読書日記「シナリオ人生」 | 小林桃子ブログ「旬のもも日記」

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こんばんは合格

えー、風邪薬を近所の行きつけの薬屋さんにて、今日買ったんです。

すごいです!

ずいぶん楽になりました!

と、いうのもね、栄養ドリンクをお湯で割ったものを一緒にいただいたんです。

それで薬を飲んだらウソみたいに薬が効いたんです。

今は薬がきれてちゃいましたが・・・

持つべきものは行きつけの親切な薬屋さんですね音譜


レッスンに無事行きまして、昨日と同じテキストをやらせてもらえました。

少しでも休んだ分を取り返せたらいいなと思います。

来週着物での宣材撮影があるので、その着物の色もマネージャーさんに相談して決められたので、良かったです。

久しぶりの着付けなので、練習しておかなくっちゃビックリマーク

事務所の若い女の子たちは水着と浴衣ですが、私は浴衣と着物で勝負ですチョキ

今回もメイクさんが入ってくださるということなので、楽しみですラブラブ



さて・・・

今日の読書日記は、レッスンでおススメしてもらった本の読書日記です。


「シナリオ人生」

          新藤兼人 著


ドラマは人生だ。

どちらも発端、葛藤、終結の三段階で構成される。

著者は、貧乏と戦争とさまざまな不幸に加え絶えざる研鑽ののちにそれに気づく。

現像場の便所の落とし紙に印刷された脚本を熟読し、小津安二郎、溝口健二、内田吐夢らの映画つくりから直接学んだドラマと人生の核心。

92歳にして初心をふりかえる人生的エッセイ。



今朝の日記で、好きな映画の話を書きましたが、なんでそんなことを書きだしたかというと、

この本を読んでいたからなんです。

新藤監督のこの本を読んでいて、あぁ、日本映画をみたいなぁって思ったりして。

今から7年前のエッセイなんで、現時点で、新藤監督は99歳の最高齢現役監督だそうです。

このエッセイは、とても読みやすくわかりやすいものでした。

優秀なシナリオライターの書くエッセイはこんなに読みやすいのか・・・?

下手な小説家より、ずっと読みやすかった!!

そして、映画創りをいまいちわからない人間が読んでも面白く、分かりやすく、興味を持って映画のことを知ることが出来ました!

昔の映画の作る工程も分かりやすく描かれているのが素晴らしいアップ

映画創りに・・・脚本を書くことに・・・かけて生きてきた新藤監督の人生の断片が描かれていました。

奥様とのシーンも泣けました。

生の戦争体験も映画への想いの中で書かれていて、第二次世界大戦関係のことが苦手な私でも

嫌にならずに最後まで読めました。

脚本の三段階に関しては、実感としてはわからないですけど、例に挙げておられる作品が、

演劇の古典作品で、例として、とてもわかりやすかったのも良かったです。

シナリオがどれほど大事なのかということを改めて考えるいいきっかけになりました。

図書館で借りてきたんですが、他にも新藤監督の著書を借りたので、また楽しみに読みたいと思います。

そして、今回のエッセイを読んで、無声映画も観たいなと思いました。



今夜も早く寝て、風邪を早く治そうと思います音譜

明日が皆さんにとって楽しい一日になりすようにニコニコ

明日またこのブログでお会いしましょう虹

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