フロリダで、昨日ふたりだそうです。
私が住む南西端から北に車で2時間〜2時間半、州都タンパのあるカウンティとその南にあるカウンティでひとりずつ。おひとりは、海外渡航歴はなし。ということは市中感染?もうおひとりはイタリア帰り。
日本からは地球をぐるっと半周するここ。
アジア色は非常に薄いのですが、ヨーロッパからの避寒者も多くヨーロッパへ / からの旅行者やクルーズ旅行がお好きな方々もたくさん。アジアからの飛び火を心配する以前に、発症するならヨーロッパ経由かクルーズ経由ではないかしら…と思っておりましたが、「イタリアですか…。」
どこでどう拾ってくるのか、感染していても発症していなければわからないこともあるし、どうしたら未然に防げるのかさえもうわかりませんよね。
免疫力に自信がなく腎臓に微妙な不安がある私は自分が罹ることも怖いのですが、知らずに感染してどなたかを感染者にしてしまうことが一番の不安です。母は風邪のウイルスが原因で肝臓障害を起こし、一時は重篤な容態になりましたし(それで乳がんが見つかっての左胸全摘手術となったのですけれどね)、亡くなる方もおられるコロナウイルスを考えると、"罹っても軽ければ大丈夫" で括ることはとてもできません。たとえ自分は軽症で済んだとしても、母のような苦しみをどなたかに与えてしまうかもしれない可能性を考えるだけでも胸が痛くなりますもん。
かといって、何ができるのかとなると…できることをして気をつけて暮らす以外の何があるのかもわかりません。
一日も早く、臨床試験に入るという治療薬の効果が認められ、特効薬ができることを祈ってやみません。
さて。
こちらは痒み止め。
昨日のビーチ、夕暮れ時に気付かないうちに猛襲されておりました。"no-see-ums"(見えないもの) と呼ばれている、見えないほどに小さな虫でございます。
刺すんです、これが。
見えても砂粒のような点、しかも一瞬。
でも刺されて数時間経つとバリバリと狂ったように掻き毟りたくなるほどの痒みを伴って赤く腫れますの。私はフロリダの蚊にもこのノーシーウムズにもアレルギーがあるらしく、かなりひどいことになる上に、なぜか数人でいても好まれて集中攻撃を受けるのですよー。
夜半に痛痒さで目覚め、朝見ると20箇所ほど。
痒み止めを塗りましたが、お薬に耐性ができたのか効かないのでズンバの帰りに写真のふたつを購入しました。
帰ってきて数えながら塗り、「あら、30箇所も!」でびびっていたら、なんと最終的には42箇所!両腕と両足のふくらはぎから下の出ていたところがまあるい42の赤い腫れで凄いことになっておりますの。
ベータダインはうがい薬のイソジンに似たもので、殺菌消毒や虫刺されにも効果があります。…が、塗布すると肌が黄色くなるので「今日はもうお出掛けしません!」まで待たないと、42箇所も黄色くした日には大騒ぎ!
今はひんやり感もあるジェルのほうを1時間半置きくらいに塗って我慢しています。それでもじわじわ痒くなりますからね。ガリガリ掻き毟りたくてなりません。
それにしても。
42箇所ってねぇ…