少し空きました。書きかけの記事はまた今度で。
今日は七夕…ですが、愛媛県松山市は大雨です。
彦星さん、なにかぶちまけてしまいましたか?
冗談はおいておいて…
雨雲レーダーを見ていると、
九州の豪雨と比べればどうみても可愛いものだろうと思いつつも、
昨日の朝から一度も止むことなく、雨が降り続いています。
瀬戸内地方は地中海性気候だからか、
めったに雨の降らない愛媛県松山市。
台風がやってきて、真上を通っているにも関わらず、
何故かあまり降らない松山市。
その松山で、丸1日以上、
ものすごい勢いと量の雨が降り続いています。
九州にかかる線状降水帯の端が、
昨日からずっと愛媛にもかかっているからですが…
少なくとも、私の松山生活の中ではこれほど雨が降ったことは、
今まで一度もありませんでした。
子供の頃も、ここまで降ったことはなかったような。
川の氾濫は勿論、普段雨が降らないからこそ、
長時間大量の雨が降ると、
どれだけ大地に水を貯めていられるのか・・。
実は家の裏手の少し離れたところに山があり、
ハザードマップを見ると、
土砂災害危険箇所に指定されてまして。
竹が生い茂る山だから、
少し地盤は強めかなとは思いますが。
それでも土砂災害の避難勧告が出てしまいました。
ということで、現在避難中です。
…といっても避難所ではなく、
家の中でわんこともども垂直避難をしています。
これでも「避難」になります。
「避難」は避難所に行くことだけではありません。
災害の原因によっては、
下手したら避難所の方が危ない・孤立する環境だってあります。
↑今回垂直避難を選んだのは、うちの場合はこれも大きいです。
うちより低い位置にある、氾濫しそうな川の近くの避難所は
流石に大雨のときには昼でも行く気はせず・・・。
また、ペットを飼っている場合、避難所がペットNGはままあり得ます。
・・・というか、相も変わらず松山市は何の手も打ってないようで、
同行避難ですら、避難所につれて来てほしくないのだろうな
…としか読めない姿勢のままです。
↑松山市の最新の避難所運営管理マニュアル(PDF)に
犬猫を屋内に入れるのは禁止と明記されています。
これは、屋外においておく前提で、
同行避難自体は可能という体裁は保っています。
しかし現実的には、ペットの居場所は
今回のような大雨や台風など、どんな天候でも屋外のみと解ったら。
自治体がどんなに避難しろと呼びかけても、どんなに危険でも、
避難しない選択をする飼い主さんは出るでしょう。
ペットを蔑ろにすると人間の救命率が落ちること、
犬猫を連れた現状に即した避難に積極的な姿勢の方が、
災害時の救命率が上がることは既に立証されています。
にもかかわらず…心から他の自治体が羨ましい限りです。
愛媛県や松山市の自治体の方々には、
他の自治体でのやり方や、アメリカのスノーボール法等是非調べて、
人の命を守るために、現実に即した対応をできるようになってほしいと願うばかりです。
そんなわけで垂直避難で寝室に連れてきましたが…
ふとみると…こんなかんじ↓
なぜ人の布団をきれいに挟んで
微妙なキープディスタンスですか・・・。
とりあえず二人が過ごす環境を作るためにも
ベッドに上げてまたせて、ふと見たら、これです。
相変わらず仲が良くないふたり。
…まあ、これでもマシです。
先程避難したときは、普段と違う環境におろおろするじんが、
こむぎにくっついて座ろうとしたのですが、
こむぎさん、うー!と脅す脅す・・・。
しょんぼりするじんさん。
・・・が、これなので、進歩といえば、進歩…かな?
もう少し仲良くなってくださいな。君たち。
今日は七夕。
私の願い事はこれ。
梅雨の終わりの長雨と言いますが、
植物を育てる優しい雨ならいざしらず、
こんな暴風雨はいりません。
勘弁してください。
どうかどうか、
今後、今年、明日以降は勿論、
来年もその先もいつまでも、
穏やかな梅雨になりますように。
もう一つ願うことができるなら。
松山市のペットとの避難や災害対策が
もう少し現実に即したまともな対応に…
せめて他の自治体のように
命の区別をせず、人の命だけでなく、
ペットの命をより助けることのできる形となりますように。
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