クローバー宝石ブルー こんにちは 宝石ブルークローバー

 

 

30年以上悩んで克服した経験から伝えられることがあります。
カサンドラ症候群・家族関係専門カウンセラー 紺よう子

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「あっ!これだったんだ。わたしが苦しんできたことは…」

 

原因が特定できないまま心身の不調に苦しみ続けてきた女性が

「カサンドラ症候群」という答えに辿りついたとき、

そう声をあげる方が少なくありません。

 

幸せな結婚をしたはずなのに、

子どもにも恵まれたのに、

周囲からは羨ましがられるような生活を送っているはずなのに…悲しい

 

それなのに心は穴の空いたバケツのように埋まらなくて生きるのが苦しくて。

その生きづらさから逃れたくて必死に答えを求めても見つからなくて。

 

 

その原因が、心が通い合わない夫との生活によって引き起こされた

「カサンドラ症候群」にあったということを、

長い苦しみのあとに知るケースがよくあります。

 

ひょっとして、今読んでくださっているあなたも「あっ!」

と声をあげ同じ思いをされたかもしれません…。

 

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「カサンドラ症候群」―――

 

発達障害などある種の障害や特性によって心が通わない夫(または妻)をもったパートナーに生じる心身の不調。

「カサンドラ」はギリシャ神話に登場するトロイ王の娘。

アポロン神から予言の能力を与えられますが、皮肉にもアポロンが自分を捨てることを予知して愛を拒絶。

怒ったアポロンから、予言は誰にも信じてもらえないという呪いをかけられます。

 

カサンドラ症候群の当事者は、

①発達に障害を抱えたパートナーとの情緒的交流がない関係に悩み

②心身に不調が表れることに加え

➂誰からも理解してもらえない孤独、

という三重の苦しみに囚われることになります。

 

現在正式な医学名とはされていませんが、

発達障害の急増と共に注目を集めている関係性の病(症状)です。

 

 

※発達障害の発現が男性に多いため、

パートナーである女性側にカサンドラ症候群の発生割合が高いのですが逆のパターンもあります。

 

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近年しだいに認知度も上がってきた概念ですが、

まだ医療関係者や専門家、当事者以外には広く知られてはいません。

 

自分の生きづらさ、絶望感の原因は何なのか…

 

その答えを求めて長い間苦しんでようやくこの病の概念を知った方は

「まるでわたしのことが説明されているよう!」と驚愕します。

 

「もっとはやいうちにこの病のことを知っていたら…」

「もっとはやく適切な対策がとれていたら…」

そんな風に、費やした年月を悔やみます。

 

 

今でも相当数の方がこの病に苦しんでいるはずです。

 

 

一日でも早く、

一人でも多くの方がこの苦しみのトンネルから抜け出せるように力になりたい、

そんなことを願って啓蒙活動やカウンセリング活動をすることにしました。

 

 

当事者だけでなく、

こんな病があるということをより多くの方が正しく知っていてくれるだけでも、

いずれ誰かを助けることに繋がるはずです。

 

「カサンドラ症候群」、ひとりでも多くの方に知ってほしいと思っています。