。
虫刺されで完全にダウンですから。
情けないやら途方に暮れるやら。
アレルギー反応がひどければアナフィラキシーショックに陥る可能性もゼロではないので、侮れませんしね。
コロナウイルスで日本からの入国制限が始まる可能性もますます高まってきたこともあり、腫れと痒みをうーっと堪えて我慢しながら、どんよりしょぼんでへこんでいます。配偶者の会社も、とうとう出張見合わせ国のひとつに日本が入ったそうですし、先がますます見えなくなってきました。
せめて痛さを伴う痒みだけでも引いてくれたなら…今夜の私はこれを願うだけで精一杯です。