神戸に持っていたマンションを売りました。
長いこと、知り合いが住んでくれていたのが、
昨年春、お母様の残したマンションに引っ越され、
その後は空き家で、神戸に帰る度に風を入れに行ったりしていた。
今は横浜でもマンションを買っているのだけど、
この神戸のマンションも、
いつか帰って来るかも、、、帰って来たい!
と思い、売るつもりは全く無かった。
ビンテージマンションと言われるに相応しい、
中古で買った古いマンションなのだけど、
造りが変わっていて、
一棟が5階建、真ん中に階段があって左右に一軒ずつ全部で10戸の部屋がある。
だから左右どの家も角部屋、全室窓付き。ベランダ(バルコニー)は2箇所付き。
それが敷地に15棟立っていて、
裏側(南)には各戸、花壇が割り当てられているんだけど、
敷地内は花壇以外の所にもみなさん花や果樹を植えて、
春になるとたくさんに花が咲いて
散歩が楽しかった。
桜の木も何本も、ベランダから見えた。
花壇の向こうには公園。その向こうは小学校。
北側は高台になり、遮る物がないので、風通しが素晴らしく、
入居してから10年、エアコンを設置しなくても夏を乗り越えれたくらい。
(昨今の夏の暑さには耐えられなくて、住んでくれていた知り合いからエアコン付けてくれない?と連絡があったのは3年前かな。それまで無し!)
ああ、大好きだった❗️
昨年11月、やっとパパが一緒に神戸に行く機会があり、
マンションを見に行って、
その足でリフォーム屋さんに相談しに行った。
全面リフォームで、提示された見積もりは、想定通りの金額だった。
さあ、ここからはこのマンションをリフォームしたとして、の
メリット、デメリットを考えないといけない。
「大好き❗️」だけで決めるわけにはいかない。
そして、別宅として持つのも
賃貸で貸し出すのも、
将来、神戸に帰って住むのも、
全てデメリット面しか無いと思った。
何はなくとも
「横浜で災害に遭ったら、神戸のマンションに行けるやん」
というだけでも心強いけど、
いつそうなるかわからない間も
管理費と税金は払い続けないといけない。パパが働くのも後数年。その後年金生活での支払いは負担に感じるだろう。
老後そこに帰ったら帰ったで、めちゃ不便なところにあるので、
年寄り向きでは無い。
駅から遠いし、スーパーも近くに無い(以前はあったのだが)。
坂多し!(それも急な坂)
だから賃貸も難しい。
今の時代、お金を持つより物で持つ方がいいか?
と思う面もあるけど、
やはり、色々考えると、ここは手放すしかない
という事に。
リフォームを見積もってもらったところは
大きめの工務店で、不動産売買も手掛けているので、
そのまま担当者を販売の方に代わってもらい、
その後さっさと買い手が決まった。
なぜすぐに決まったかと言えば、
ほぼ買い手の言い値で売ったから。
私もだけどパパはもっと頻繁に神戸には行けないので、
売れるならいくらでもいい、とおまかせしたのだ。
ただ同然の金額。
色んな手数料などなど引いて、
マイナスにならなかっただけマシ
という状況だった。これも想定内。
神戸の不便な所にあるマンションはそんなものです。
買った人は資産運用に使う、との事だそうだけど、
リフォームを最低限に抑え、後はDIYして貸し出すなり、DIY自由な物件として貸し出すなり、
それはそれで良いだろう。
私の愛した部屋を、気に入った住まいにして
幸せに住んでいただけたらと思う。
本当言うと、
マンション自体は好きだったけれど、
場所は、パパの出勤にも時間がかかり、パパがかわいそうだった。
私の実家近くに住む方がよほど職場に行くのに近くて、神戸の中心部にも近くて良かったのだけど、
パパのお母さんの手前、それはできなかった。
強烈、熱烈に同居を願っていた義母だったから、
それをなんとか誤魔化しながら別居を続けていたので、
パパの実家よりうちの実家の近くに住むなんて!
そんな根性私にはなかった。
その義母も神戸を離れ、実家も処分して
今うちの近くの施設に入居している。
もう自分の子供の顔もわからないけど、
今でも
「そろそろ神戸に帰ろうと思います」
と不自由な足でふらふらと廊下に出て行き
職員さんに部屋へ連れ戻される事があるみたい。
義母も神戸を離れてから8年?もっとかな?
何もわからなくなっても
ずっと神戸の家に帰りたい気持ちは覚えてる。
私も今は父がいてくれて帰る理由があるから神戸に行けるけど、
それがなかったら、行きたくても行けない場所、帰りたくてもかえる家がない所になるのかな、大好きな神戸。